今回ご紹介するのはメルセデスベンツ230S（W111）になります。

1959年から1968年にかけて製造されたモデルで、メルセデスの代表的な「Fintail（フィンテール）」シリーズとして知られています。この車は、デザインと技術の面で革新的な要素を持っており、優れた安全性と快適性を兼ね備えた車です。日本では「ハネベン」の愛称で知られていますね。

オーナー様は40年近く所有されていて、出来るだけオリジナルに近い保存状態を保たれています。

その為、多少のヤレ感が見られる所が有りますが、エンスーさん向けの素晴らしい個体だと思います。

【機関・足回り】

オーナー様のご厚意で助手席にて試乗させていただきましたが、非常にしっかりとした走りっぷりでした。

コラムの３速マニュアルはとても力強くこの車の優位性を表している様でした。

常に車検を受けてまめに走っていらっしゃるようで、エンジン始動もスムーズです。

助手席側に所謂吊り下げ式クーラーを装備していますが、現在はコンプレッサーを回すベルトを外しているので使用の可否はわかりませんでした。

マフラーエンドのタイコはオーナー様による自作との事ですがエキゾーストも問題なさそうです。気になる方は交換をお勧めいたします。

【外装】

オリジナルに近い状態で保存さえれている為、多少のヤレ感が有ります。しかし、この車ではこの感じがとても似合っているように思えました。

画像に収まらなかったのですが、２か所ほど塗装の浮きが見られました。

リアバンパーの一部に補修の為かメッキのテープが貼ってあります。

タイヤ、ホイール共に綺麗な状態を保たれています。溝は充分あるのですがタイヤはかなり古い物なので交換をお勧めします。

タイヤサイズはフロント・リア共に185/70R13となっています。

フロントガラス、リアガラスのゴムは劣化が見られます。

【内装】

全体的にオリジナルコンディションという感じで趣のある雰囲気を醸し出しています。

ステアリングに割れが見られます。

ダッシュボードも割れが見られます。

リア右側のドアのゴムにだけ溶けたような劣化の跡が見られます。

シートのヤレ感が何とも言えず趣ある良い雰囲気です。

オーナー様のご厚意でリサイクル料、自動車税は込みの価格とさせていただいています。その代わり大切に乗って頂ける方にお譲りしたいとの事です。ご購入をお考えの方は是非、現車を確認されてください。

当車両は現在宮崎県に有ります。

個人のため諸費用等かかりません。

陸送等は購入者様の方で手配をお願いいたします。

【お問い合わせに際して】

このページの車両は車の個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。

エンスーの杜は自動車販売店では無く、広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物で、オーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があり、記事内容に関しても全てエンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。

状態等のコメントもあくまで取材時の状況及び取材担当者の主観によるものですので、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき下さい。

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