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取材日2024年7月1日 |
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未修復車にして非常にコンディションの良い、R107の程度良好車です。 メルセデスベンツ製2シーターオープンスポーツの最高峰にして、現在販売中の車種で最も長い歴史を誇るSLクラス、その3代目に当たるのがR107型です。 1971年に登場したR107は、ミドルクラスであるW114のシャシーにSクラス用のエンジンを搭載、ソフトトップに加え着脱可能なハードトップが用意されたSLと、固定トップの4シータークーペであるSLCの2本立てという成り立ちでした。 R107はそれまでのW113と比べ、より一層大きく豪華に、そしてモダンに安全になり、直線基調かつ伸びやかで優美なラインを纏ったスタイリングも相まって、北米市場を中心にとても高い人気を得るに至りました。 モデルライフは18年という長きにわたるもので、これは歴代SLのなかでも断トツに長いものでしたが、その間に行われたマイナーチェンジはエンジンやトランスミッションの追加変更が主なものであり、よくある内外装の変更は最小限に留められていることも特徴で、往時の美点が生産終了時まで高く維持されていたことは、現在ではマニアにとって喜ばしいことと受け止められています。 ●● プロフィール ●● こちらの車両は、現オーナーさんのお父様がおそらく新車並行にて購入したものになります。 新型であるR129がデビューしたため、R107に憧れていたお父様は販売中止になる前に購入されたとのことです。 そして購入以来、非常に大切にされてきたとのことです。 名義はお祖父様になっていましたが、一貫してお父様が維持し続け、今年息子さんである現オーナーさんが引き継いだ、実質的にワンオーナー車に近いツーオーナー車です。 空調完備のシャッター付きガレージで保管し、基本的には眺めたり磨いたりすることが多く、時々コンディション維持と楽しみを兼ねて走らせていたとのことです。 親子でエンスーの現オーナーさんは、他にも多くのエンスー車両を所有しているためこの手の車の扱いには長けており、コンディションはとても良好に保たれています。 また、他の多くの車両を維持していた都合上、走行距離は35年間で60,000kmにも達していません。 ●● 外装 ●● 基本的にノーマルに準じています。 モディファイ箇所は、 ・ロリンザー製16インチホイール にとどめられていますが、ノーマルホイールもお付けします。 (戻しての納車も可能です。2024年11月現在はノーマルホイール装着とのことです) 傷んでいる箇所としては、 ・幌の劣化(スクリーンの曇り、折り曲げ部分の一部に破れ)※新品パーツあり ・リアバンパー右角の凹み ・リアバンパー右側面ゴム部分のキズ ・アンテナのベース部ゴムの劣化 が挙げられます。 ボディ塗装面、メッキ、ゴムはとてもキレイな状態です。 ●● 内装 ●● こちらも基本的にノーマルです。 モディファイ箇所としては、 ・社外CDデッキ(DENON DCT-R1 ※動作未確認) ・社外フロアマット(KARO シザル) ・レーダー探知機(ユピテル 当時物 ※動作未確認) が挙げられます。 気になる点は特にありません。 シートは全座席とても良好で、艶とハリがあり掛け心地も問題ありません。 鬼門のウッドパネルも至って良好です。 幌の開閉も問題ありません。 エアコンも問題ありません。 ●● 機関・足回り ●● フルノーマルです。 基本的に全ての所有エンスー車の主治医であった懇意の工場に診てもらっていたとのことです。 直近の主な整備としては、車検整備(オイル交換、ブレーキパッド交換、ロアアームジョイントブーツ交換etc.)とのことです。 ●● インプレッション ●● 非常にシャンとした佇まいが印象的です。 新車とも、フルレストアされた車両とも異なる、適度に乗られながらも極めて大切にされてきた個体だけが放つオーラのようなものを感じます。 まるで登録後3年くらいしか経っていないかのような雰囲気ですが、実際はその10倍以上の月日が経っているということに驚きます。 幌を見るとさすがに経年を感じますが、新品の幌も付いてくるというのが嬉しいところですね。 ホイールは、取材時にはレアな当時モノのロリンザーを履いていました。 希少で格好良いのでこの状態で乗るも良いですが、2024年11月現在は元々履いていたノーマルホイールに戻されたとのことです。 どちらも捨て難いので、両方選べるのは嬉しいですね。 インテリアは更に驚きのコンディションで、傷みやすい当時のメルセデスとは思えない美しさが保たれています。 さすがは空調完備シャッター付きガレージ保管の威力をまざまざと見せつけられた形ですが、外装より内装の方が傷みやすく直しにくいことを考えると、一層価値の高さを感じます。 エンジンルームも内外装に違わぬコンディションで、通常これだけ年数の経った車は、内外装がいくらピカピカでもエンジンルームはそれなりに傷み埃まみれだったりすることが多く、またその状態を何とかクリーニングしましたという感じになっているものですが、この車はよほど日常の手入れが良かったのか惜しまずメンテされてきたのか、やはり新車から3年くらいしか経っていないかのように光っています。 助手席にて試乗させていただきましたが、5リッターV8エンジンの主張が明確に伝わってきます。 アイドリング時は重低音を感じつつも静かでスムーズ、一旦スロットルを踏み込むと、V8ならではのややドロドロしたサウンドを伴いながら、滑らかかつ鋭い吹け上がりで猛然と加速していきます。 もちろんノーマルマフラーですので節度あるサウンドですが、エンジンの魅力をしっかり味わえる、しかも望めばオープンエアで堪能できる、タウンスピードでのドライブが濃厚になる車です。 エンジン特性は旧いV8だからといって気難しいところはなく、往時のままの自然なドライブが可能です。 乗り心地は適度に引き締まっていつつしっとりしており、豪華なクルーザーたるSLらしい振る舞いを味わわせてくれます。 これはまさにR107本来の魅力が当時のままに動態保存されていると言っても過言ではない車だと思えますね。 ●● その他 ●● 取材日は7月ですが、車検整備と名義変更を行なったため、11月の掲載になりました。 スペアキーはあります。 新品の幌をお付けします。 ハードトップをお付けします(塗装面に多少の劣化あり) 純正ホイールもしくはロリンザーホイールの、装着されていない方をお付けします。 走行距離は多少延びていきます。 色調の微妙な違いやキズ等が画像や動画ではわかりにくい部分もあるため見学をお勧めしますが、オーナーさんご多忙につき購入を前提とした場合のみとさせていただきます。 ●● まとめ ●● これほどの車ですが、本来のオーナーさんであるお父様が今年お亡くなりになり、その多くのコレクションを少しずつ処分するために今回売却を希望されています。 お父様が非常に大切にされてきた車なので、やはり大切にしてくれる方にお譲りしたいとのことです。 見学も兼ねて、できれば会ってお話ししたいとのことです。 息子さんである現オーナーさんが、フェラーリをはじめとしたエンスー車を複数所有している根っからのマニアですので、やはりこの手の車の扱いには長けているところも安心材料です。 なるべく程度の良いR107、しかもレストアをしていない車を探している方にとっては、またとない出物と言えますね。 これだけ条件が整ったR107は、探しても出てくるものではないでしょう。 お車は、埼玉県朝霞市にあります。 個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(15,440円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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980万円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
画像クリックで拡大出来ます | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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新規掲載開始より48時間、見学(購入希望)予約を受け付けます。
購入希望の方が複数いた場合は、現状の価格から入札になります。 ※購入、商談については、早いもの順ではありません。 ※48時間経過後は、お問い合わせ順にご案内いたします。 ※メールサーバーのセキュリティにより、メールが届かないケースが報告されています。 |
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