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もうこんなに程度のいい名車E46 330i Mスポーツには、
お目にかかれないかもしれません。
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名車E46最上級グレード330iの前期型、ドイツ本国生産の最終モデル
(後期型より南アフリカで生産)
何と言っても、走行17,700km。
新車時の雰囲気と輝きが残り、もうこんなに程度のいい名車E46 330i Mスポーツには、お目にかかれないかもしれません。ウエザーストリップにも艶があり輝いていました。
22年間12ヶ月点検と車検はすべて正規ディーラーで実施。(20年の車検は購入店)
いわゆる納屋モノに近いクルマです。
20枚に渡る12ヶ月点検と車検の記録簿によれば、距離は短いけれどエンジンをかけ実走し、ベストなコンディションを維持されています。
さらに、現オーナー様も、昨年2022年6月に、新車時の走りを、BMWの「駆け抜ける歓び」を体感したいとの思いで、どうしても劣化する足回りのブッシュ類を、BMWディーラーで交換して、新車時の走りを実現しています。
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クラフトマンシップ息づくドイツ本国生産
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程度のいいE46を探していたオーナー様は、同じE46モデルでも後期型を探していました。
その時は単に、前期型から熟成されているだろうから、年代の新しい後期型がいいだろうと思っていたそうです。
そのころディーラーの担当者の間でもE46の人気が高かったそうで、特に最上級モデルの330iMスポーツが一番でした。
ディーラーの方が前期型のほうがおすすめだとのこと。
理由を聞くと
E46は後期から南アフリカ生産となったとのこと。
前期モデルがE46のドイツ本国での最後の生産のだと知り、前期モデルの購入を決めたそうです。
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走行距離17,700km タイヤ交換、足回りもメンテナンス済。
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年数こそ重ねていますが、走行距離は17,700kmにすぎません。
一概に走行距離が短ければいいというものではありません。
エンジンもかけず、走行もしてないと、車庫保管でもどうしても不具合が出てきて、オーバーホールが必要になってきます。
このクルマの場合、放置しっぱなしでもなく、前オーナー現オーナーも、複数台所有する中で、たまに運転する程度なので、この程度の走行距離とのことです。
また複数台所有されているので、雨天時の使用はしない、車内のシートにはシートカバーをかけているので、現在も新車のような雰囲気、輝きも維持できるとのことでした。
ちなみにディーラーでの高品質のコーティングを2回も実施しています。
とはいえ現オーナー様は、昨年6月に経年劣化を考えて足回りのブッシュ類の交換を、BMWディーラーで行っており、筆者も同乗しましたが、その走りは新車時とかわらないシャキッとしたBMWの「駆け抜ける歓び」そのものでした。
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正規ディーラーで12ヶ月点検と車検を22年間実施 記録簿20枚
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現在2オーナーになりますが、前オーナー様が非常に几帳面な方で、それほど走行距離を伸ばすわけでも無いのに、しっかりと正規ディーラーで12ヶ月点検と車検をされていました。
17,700kmの距離もしっかりと裏付けが取れています。
計算すると、700〜800kmごとにBMW正規ディーラーで 12ヶ月点検と車検を実施。
オイル交換他、タイヤ交換も ディーラーで行うという徹底ぶりです。
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ちょうど良いボディサイズに、50:50のボディバランス。
NA直列6気筒3.0リッターエンジン
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E46の車幅は1740mm。
現在の3シリーズは、大型化して1800mmを超えております。
今から思えば今は無き古き良き時代のコンパクトなボディサイズ。
それに3.0リッターのNA直列6気筒エンジンを詰め込んだスポーツセダンです。
フロントヘビーになりがちに思われますが、そこはさすがのBMWです。
そこはきっちり前後重量配分は50:50で理想的なバランスをとっています。
シルキーシックスとコンパクトボディ、50:50重量バランスが素直で
ダイレクトな感覚のハンドリングで抜群な走りを反映しています
低速トルクからなめらかに盛り上がるエンジンと重低音サウンドを楽しみながらBMWらしいスポーティーな魅力を堪能できるスポーツセダンです。
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最後のシルキーシックス。名機M54エンジン
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いうまでもなく、BMWのシルキーシックスは、
モータースポーツで輝かしい結果を残してきました。
その理由はいくつかありますが、3.0リッターの排気量により十分な出力とトルクに加え、チューニングに適したエンジンである点も見逃がせません。
E46型M3に搭載されたS54B32型、3.2L DOHC直6は、
最高出力343ps/7900rpm、最大トルク37.2kg-m/4900rpmを誇る、驚くほど高回転型ユニットとしてチューニングされています。
このポテンシャルの高さも名エンジンといわれる所以です。
残念ながら、M54エンジンもここで進化を終えました。
M3も非常に魅力的ですが、普段の足としても考えるなら343psのパフォーマンスは、ハイスペックすぎるかも。Mスポーツあたりのバランスがベストではないでしょうか?
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名機M54エンジンは、やっぱり3.0リッターが別格
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BMWの直列6気筒M54エンジンは2.2リッター、2.5リッター、2.8リッター。
などラインナップがありますが、やはり3リッターのM54エンジンと比べると感触は全く違います。
現オーナー様も、シルキーシックスを楽しむならぜひこの最上級の3.0リッターエンジンをお勧めしますということです。
何しろ3.0リッターは、パワフルで、低速トルクが あるので街乗りも使いやすく、更にNA直列6気筒のおかげで。高回転域まで回るので、高速までしなやかに加速します。
M54は、さすが、エンジン屋BMWが作った歴史上に残る名機と言われる由縁です。
また3.0リッターのエンジン音は、走行中サウンドは最高!
気持ちのいい重低音で高速道路、トンネルなどが楽しみになります。
スポーティで アクセルをいつまで踏みたくなるそんなエンジンとのことです。
よくライバルとしてあげられるメルセデスの190E2.6リッター。
これもストレートシックスですが。 以前、オーナー様は2台乗り継いだほど、 ほれ込んだ車でしたが、
BMWの3シリーズのシルキーシックスは、それよりも上とのこと。
BMWの上質なでなめらかな高回転域でのパフォーマンスに惚れ込みました。
今回は、現オーナー様は、日常はホンダ車を使用し、このたびマニュアルでシルキーシックスを楽しむためにZ3を購入され3台所有となり、減車をされるとのことです。
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その他、整備詳細
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●屋根付きガレージ保管。 もちろん前オーナーも屋根付き保管と思われます。
●現オーナー様は、雨天時は使用せずホンダ車を使用。(前オーナーも雨天時は使用していない模様)
●あえて、問題点をあげるとすれば
カーナビが古いタイプで地図情報を更新する必要があります。
●2023年2月 バッテリー交換
●2022年6月 足回りブッシュ類交換メンテナンス済
●2022年1月電動格納ミラー交換
●オイル交換、フィルター交換 12ヶ月ごと
●コーティングは、前オーナーが新車時にヤナセで実施。
●エアコンもしっかりと効いておりました。