＜メルセデスベンツ W114について＞

メルセデスベンツ W114は、ドイツの自動車メーカーであるダイムラーベンツが1968年に発売し販売開始したモデルになります。

日本国内では「ミディアムクラス」と呼ばれておりますがドイツ本国ではSクラスより小型で扱いやすいという意味で「コンパクト」と呼ばれていたそうです。

1973年にはマイナーチェンジを行い、外観・内装の変更及びエンジンの改良が行われました。
これは同年発表されたSクラスに準じた改良によるもので当時の安全研究成果を採り入れたものであります。

画期的だったのは、現代のメルセデスにも採用されている凹凸形状のリアコンビネーションランプは1973年から開始。
これによって、泥や雪による視認性低下を阻止し安全性が向上。

1976年に後継モデルになるW123にバトンタッチし、生産終了になります。

＜当車両について＞

当車輛は1972年〜1976年に生産されました280になります。
直列6気筒 2.8L M110型エンジン搭載で最大排気量の上位モデルになります。

現オーナーさんは、当エンスーの杜にて購入されました。
休日にメンテナンスされたり、ドライブして楽しんでおられました。
しかしマイナーチェンジ前の280に出会ってしまい、買い替えを決断されました。
メンテしたりドライブしたり楽しんで頂けるエンスーな方へお譲りしたいとのことで、エンスーの杜への掲載になりました。

＜外装＞

ホワイトのボディカラーは艶もあり、年式相応です。
歴代オーナー様の手により色替えオールペイントされています。

フロント/リアガラスのウェザーストリップに劣化があり補修跡が見受けられました。

現オーナー様がウィンカーカバー交換・フォグランプをLED換装されています。

詳細はご見学時に現車確認をお願いします。

＜室内＞

オリジナルのファブリックシートは擦れやシミがありますがホールド感もり年式相応です。

フロントシートベルト2個は現オーナー様に手によって新品交換されています。

現オーナー様よりお伺いしました不具合箇所は

・ダッシュボード上面にクラック
・ダッシュボードスピーカーカバー欠品
・時計不動
・助手席パワーウィンドウ故障
・ブロアファン故障
・ラジオ不動
・スペアタイヤ欠品

とのことでした。

詳細はご見学時に現車確認をお願いします。

＜エンジン＞

直列6気筒2.8Lエンジンとソレックス製キャブレターでとても静かなエンジンです。

現オーナー様よりお伺いしました不具合箇所は

エアコン故障
キャブレターオーバーホール要す
リアサスペンション付近より異音あり

とのことでした。

アクセルの踏み方で息継ぎするのでキャブレターのオーバーホールが必要かもしれません。
オーバーホールキットは用意済だそうです。

※走行距離は5桁メーターのため、参考値とさせて頂きます。

詳しくはyoutubeに動画アップしましたのでご確認頂きたいと思います。

＜取材後記＞

コンディション維持のため、走行距離は伸びますことをご了承ください。

なお、オーナー様ご多忙のため、ご見学については購入検討の方のみに限らせていただきます。

個人のため、消費税はかかりません。
リサイクル料及び自動車税の残存期間分は別途ご負担下さい。

 

車両は栃木県にあります。

詳細は車両見学の際にご確認ください。