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メルセデス・ベンツ 250(W114) 1969年式
車検 2026年4月 走行 不明(メーター読み35,761km) 備考 D車、前期型、左H、4速AT(コラム)、パワステ、ヒーター&クーラー、パワーウインドウ、カーナビ、バックカメラ
長さ 468cm 177cm 高さ 144cm 重量 1380kg 排気量 2496cc
取材日2024年8月14日

★メルセデス・ベンツ 250(W114) 1969年式に関して
W114はW110の後継として、1968年から販売されたコンパクトモデルであり、「最善か無か」の企業スローガンの下に開発されたが、当時のエントリークラスという扱いでありながらも、作り込みや仕上げに一切妥協はなく、非常に高い耐久性をもつことで知られている。

スタイリングを手掛けたのが、カーデザイナーのポール・ブラックであり、車内は広く、事故の衝撃を吸収するクラッシャブルゾーンやステアリングコラムを備え、安全性も向上していた。

セダンとクーペの2モデルがあり、排気量は2.3L、2.5L、2.8Lの3種類があった。
ミッションはコラムシフトの4速AT、搭載される直列6気筒SOHCエンジンは2496ccの排気量から、131psを発揮した。

1973年にマイナーチェンジが行われたが、当車両はマイナーチェンジ前の前期型であり、フロントのダブルバンパーと三角窓が特徴である。

◆当車について◆
D車(ヤナセのグループ会社であるウエスタン自動車物)、2021年7月にオールドメルセデス専門店にて購入、オーナー歴不明、取説・マニュアル関連無し、禁煙車、整備記録あり、屋内ガレージにてボディカバー保管、事故歴・修復歴不明、ETC、スペアキーあり

※型式/114010、原動機の型式/114、車台番号/114010-12037●●●

◆エクステリア◆
三角窓と、ダブルのフロントバンパーにリアのテールレンズが平たいタイプが前期型の特徴です。

ボディカラーはアイボリーホワイト、時期は不明ですが以前のオーナー時にオールペイントされており、クラシカルなW114にマッチした色合いです。

エンジンルーム内のプレートを見ると、カラーコードは040ですので元色はブラックだった様です。

状態は良好で傷やエクボはありません。
錆は下回りに多少ある程度で、55年前の個体としては状態は良好です。

メッキ類も程良く艶があり、塗装とのバランスが取れています。

外観的にはオリジナルの状態が保たれており、当時の雰囲気を感じさせます。

ボディと同色で塗られたオリジナルのホイールキャップは、多少の色剥げが右のフロントとリアにあります。

リボン式のタイヤはMAXXISのMA-P3、185/70R14で6分山程度あります。

◆インテリア◆
車内はカーナビとオーディオ以外はオリジナルの状態が保たれています。

クラシカルなハンドルには全体的にヒビがありますが、新品があるのでお付けするそうです。

フロントシート及びリアシートはグレーのMBテックスのオリジナルを再現したキットにて張替済みで、フロアカーペットもオリジナルを再現したグレーの生地にて張替してあります。

フロアマットは黄色のチェックの物が敷かれていますが、シートと同じカラーリングのライトグレーのマットは保管してあります。

ATはコラムの4速、MTと違い頻繁にシフトする必要が無いため、使い勝手は悪くは無いと思います。

クーラーはトランク内に設置されており、当時物の日本電装製のユニットがそのまま使われています。
吹き出し口はリアにしか無く、フロントにはありませんが、それでも33℃を超える気温の中でもしっかり効いていました。

冷媒ガスはR134aが使える様にしてありますが、配管が長いせいかガス漏れがある様で、シーズン毎のチャージが必要との事です。

全体的に状態は良好ですが、ダッシュボードには小さなクラックとプラスチック製のカバーの劣化があります。
また運転席のドアノブには擦れがあります。

◆エンジン・整備関連◆
エンジンは軽いクランキングで掛かり、アイドリングは安定しています。
フケ上がりも良好で異音や異臭はありませんが、オイルの滲みがあります。

オドメーターの数値は確証が無いため、参考値とお考え下さい。

購入時はオールドメルセデス専門店で整備されて来た個体を購入し、また購入してからも、別のオールドメルセデス専門店で診てもらっているそうです。

整備記録は全てはありませんが、直近の主たる物を記載すると、

・フロントガラス交換
・フロントブレーキキャリパーオーバーホール
・フロントブレーキローター交換
・ACのコンプレッサーをヨークからロータリータイプに変更
・ACのホースを新規製作し交換
・イグニッションを123に交換

となります。

なおATのシフトショックがありますが、主治医からは、キャブの調整で直ると言われているそうです。

◆オーナーさんより一言◆
今まで様々な古い車を乗りましたが、ベンツだけは乗った事が無かったので色々と探していた所、とあるオールドベンツ専門店で委託に出されていたこの114を見つけました。

程度も良く、しっかり整備されていた事が購入の決め手であり、家内とゆっくりと旅でもしようと思っていましたが、諸事情により新たな車を買う事になったため、売却する事にしました。

とても気に入っていますし、置き場にも困らないので、特に売り急いではいませんが、欲しい方がおられればお譲りしたいと思います。

◆エンスーの杜取材担当者の私情インプレ◆
オーナー様はエンスーの杜の常連様です。
味のある車を何台もエンスーの杜で売買頂いておりますが、今回はこのW114をご掲載頂きました。

また新たな車を購入されたとお聞きしましたが、何とエンスーの杜で購入頂いたとの事でした。

拝見させて頂いた感想としては、古い車にありがちな、
「購入してから湯水の如くお金が掛かる」
リスクは少ない様に思えました。

安い車を買って、乗りながら不具合部分をコツコツ直すのも楽しみ方の一つではありますが、
ある程度古い車の扱い方を知っていて、ご自分で車を弄れる方で無いと難しいと思います。

故障する度に車屋に持ち込んで、修理していたらいつの間にか購入費用の何倍にもなっていたと言う話は良く聞きます。

そう言う意味では、この個体はボディの状態も良いですし、内装もレストアされており、更にはオールドメルセデス専門店で長年メンテナンスされていた様ですので、安心度は高いと思います。

通称 “縦目のベンツ”はこのシリーズで最後となりますし、パーツ類はまだ入手出来る様ですので、お探しの方はぜひご検討下さい。

◆お問い合わせに際して◆
・このページの車両は個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。
エンスーの杜は車屋では無く広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物で、オーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

・記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、見落とし等で現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。
また全て裏づけ取ったり、動作確認を行って記述している訳ではないため、誤記等の可能性もあり、状態を保証するものではありません。

・状態等のコメントもあくまで2024年8月14日の取材時の状況及び、取材担当者の主観によるものですので、ご自身の主観と異なったり、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき頂き、現車確認の際に必ず状態をご確認下さい。

・貴重な車を壊したりしないために、取材担当者が運転しての状態確認は行っていません。

・掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。(メールや電話での価格交渉は本気度が分かりかねますのでご遠慮下さい)

◆現車確認に関して◆
・当車両は神奈川県にあります。

・車をご覧になる場合は、掲載ページの一番下に記載してあるメールアドレス宛にメールをお送り頂ければ折り返し「現車確認申込書」をお送りしますので、お申し込み頂き次第、日程調整をさせて頂きます。
(個人情報保護の関係上、具体的な場所はお申込み頂いた方だけにお教え致します、なお携帯のメールアドレス以外でお願いします)

・個人間での取引となりますので、冷やかし防止と個人情報保護のため、あくまで購入を前提として検討されている方のみとさせて頂きます。

・オーナーさんの都合上、日程は日、火、金曜日でお願い致します。

◆購入される場合◆
・車両代金 
・自動車税 (51,700円)を、購入月の翌月より3月までの未経過分の精算をお願いします。
※ リサイクル料は未預託です。
※ 個人売買のため、消費税は掛かりませんが、支払いは現金一括で現状渡しのノークレームとなります。また、 陸送等の手配は購入された方に行って頂きます。

 268万円→248万円
 
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1 往年の名車、メルセデス・ベンツW114
2 レトロなアイボリーホワイトでオールペイントされている
3 右サイドにフェンダーミラーが付くのがD車の特徴
4 ダブルバンパーと三角窓が前期型の特徴
5 ノスタルジーを感じさせるオーソドックスなスタイリング
6 当時はコンパクトと呼ばれたメルセデスの入門モデル
7 AUTOMATICのエンブレムが特別感を醸し出している
8 凹凸の無いテールランプも前期型の特徴
9 リフレクターは多少ヤレがある
10 フロントグリルの状態はまずまず、洒落で50万km走破の記念のエンブレムが付けられている
11 バンパーのゴムやメッキ類の状態は良好
12 ラジオのアンテナは問題無く稼働
13 フロントガラスやウエザーストップは新品に交換、ワイパーは中央で交錯するタイプ
14 ルーフの日焼け等は無く、ドアにはバイザーが付けられている
15 ホイールの塗装剥げがある、リボンタイヤの白い部分はサンドペーパーで磨くと白さが復活するとの事
16 右サイドには傷やエクボは無い
17 左サイドにも傷やエクボは無い
18 三角窓は前方が内側に30度程度開く程度
19 右サイドのドアノブやモールのメッキの状態は良く、歪みも無い
20 左サイドのドアノブやモールのメッキの状態も良く、歪みも無い
21 リアウインドウのウエザーストップの状態も良好
22 バックカメラを装着、ウインカー類には艶が残る
23 メッキやゴム類の状態は良好
24 給油口で元色のブラックが確認出来る
25 錆の少ない右フロントサス周辺
26 左サイドには僅かな浮き錆がある
27 右サイドの錆は殆ど無い
28 マフラーやミッション周辺にも錆は殆ど無い
29 内貼りの浮きは無くドア下の状態も良好
30 パワーウインドウを装備、ドアノブには多少の擦れがある
31 フロアマットはオーナー自作
32 カーナビはバックカメラ用モニター兼用
33 オドメーターは確証が無いため参考値、ドイツで最古の時計メーカーであるKIENZILEの時計は不動
34 オーディオはカロッツェリア、CD、USB対応、ダッシュボードにあるのはヒーターのスイッチ
35 ダッシュボードカバーの割れ
36 純正のクーラーのスイッチ、サイドブレーキはフット式
37 張り替え済みのシートの状態は良好
38 ネット式のポケットのゴムの伸びは無い
39 リアシートも張り替え済み、乗車定員は3名
40 天井も張り替え済み
41 ヘッドレストは後方視界とクーラーの吹き出し口の関係で外して保管
42 日本電装製クーラーユニットは現在でも使用可能
43 蓋を開けるとクーラーボックスとしても利用が可能
44 バネ式のヒンジでボンネットの開閉はスムーズ
45 良く整備されている事が伺えるエンジン
46 M130エンジンを積む、250/8モデル
47 ウエスタン自動車のプレート
48 付属する新品のステアリング
49 保管してある社外品のフロアマット(使用歴あり)
50 普段は屋内ガレージでボディカバーにて保管
 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 神奈川
TEL/080−4377-0093 真板(マイタ)まで
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