BMW アルピナ C1 2.3のご紹介です。
初代3シリーズベースのE21型になります。
この型は特に希少であると思います。

以下、BMWに精通しており、コレクターのオーナーさんからの車両コメントになります。

C1 2.3は、E21型初代3シリーズをベースにアルピナが仕立てたスーパー2ドアサルーンである。
それまで、モータースポーツの世界でBMWをベースに華々しい成績を上げてきたアルピナは、1978年に市販車の開発に注力するためにレース車両開発からの撤退を発表した。
最初の市販車として登場したのが「B6 2.8」「B7ターボ」「B7ターボクーペ」である。

1978年に登場した「B6 2.8」がビッグシックスエンジン搭載の初代3シリーズベースのアルピナモデルであり、その後、1980年にスモールシックスエンジンを搭載した「C1 2.3」が続いて登場した。

初代3シリーズの6気筒搭載モデルは323iと320/6があり、アルピナは323iをベースにエンジンチューニングを施している。ピストン、ハイカム、マフラー変更等で30馬力アップの170馬力を達成している。

当時のアルピナはレース活動とチューナー活動を主とした時代から、自動車メーカーとして認められ、市販車両を本格的に生産し始めた時期だが、アルピナ車への評判は「メルセデスも敵わない操舵性と静粛性」であった。
アルピナが市販車に追い求めたのは「サルーンの快適性とスポーツカーの走行性」だったのである。
今につながるアルピナ、そしてBMWの企業イメージ、商品価値はここから始まったのである。

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オーナーさんは、他にも複数のBMWを所有されております。
それぞれ、均一にコンディション維持されていることから、お車一台あたりの年間の走行距離はかなり少なめとなっております。
およそ年間200km程度とのことです。
エンジンは定期的に始動させており、月一回程度は走らせていると仰っておられました。
バッテリーをケーブルに繋いでいる状態での保管です。

所有されているお車、全て程度の良い物を購入されているため、オーナーさんが購入後に故障はないとのことです。

普段はガレージ保管であります。

今回、車庫整理の為に掲載に至りました。
オーナーさんの知る限り事故歴、修復歴はないとのことです。

 

【外装】
程度良く感じました。
目立つキズ、へこみ等は見受けられませんでした。
この年代のお車なので、ヘッドライトもクリアです。
フロントバンパーの「ALPINA」の文字がさりげなく確認できるのが良い味を出していると思います。

 

【エンジン】
一発始動であります。
6気筒ならではの滑らかな音だと感じました。
エンジンルーム内も綺麗です。

 

【内装】
内装も綺麗な状態だと思います。
乗り降り時のシートの擦れは軽微なものだと感じました。
ステアリング、シフトノブ等は擦れは見受けられませんでした。
天井の垂れもございません。

リアシート後部に当時物のスピーカーが付いております。
以前のオーナーさんが、レーダー探知機とETCを付けたとのことです。

 

【足回り】
アルピナ純正ホイールです。
キズは見受けられませんでした。
ダンロップ「DIREZZA」を履き、サイズはフロント195/50R15、リア205/50R15となります。

 

 

お車は茨城県にございます。
個人売買の為、消費税はかかりません。
オーナーさんのご厚意により、自動車税の月割り額とリサイクル料のご負担はございません。