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BMW E30 320i 1990年式
車検 2024年4月 走行 80,604km
取材時表示
備考 ・フルノーマル極美車 ・右ハンドル AT正規輸入車 ・車体番号 WBAAD62-020FG46XXX ・型式 E-A20 ・原動機の形式 206K ・ダイヤモンドブラック
長さ 432cm 164cm 高さ 138cm 重量 1230kg 排気量 1990cc
取材日2023年1月20日

「今の時代だからこそ解る本来の真の魅力・・・!コンパクトボディにシルキー6は、居心地の良い実に官能的な大人の乗り物だった・・・!魅惑のネオクラシックへと昇華した、とても美しいベーシックなE30 320iを普段使いにする至高の贅沢とは・・・!」

アンティークや骨董品など、時代を経た後改めてその良さに気がつく物は、私たちの身の回りで往々にして存在します・・・。ガソリン車の時代から様々な代替エネルギーへと時代がシフトし、最も魅力を感じるデザイン自体さえ個性を失ってしまった今だからこそ、当時の存在感や魅力が“味わい”としてクローズアップされる・・・。今日ネオクラシックとして昇華したBMW E30シリーズこそ、まさにその代表格と思う次第です・・・。

時は日本中がバブル景気に沸く「あの」時代の真只中・・・。全世界で通算234万台が生産され、日本国内にも正規物だけでは数が足らず、人気に沿って並行輸入物など数多くが輸入され、「六本木のタクシー」とまで揶揄された、空前の大ヒット車がありました・・・。クールな外観と上質なインテリア・・・、そしてシルキーな6気筒エンジンで、これに乗る人全てを魅了した、素晴らしいジャーマンスピリットE30シリーズです・・・。

あれから30超年経過・・・。今日日本国内でかつての名車E30シリーズを見つけることが極めて難しくなったのには、実は類稀なる日本経済の歴史の悪戯が大きく影響しています・・・。

活況に湧く空前の好景気の最中、海外のビルダーから見て日本市場は大変魅力的なビッグマーケットでした。イタリアの牛印や馬印、英国の天使達、そしてアウトバーンの申し子達は、驚くほどの数が輸入され溢れていた程です・・・。それらが時間の経過とともに徐々にユーズド市場に出るや、「需要と供給のバランス」を著しく欠き、それらの高級車達は、その商品価値に比べて不当とも言える「飽和価格」である時期ユーズド市場で再販されました・・・。

世界一厳格な車検制度が存在し、潤沢にお金をかけられた日本にあるそれらの名車達・・・。そこに目をつけたのは、当然の事ながらその本来の価値を知るドイツ本国、ヨーロッパや新興国の目の肥えたバイヤー達です・・・。その時代の「輸入高級車」は、誠に残念ながら・・・その殆どが再度海を渡り、今日国内に残るのは極僅か・・・の状況を呈しており、海外の市場をリサーチしても“This is a vehicle that was once used in Japan.”(和訳・日本から逆輸入した車です) という付加価値の説明書き付きで販売されている名車を多くみる事が出来る程です・・・。

「一度きりの人生・・・絶対もう一度乗りたくなるドイツの絶盤名車・・・!軽いボディと軽快なエンジンが生み出す独特の世界が素晴らしい・・・90年式BMW 320i・・・!」

コンパクトな後輪駆動のサルーンが不足していた1980年代、E30は軽量で洗練された、比類のないドライビング・プレジャーを提供する特別な存在として全世界から大きな注目を集めました。

「官能的シルキーさ」という名言を生んだ、伝説のM20型1990cc直6エンジンを搭載した320iは、踏み込みこそトルクは少々薄いものの、3500rpmを超えた域はまるで別世界・・・今はもうなくなってしまった機械式のオルガンペダルを、チャンスがあればグッと踏み込み、この領域を確かめるようにBMWを味わう様は、脳裏に響く何かが確実に存在し、その官能性を味わうことを唯一の楽しみに毎回乗り込むのです・・・。
当然目でレブカウンターは凝視できないスピードの領域・・・。
6500rpmでレッドゾーンが始まる前のBMWエンジン独特の、高周波の金属音が混じったエンジンサウンドと共に、軽量ボディがすっ飛ぶように加速するのは超絶快感・・・!高い速度域にも関わらず、剛性の高いシャーシは寸分も悲鳴をあげず、「もっと飛ばせ・・・」と言わんばかりにステアリングは高速度域でなおしっとりと落ち着いてくる・・・。一度味わってしまうと抜けられない・・・BMW E30 320iとの蜜月はこうして始まっていくのです・・・!

現在の車に乗り慣れた今、あえてE30 320iに乗り込むと、誰もがそのコンパクトなサイズにあえて驚くことでしょう・・・。それでもセダンらしく、後部座席にパッセンジャーを快適に飲み込むマナーは流石と思うほど上質です・・・。
実用性100%でありながらも、スポーツ性能200%を兼ね備えたオールマイティな性格は、日々の平穏な生活に考えられないほどの素敵なエッセンスを与え、ファミリーが車内で談笑する傍ら、ドライバーはステアリングを握る喜びを一人ニンマリとほくそ笑む・・・。そんな状況を実に寛大に享受させてくれるのです・・・。

「まさに希少な時代のサバイバー!超極美車・・・つい最近までワンオーナーガレージ保管だった90年式E30 320iは、フルノーマル・完全オリジナルの容姿で見る者全てを釘付けにする・・・!」

発売から33年経過したフルオリジナルの極美車・・・。驚くことにオリジナルのホイールキャップに至って全くの無傷の状態で、ダイヤモンドブラックの個体は筆者の目前に佇みます・・・。あえていうならば・・・ダッシュ・パネルの2箇所に僅かな亀裂があり、なんだかの方法で修復を試みた痕跡が確認できるのみ・・・。ドアパネル〜ドライバー・インターフェイス〜全てのシートに至るまで、33超年経過したとは到底思えない程状態良く残っており、目から入ってくる現実の情報と、この車がネオ・クラシックであるという脳内の認識がショートしそうな程・・・!不思議な感覚がビリビリと交差する想いです・・・。

現在のオーナー様は、味わい深いネオ・クラシックの分野をこよなく愛される、自動車関連業界の経営者でおられ、現在は車にとって非常に恵まれた、完全空調付きの室内ガレージ空間で大切に保管され、気になった所はすぐに対処するなど貴重な個体をとても大切に管理され、また時折富士山周辺をドライブして好調を保っておられます・・・。

右のバンパーに埋め込み式のフォグランプのカラーがオレンジなのは、フォグランプのステーが劣化して破損、本国から取り寄せたのがオレンジだったとの事・・・。「きっとクリアタイプも見つかることとは思います・・・。」とはオーナー様のお話しです・・・。

内外装とも極上状態・・・エアコンもしっかりと効き、インシュレーターでさえ真っ新・・・エンジンも高回転域までしっかりと吹け上がる個体を前に、「現時点での不具合は・・・?」とお聞きすると「全くありません・・・」との即答が返ってきました・・・。

筆者がとても気になる・・・「ここまで綺麗な個体なぜ手放されるのですか・・・?」との質問には
笑いながら一言・・・「仕上がってしまったから・・・」とはオーナー様のお言葉でした・・・。

わかる気がします・・・

貴重なクルマが仕上がった姿を夢見て、ひたすら追求されプロセス其の物を楽しまれる・・・。
エンスージアストの皆様には思い当たる方も大勢いらっしゃる事と思います・・・。
その苦労の歴史を次の大切にして頂ける新オーナー様に直接伝達し、貴重な個体をこうしてご紹介できるのが、個人間売買の最大のメリットだと特に意に感じたのが、今回の90年式BMW E30320iの取材だったのです・・・!

是非、巻末写真50枚と動画を合わせてご確認ください・・・。

「1990年式 BMW E30 320i 取材後記・・・」

久しぶりに見た極上美車E30 320iは、やはり最高にクールなネオ・クラシックでした・・・。
どこに行っても「懐かしいとても綺麗な車ですね・・・」と声をかけられるとはオーナー様の談・・・。撮影時にも通りかかる人々が振り返って行かれる様子に、やはり当時一世を風靡した名車には何かある・・・と感じた次第です・・・。

しっかり仕上がったドイツの絶盤名車を、毎日乗る究極の選択肢・・・。
ベーシックなモデルだからこそ味わえる奥深さが非常に魅力的と感じたのが筆者の感想です・・・。

「今の時代だからこそ解る本来の真の魅力・・・!コンパクトボディにシルキー6は、居心地の良い実に官能的な大人の乗り物だった・・・!魅惑のネオクラシックへと昇華した、とても美しいベーシックなE30 320iを普段使いにする至高の贅沢とは・・・!」

探しても見つからない・・・出会いを待つしかない・・・、一度手に入れたら(今度こそ・・・)きっと手放すことは無い一生モノのネオ・クラシックは、これを読まれる新オーナー様エンスーライフを大きく豊かなものに変えてくれる事でしょう・・・!

本当に魅力的なクルマです・・・!

ぜひ至高のタイムスリップ見学に静岡県までお越しください・・・。

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このとても素晴らしい車両「1990年式 BMW 320i 」は現在静岡県にあります。

個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。
本車両は購入に際しては、自動車税の月割り精算並びに、リサイクル預託金のご負担をお願いいたします。

【お問い合わせに際して・・・】

【お問い合わせに際して・・・】
このページの車両は、車の個人売買情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。
エンスーの杜は自動車販売店では無く、広告代理店であり掲載車両は個人所有の物で、オーナー様のご依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。

本記事内容は2023年1月20日10時より約3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと頂いた資料、また試乗体験したものを元に執筆作成したものです。
限られた時間内での確認につき、状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります事ご承知おき下さい。
また執筆内容に関しては、念入りな海外・国内リサーチを含めてオリジナルの原稿を執筆しておりますが、現地に赴くなどの裏づけを全て取ってはおりません。状態等のコメントもあくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込は、このページの一番下よりご連絡下さい。
尚、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。

何卒宜しくご検討下さい。

260万円
画像クリックで拡大出来ます
1990年式 BMW E30 320i
車検 令和6年4月  走行 80604km 取材時表示
フルノーマル極美 右ハンドル AT正規輸入車
車体番号 WBAAD62-020FG46XXX ・型式 E-A20 ・原動機の形式 206K ・ダイヤモンドブラック
長さ 4320mm 幅1640mm 高さ 1380mm 重量 1230kg 排気量 1990cc
今の時代だからこそ解る本来の真の魅力
コンパクトボディにシルキー6は、居心地の良い実に官能的な大人の乗り物だった
魅惑のネオクラシックへと昇華した、とても美しいベーシックなE30 320iを普段使いにする至高の贅沢
一度きりの人生・・・絶対もう一度乗りたくなるドイツの絶盤名車
軽いボディと軽快なエンジンが生み出す独特の世界が素晴らしい
オリジナルのガラス製ライトレンズ健在
磨き込まれ鏡面も美しい外装
オリジナルのキドニーグリル健在
ウインカーレンズもオリジナル、フォグランプはステーの劣化で交換したもののオリジナルは付属
左はオリジナルのフォグランプ
艶やかなエンジンフードは映り込みも素晴らしい
ルーフの状態、ガレージ保管の恩恵多大
トランクリッド〜スポイラーのイメージ
リアバンパーに至ってもとても綺麗な状態 
ファーストオーナー時のJAFのステッカーが残る
フロント・スポイラー下部に至っても傷なく綺麗な状態
傷ひとつないオリジナルのホイールキャップが実に潔い
タイヤは昨年交換済み
クリアなウインドウ越しにのぞくコクピットが実にノスタルジー
オリジナルマフラーもこの通り健在
リアからの下回りイメージよく手が入っている個体
フロント下回りイメージ、ビルシュタイン四本は昨年純正品で交換済み
フルオリジナルのインターフェイス類
これもフルオリジナルのセンターコンソール
もちろん同様のシフトセレクター
雑に扱われた履歴なし・・・を感じるコンソール部
取材時80604km、警告灯点灯は無い
修復を試みた痕跡も割れは軽微
手が触れるハンドル部分も劣化は極わずか
チェックランプは全て機能する
新車カタログの様な写り込みをする現車のインテリア
ステアリングも擦れなし綺麗
モケットシートの状態(両席とも同様)
同様に背もたれ部分のイメージ(両席とも同様)
リアシートは使用感極わずか
非常に丁寧に扱った履歴を感じる
ルーフ垂れ無し、シミなし、汚れなし
よくメンテナンスされたエンジンルーム
機械式、ワイヤーでコントロールされるアクセルが嬉しい
樹脂・ゴムパーツ適宜純正品で交換済み
インシュレーター純正品新品交換済み
トランク内も使用感なし
純正車載工具全て揃っている
正規輸入車の証が残る
実に絵になるコンパクトセダン


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