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◆BMW6シリーズE24について
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BMＷの初代6シリーズは1976年にジュネーブ・モーターショーにてBMW630CS、633CSiが発表されます。当時のBMWのフラッグシップクーペであり、『世界一美しいクーペ』と評されます。コードネームはE24です。
1978年には635CSiが発表され、3.5Lエンジンを搭載し、トランスミッションは5速MTが採用されました。エクステリアではフロントスポイラーやリヤスポイラー、サイドストライプが標準装備されます。
1979年には、キャブレター仕様の630CSがインジェクター仕様の628CSiに変わります。
1982年には、ベースモデルの5シリーズのフルモデルチェンジに伴い、サスペンションなどが一新され、635CSiはエンジンが一新されました。
1987年には第3世代DME（デジタル・モーター・エレクトロニクス）制御のビッグシックスエンジンを採用され、アメリカと日本向けの触媒付き仕様の出力が大幅にアップします。さらに、衝撃吸収バンパーの装着（アメリカ仕様では発売当初から装備）とエアロの標準装備によりエクステリアが大きく変化します。
1989年に生産終了となります。
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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両は1989年モデル、最終のBMW635CSiAです。
ディーラーモデル、4速オートマチック車です。
現オーナーさんは、お知り合いの方から購入されます。
購入してからは以下の整備を実施されます。
・スピーカー交換（音を良くしたいと思い、交換しましたがいま一歩だそうです）
・ヘッドライトLED化
・コーティング
・ディスプレイ装着
・バックカメラ装着
・タイヤ新品に交換（交換してから3カ月、1000km未満の走行）
・エンジン整備
車庫整理のための売却です。
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◆外観
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最終モデルの衝撃吸収バンパー、エアロパーツを標準装備しています。
ソリッドの濃いブルーカラーは、車のシルエットを際立させています。
ローダウンも影響して、ちょい悪なイメージですが、でもカッコイイですね。
メッキもきれいな状態です。
塗装は過去のオーナーさんの時代に再塗装されているようです。
ワイヤレスドアロック付き、キーは2本あります。
右リヤフェンダー下部にひっかき傷がありました。
トランクリッドを開けたとき、閉じないようにリンクロッドがあるのですが壊れているため、外しています。そのため、トランクリッドが閉まらないようにするためには手で支えるか、棒状のもので支持する必要があります。
ホイールは当時流行りましたBBS鍛造ホイール、タイヤサイズはフロントが225/45ZR17、リヤは245/40ZR17です。
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◆内装
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オリジナルの状態を保ったいいコンディションの内装です。
フロントシートは電動パワーシート、機能が細かく分かれているため、ジャストフィットするポジションを見つけることできます。
バッファローシートは本革製、革が分厚いので破けたりはしません。
しかし、経年劣化により、擦れはありました。
ドライバーズシートはパイピングが切れている個所がありました。
ダッシュボードにひび割れなどは見当たりませんでした。
オンボードコンピューターは健在、集中チェックインジケーターも作動しています。
インパネセンターには後付けのディスプレイがあり、スマホと繋げて音楽視聴、ナビゲーション、バックカメラ連動ができます。
現在タコメーターが正常に作動していません。時間があるときに修理する予定です。
リヤシートは左右セパレートタイプで飛行機のファーストクラスに似ています。センターには後席用のエアコンが装備されています。
リヤシートヘッドレスト後部の小物入れの蓋が変形していました。
エアコンはよく効くそうです。
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◆機関
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パワーユニットは3.5リッターのビックシックスエンジンを搭載、4速オートマチックとの組み合わせです。
現オーナーさんのときに腰下のエンジン整備を実施しています。
◆エンジン仕様
・種類：直列6気筒SOHC
・総排気量：3430cc
・最高出力：211ps(155kW)/5700rpm
・最大トルク：31.1kg・m(305.0N・m)/4000rpm
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◆足回り
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オリジナルの足回りですが、ローダウンしています。
◆足回り仕様
・ステアリング形式：ボールナット式（サーボアシスト付）
・サスペンション形式(前)：ダブルジョイント・スプリングストラット
・サスペンション形式(後)：セミトレーリング・アーム
・ブレーキ形式(前)：ベンチレーテッドディスク
・ブレーキ形式(後)：ディスク
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◆メンテナンスについて
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以下の整備記録がありました。
◆1989.7 納車前点検
◆1989.10 新車2ヵ月点検
◆1990.11 6ヵ月点検 5,142km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
◆1991.7 12ヵ月点検 7,786km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・P/SタンクFホース交換
◆1991.9 一般整備 8,587km
・マスターシリンダーKPL交換
◆1992.6 24ヵ月 12,095km
・エンジンオイル交換
・左右コントロールアーム交換
・左右ブッシュ交換
◆1993.5 6ヵ月点検 15,385km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・バッテリー交換
◆1994.6 24ヵ月点検 18,701km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・ブレーキホース交換
・リヤブレーキパッド交換
・発炎筒交換
・テールバルブ交換
◆1995.4 一般整備 21,662km
・フロントアクスルキャリア分解整備
◆1995.9 一般整備 22,980km
・ハイドロリックリザーバー交換
・プレッシャーSW交換
◆1996.7 24ヵ月点検 25,253km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・ブレーキフルード交換
・A/Cベルト交換
◆1998.7 24ヵ月点検 29,082km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・ブレーキフルード交換
・スパークプラグ交換
・燃料ホース交換
・ブレーキホース交換
・発炎筒交換
・冷却水交換
・ヘッドカバーガスケット交換
・トランスミッションスクリーン交換
・ショックアブソーバー交換
・左右ピットマンアーム交換
◆2000.7 24ヵ月点検 34,376km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・ブレーキフルード交換
・Fブレーキパッド/Rブレーキパッド交換
・ライトSWイルミバルブ交換
・フォグSWイルミバルブ交換
◆2002.７ 24ヵ月点検 45,852km
・ブレーキホース交換
・ワイパーラバー交換
・クーラントレベルセンサー交換
・発炎筒交換
・ウォッシャーノズル交換
・マフラーリング交換
・ファンベルト交換
◆2004.7 24ヵ月点検 62,862km
・ブレーキフルード交換
・コントロールアーム交換
・エンジンオイル交換
◆2005.7 12ヵ月点検 70,877km
・ブレーキフルード交換
・冷却水交換
・エンジンオイル交換
・ワイパーラバー交換
◆2006.7 24ヵ月点検 80,855km
・エンジンオイル交換
・発炎筒交換
・H31 SW交換
・バッテリー交換
◆2007.6 12ヵ月点検 87,066km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・ブレーキフルード交換
・ブレーキマスターシリンダー交換
・ブレーキブースター交換
・ブレーキアキュームレーター交換
・ワイパ―ラバー交換
・エアエレメント交換
・ブレーキランプバルブ交換
◆2008.7 24ヵ月点検 90,391km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・冷却水交換
・ブレーキフルード交換
・ワイパーラバー交換
◆2010.9 24ヵ月点検 93,330km
・左右フロントショックアブソーバー交換（ザックス）
・左右フロントアッパーマウント交換
・左右リヤショックアブソーバー交換
・左右リヤアッパーマウント交換
・左右リヤラテラルロッド交換
・左右フロントバンパーラバー交換
・左右サイドシール交換
・リヤデフオイル交換
・ATクーラーホース交換
・ATF交換
・リヤスタビロッド交換
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・冷却水交換
・ブレーキフルード交換
◆2011.2 一般整備 93,542km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・ワイパーラバー交換
・タペットカバーPK交換
・バルブクリアランス調整
・オイルデリバリーパイプワッシャ交換
・PSオイル交換
・PSホース交換
・キーヘッド（イルミネート）交換
◆2012.9 24ヵ月点検 95,657km
・ファンベルト交換
・スパークプラグ交換
・フロントブレーキキャリパーシール交換
・フロントブレーキパッド交換
・フロントブレーキディスク交換
・ブレーキフルード交換
・ヒューエルフィルター交換
◆2014.8 24ヵ月点検 97,442km
・ファンベルト調整
・ワイパーラバー交換
車は愛知県にあります。
法人登録の為、消費税がかかりますが掲載価格は消費税込みの価格です。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。
