【当該車両について】
第二次世界停戦後、スポーツカーに着手したGMが開発して1954年に登場したシボレーコルベットは、70年にも渡り製造され続け、現行モデルは8世代目になります。

LT1のMT車という並行車でしか在り得ない希少なモデルです。
アメ車とドイツ車の大排気量をこよなく愛するオーナーさんが、時間とお金をたっぷり掛けて仕上げた4世代目のコルベットC4です。
時代背景として、厳しい排ガス規制や省燃費化が課せられる等、高性能車にとっては受難の時期でしたが、アメリカの自動車産業に最も活気があった時代を象徴する車のうちの一つではないでしょうか。
助手席に乗せていただき、安全運転の範囲内で踏み込んでいただきましたが、大排気量ならではの瞬時の加速感は素晴らしく、荒々しくも安定感があったりと、とにかくゾクゾクする車です。
5.7L V8エンジンの迫力を味わいたい方にはおススメの1台です。

【外装】
テールランプが日本仕様に変更されていますが、ほぼオリジナルの状態です。
屋根は前オーナーさんが塗った際に、若干空気が入っている個所がありますが、外装全体は目立つようなダメージも無く、コンディションは良好です。

【内装】
現オーナーさんが購入時に新品の純正ステアリングに戻しており、内装もほぼオリジナルです。
ダッシュボードには経年劣化のためパーツの境目でチリがあっていない部分もありますが、ヒビ、割れなど目立つようなダメージは無く、概ね良好なコンディションです。
シートもキレイで、清潔感のある室内です。
センターコンソール裏は大きく張り出しているため、運転席助手席共に足元はかなりタイトな印象です。

【機関】
不具合箇所は予防対策を含めてひと通り手を入れたので、現状はとても良好です。
購入時に、ウォーターポンプ、スターターモーター、オルタネーター、フロントアッパー及びアンダーマウント、プラグ、イグニッションコイル、イグニッションモジュール、クラッチマスターシリンダー、クラッチレリーズシリンダー、油脂類全般等全て新品交換しています。
直近の整備でも、ベルハウジングやクラッチデュアルマスコンバージョンキット等の高額パーツを使用してのクラッチ交換OHやディストリビューター交換も行っています。
整備性があまり良くないため、都度エンジンやミッションの脱着を伴う高額作業となるため、一巡している現状は、とても安心できる状態です。

また、足回りの面でも、購入時にタイヤとサスペンション(KYB)新品交換済みです。
暫くはこのまま乗れそうです。

当該車両は東京都内にあります。
個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料金(14,860円)と月割の自動車税(101,200円)のご負担をお願い致します。