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取材日2021年3月21日 |
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「希少なサバイバー!最高にクールなビンテージBMW325i M-techは、今やネオ・クラシックへの道をまっしぐら!・・・」
時は日本中がバブル景気に沸く「あの」時代の真只中・・・。全世界で通算234万台が生産され、日本国内にも正規物、並行輸入物と数多くが輸入、六本木のタクシーとまで揶揄された、空前の大ヒット車がありました。クールな外観と上質なインテリア・・・、そして乗る人全てを魅了した素晴らしいジャーマンスピリットE30シリーズです。 あれから30超年経過・・・。今日日本国内で名車E30シリーズを見つけることが極めて難しくなったのには、実は類稀なる日本経済の歴史の悪戯が大きく影響しています。
好景気の最中、海外のビルダーから見て日本市場は大変魅力的なビッグマーケットでした。イタリアの牛印や馬印、英国の天使達、そしてアウトバーンの申し子達は、驚くほどの数が輸入され溢れていた程です。それらが時間の経過とともに徐々にユーズド市場に出るや、「需要と供給のバランス」を著しく欠き、それらの高級車達は、その商品価値に比べて不当とも言える「飽和価格」で再販されます。
世界一厳格な車検制度が存在し、潤沢にお金をかけられた日本にある名車達・・・。そこに目をつけたのは、当然の事ながらその本来の価値を知るドイツ本国、ヨーロッパや新興国のバイヤー達。その時代の「輸入高級車」は、誠に残念ながらその殆どが再度海を渡り、今日国内に残るのはごくわずか・・・の状況を呈しており、海外の市場をリサーチしてもThis is a vehicle that was once used in Japan. という説明書き付きで販売されている名車を多くみる事が出来ます。
「1989年式 BMW 325i M-Technic」
コンパクトな後輪駆動のサルーンが不足していた1980年代、E30は軽量で洗練された、比類のないドライビング・プレジャーを提供する特別な存在として全世界から大きな注目を集めました。レースシーンで大活躍を果たしたM3の成功を受けて、BMWはよりスポーティなE30を求める顧客の声に応え、1986年に「325iスポーツ」を市場に投入します。このマーケティングは2ドアのみのモデルで実施され、BMWのモータースポーツ部門が開発した数々のアップグレードが施され「M-テクニック」のネーミングで発売、大きな反響を呼びます。
「官能的シルキーさ」という名言を生んだ、伝説のM20型2494cc直6エンジンを搭載したこのシリーズはMテクニック・ボディキットやトランク・スポイラーなどが含まれた他にも、より洗練された走りの実現の為にM-テクニックサスペンションがセットアップ、当時のBMWのスローガンThe Ultimate Driving Machineそのまま、感動のドライビングエクスペリエンスを提供しユーザーの心を熱く鷲掴みにしたのです。
「まさに希少なサバイバー!最高にクールなビンテージBMW325i M-techが目の前に!」
筆者は以前米国でE30シリーズに乗っていた経験があり、あの官能的な程シルキーな直6のフィーリングと、マッシブな個体が重量の二乗に比例してスピードに乗る「慣性の法則体験マシン」の如く、すっ飛ぶ加速フィーリングが忘れられず、今でも「死ぬまでにもう一度乗りたい車10選リスト」に入っている程です(笑)。
久しぶりに目の前に現れた、M-テクニックの勇姿はなんとも素晴らしく、その大きな特徴であるフロントスポイラー・・・というより「エアダム」の表現の方がよく似合うフロントビューは、現在見てもやはり圧巻!コンパクトでワイド&ロー、当時の記憶が走馬灯の様に蘇り、私の右脳をグスグスと刺激します!BMW325i M-tech・・・!やはりストレートに「カッコよい!」車です!
「10年間大切にされ、サンデークルージングを楽しまれた優等生・・・」
オーナー様は、ドイツ車がお好きな素敵な紳士です。やはりスタイリッシュなE30が特にお好きでおられ、10年程前に知り合いの方から購入され、もっぱらセカンドカーとして大切にしてこられました。ご自身でリミックスした80年代のフェイバリットな洋楽CDを、当時物のナカミチ製オーディオで楽しまれ、近隣の軽井沢などへのロマンチックなコースをサンデークルージング中心に楽しんでこられました。
取材時に確認できた経年によるマイナーな不具合は・・・。 ・写真では大変綺麗に見える車体ですが、大きなクリア劣化は無い物の、経年による小傷は散見される事
取材時にも「やはり素敵なデザインだよね!特にMテクニックのアングルのついたリアスポイラーの造形は素晴らしいよね!」などと目を細めて我が子の様に語りかけられます。
そんな愛情たっぷりのオーナー様、この貴重なサバイバー個体E30 Mテクニックに対して「本来ならばレストアしてあげたい!」という思いでいっぱいのご様子・・・。 「なぜ?手放されるのですか???」との私の問いに対して、「最近めっぽう乗らないのが可哀想でたまらない、多くなった車両と保管環境の問題で、車検を継続しない事に決めました・・・。本当に残念だが、このままの姿を見ていたくない・・・。」との心からのエンスージアストマインドをお話しくださったのです。
「最高にクールなビンテージBMW325i M-tech!写真50枚と動画じっくりご覧下さい!」
素晴らしくスタイリッシュな1989年式BMW325i M-Technicです!
「1989年式BMW325i M-Technic取材後書き・・・」
久しぶりに見たE30シリーズ BMW325i M-テクニックは、やはり最高にクールなネオ・クラシックカーでした。撮影時にも通りかかる人々が振り返って行かれる様子に、やはり当時一世を風靡した名車のオーラを感じた次第です。
「希少なサバイバー!最高にクールなビンテージBMW325i M-techは、今やネオ・クラシックへの道をまっしぐら!・・・」
この大変 個人のため諸費用等はかかりませんが、自動車税(月割り)とリサイクル料のご負担をお願いいたします。また陸送等は購入者様の方で手配をお願いいたします。 (お問い合わせに際して) 記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があり、記事内容に関しても全てエンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントもあくまで取材時の状況及び取材担当者の主観によるものですので、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき下さい。 掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで購入を前提として検討されている方のみとさせて頂きます。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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商談中 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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