今回ご紹介する車は１９７１年式メルセデス280Sです。
ツインキャブ仕様で１４０馬力になります。
エンジンの始動性も良く　吹け上がりも問題ありません。途中息つく様なこともありませんでした。
アイドリングも安定しています。フロントブレーキもドラムですが　普通に走行できますし　止まります。
クーラーも冷たい風が出てきました。コンプレッサーは交換してあります。
オイル漏れはありません。ガレージの床も綺麗なものでした。
オールドメルセデスは　今も現役だなと　感心しました。
最近のドイツ車みたいな固さはなく　優雅に楽しめる車です。
ドアなど開閉部もシッカリしています。
大事にされているのでしょう　シートの擦れもありません。

外装
エッジも効いており　塗装の厚さも感じられません。
メッキ部分も年代相応ではなく　良い状態です。
ウェザーストリップも（一部　切れていましたが）ゴムも柔らかい状態でした。
下回りも綺麗で　目立つ錆などはありません。
タイヤハウスもメッキ部品が使われており　綺麗です。
勿論　チリも合っており　エッジも綺麗に繋がっています。
珍しい　フロントフォグランプが付いています。
ホイルはガリなど無く　純正カバーが付いています。
塗装も　状態は良いです。（右リアドアに　少し浮き錆があります）
飛び石なども目立ったものは見つけられませんでした。
ガソリンタンクも傷などありません。

内装
天井の落ちはありません。
張り替えられた（当時のものに近い）シートは　凄く良い状態です。乗り降りなど気にされているのでしょう。
ダッシュボードも割れなどなく　ずっと日陰にいたようです。
木の部分は治されています。現在は艶もあり　でも落ち着く雰囲気を作ってくれています。
当初のラジオが付いています。以前　少し反応あったらしいですが、これは飾りと思ってください。
メーターなどもちゃんと機能します。

機関
走行中　嫌な音などしません。
ブレーキも安心できるほどです。
ステアリングもガタは無く　心配になるところは　ありませんでした。
シッカリ整備されてきたのでしょう。
あまり気お使わずに乗れる車だと思いました。

整備内容
令和４年５月
ヒーターバルブライン点検　イン側一時止める。
ウインカー　不調修理
ハザードユニット交換
前側アイドル調整ロッド交換
フューエルライン点検　調整
エンジン点検調整
各ブレーキ点検
グリスアップ
モール部一部修理
R12ガスチャージ
フューエルポンプ点検及び配線見直しフィルター交換
キャブレターリターンバルブ修理
各ベルト交換　ACレシーバータンク交換
134ガスコンプレッサーに交換
低圧側ホース政策交換
パワーウインドウ　レギュレーター修理
足回り点検　　ドラックリンク交換　左右タイロッド交換
ブレーキキャリパーOH
ラジエターホース交換
キャブレターOH
チョーク調整見直し
マフラー交換
リアブレーキ　パッド交換　フロントホース交換

令和６年７月
エンジン点検調整
ブロアーファン点検
ダッシュパネル及びウッドモール脱着
センターコンソール　及びメーター脱着　調整
ヒーターコア　及びブローアーファン脱着及び一部修理
各オイル交換（TMオイル　デフオイル含む）
LLC交換
バッテリー交換
キャブレターOH
オートチョーク調整