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情熱の復元：メルセデス・ベンツ500SLCフルノーマル
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フルレストアされた、いやレストア以上にオーナーさんのこだわりで
細部までていねいに仕上げられたメルセデス・ベンツ５００ＳＬＣ　
フルノーマル　1981年式（82年おろし）。

もしかしたら、500SLCがもう一台作れるのではないか、
と思えるほど、細かなスイッチまで手に入るパーツというパーツは
すべて交換、隅々まで手が入っています。

部品の入手にも大変苦労され、それこそ世界中のパーツ専門店から
入手した新品あるいは新品同様のオリジナルパーツをかき集めたそうです。

2011年に購入されてから、機関から外装、内装までレストアを敢行。エンジン、ミッションから燃調、電装系、そして外装、内装までおよそ手をかけていないところはなく、メンテナンス費用は、メルセデスのSシリーズが買えるほどかかっているそうです。

5万8920キロあまりの走行距離（メーター読み）という低走行距離の個体は、この車のために建設した専用の屋内ガレージに大切に保管されています。

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本物の500SLCは超希少モデル
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500SLCは、アルミブロックの軽量５リットル・Ｖ８ユニット（Ｍ１１７型／240ps）を搭載。７０年代後半〜８０年初頭モータースポーツシーンで活躍しました。

積極的にＷＲＣ（世界ラリー選手権）に参戦。サーキットでその速さを見せつけ、８０年のＥＴＣ（欧州ツーリングカー選手権）の第７戦ニュルブルクリンクで、総合優勝を飾っています。

フルレストアを目指すオーナーさんのこだわりは、車両探しから始まりました。
500SLCに憧れ、大阪、名古屋、千葉をはじめ全国の車両を見学し、
本個体にたどり着いたそうです。

ＳＬＣ（Ｃ１０７）は、１９８２年からＳＥＣ（Ｃ１２６）に引き継がれました。
500ＳＬＣは１，１３３台（１，１５４台　※台数については、諸説ありますので参考データー）しか生産されていない希少モデル。

なかでも今回ご紹介する500ＳＬＣは、１９８２年おろし。
まさに最後の数台とも言える車両かもしれません。

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フルノーマルのクオリティに徹底的にこだわり
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全塗装オールペン、屋根張り替え済。
フロントガラス、リアガラスは交換されています。
もちろん、ガラスまわりのゴムパーツ、メッキパーツも取り替えられています。

ハンドリングも、パワーステアリングがしっかりレストアされ、
同モデルにありがちなフラつきはないそうです。
ステアリングは、オリジナルの総革巻きです。

ダッシュボード、メーター周りから、ドア内張り、ギアボックス周り、美しいウォルナットで統一されています。その木目の美しさを御覧ください。

この年代の個体で弱いのは、ブッシュ、ゴム、ウエザーストリップですが、手に入るパーツというパーツはすべて交換、ウインカー、ワイパースイッチに至るまで交換しています。
ドアの閉まる重み、この時代のメルセデスならではの重厚さが感じられます。

しかも当時のフルノーマルのクオリティを取り戻すレストアに徹底的にこだわっています。500SLCの優雅な雰囲気を壊さないように、できるだけカーナビ本体とETCとともにグローブボックに収めるため、取り付けに相当苦労されたそうです。
シートはレカロの電動シートにしていますが、ノーマルシートもお付けしますとのこと。

ホイールは、当時のオリジナルで綺麗な状態を維持されています。
車高も、純正のサスペンションキットを組み込んで、マフラーもノーマルに交換しています。

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ノーマルと違う部分は
バッテリー上り予防キルスイッチとレカロシートのみ
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キルスイッチは、バッテリー上がり対策に絶大な効果があるそうです。
エンジンスタートとともにアンテナが自動でアップするのですが、これが邪魔にならないように加工。ここにもキルスイッチを追加しています。

フロントシートは、レカロ純正の本革電動でエアバッグ付き。ドイツ本国から輸入しています。通常では空輸もできないそうです。シートベルトの金具もこの年代に合わせて自作したそうです。
もちろんオリジナルのフロントシートも付属しますので、当時のベンツのふんわりと包み込むような独特のスプリングの感触も楽しめます。

バックミラー、フロントのスリーポイントマークのメッキは曇りや、サビひとつありません。
オーナーさんのこだわりは、パーツにまで及んでいます。マニア垂涎のレアパーツはそれだけでも価値あるものだそうです。

アルミブロックのV8エンジンは内部洗浄され、ラジエーターもOH、オルタネーター(90A)に交換。ホース類も交換されています。
エンジンヘッドカバーは綺麗にバフがけされています。

エンジンの調整も頻繁に行っており、アイドリングのバラツキまで神経を使っています。燃調に関係のある電装系をひとちつひとつチェックし、プラグコードだけでも５，6回とりかえるなど、試行錯誤しながら安定するまでエンジン調整を繰り返したそうです。

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この車を大切にしてくれる人を探しています。
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現オーナーは、この車を大切にしてくれる人を探しています。
完璧にフルレストアされたこの500SLCは、
深い愛情と精緻な技術により、時代を超えた美を再び実現したものです。
この車は、過去から現代、そして未来へとつながる特別な物語の一部です。

興味を持った方は、エンスーの杜までお問い合わせください。
この車の新しい章を開いていただく準備はできています。

車は埼玉県川口市にあります。
個人の為、消費税はかかりませんが、月割りの自動車税とリサイクル料（17360円）のご負担をお願いします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
大切に所有されて来ましたが、使用する頻度が減ってきた為、出来れば現オーナーさん同様大事にして頂ける方にお譲りしたいとの事です。
コンディション維持の為、使用しますので走行距離は若干伸びます。

【2024年2月に行った最新のレストア】
フルノーマルパーツによるレストア部分をご紹介します。

ハンドル交換
シフトノブ、メーター枠一式
メーターはホワイトパネルに塗り直し
フロントスポイラー取り外し(ノーマルの状態に)
純正アルミホイール14インチに交換　タイヤも新品に
ノーマルサスペンション組み込み、車高もノーマルに
ノーマルマフラー交換
エンジンヘッドカバーももちろんノーマルバフがけ
ブレーキマスター交換
ラジエーター周り　アッパー　ローアーホース交換　
ボンネットバッジ
純正メッキグリル

【機関・足回り　その他レストア歴】
記録簿こそありませんが、整備記録がクリアフォルダ数冊。写真の整備ファイルを御覧ください。リペア、レストア箇所はこのページで書ききれません。一部、ご紹介させていただきます。

平成24年1月12日修理歴キーシリンダー脱着・分解・磨き・塗装
スペアーキー作製ボンネット取り付けフェールポンプ・フィルター取付ガソリン
トランク・フロア清掃取付

平成24年1月19日
オベロンフラッシングオイルオイル交換エレメント交換エアフィルター交換タベットパッキン左タペットパッキン右パワステフィルター交換パワステオイル交換
プラグ交換　プラグ・コード交換(450より)
ヘッドライトパッキン左右交換
ヘッドライト分解・清掃ライセンスレンズ交換 LEDATマウント交換
エンジンマウント交換ATフィルター交換
平成24年1月5日ファンベルト3本交換
全プーリー磨き作業・ベルト取付パワステ低圧ホース交換ウォッシャ一タンク交換エアロラバーパーツ交換ラジエタ—サブタンク交換平成24年2月22曰
フロントディスクローター交換リアディスクローター交換フロントキヤリパー 0/Hシ一ルキットリアキャリパー0/H品リアパット交換パットセンサーフロントパットセンサ- ハ-ネス交換_ABS配線修理フロントスタビブッシユフロントスタビプッシュリアスタビブッシュハイオクフロントサスカットリアスピーカーボード
スピーカー取付■配線修理ドアロックキャッチ&アクチユ一タ一交換
平成24年4月23日
オ一一ルペン下処理板金 平成25年5月オ-ルペン
屋根張替
メッキ加工•部品交換多数 i平成25年5月10曰ファンシェラウド交換ホ-ス-ATライン脱着リアシートベルト取付オ-トアンテナ取付■配線ドアエッジモ-ル取付ダッシュウッド取付N0.1 分リアバックカメラ加工取付シフトゲ-ト調整取付ハイテンシヨンコ—ド交換
トランクル-ム�苟|■組付け集中ロック修理■エアホ-ス点検-アクチュエ-タ-交換ドアハンドル交換左リアウィンド-レキ'ルタ-交換中古内張りウッド取付•穴あけ加工プレ-キマスタ-シリング-交換中古450SLC用内装一式塗装ヒューズBOX交換
平成25年7月18日フロアカーペット取付•内装小物組付平成25年7月30日カーペット張替オルタネーターリビルト70Aハイオク
平成25年11月20曰タイヤ交換EG不調■点検•調整•修理（外注）ATモジュレーター交換調整一式メータ類不調■配線点検
平成25年11月25日ウォーターポンプ純正品交換平成26年3月25曰サイドミラ-脱着交換配線修理
ハザードスイッチ交換-内装分解点検
ドアエッジカード.ドアプレートリベット交換
フロントナンバーステ-加工•ステンねじ
フロントバンパーモ一ル固定W126用クリップ
アクセルグリスアップ
フットペダル補強■割れ修理
オートアンテナスイッチ取付
リアトリム交換•中古品リアトリム補修RECAROレ-ル3cm後方加工灰皿部分小物入れ加工ボンネット高さ調整•ク'リスアップドア開閉調整左右サンバイザー塗装補修シ-トベルト金属銷取リ塗装ウイン力-交換■ヘッドラ仆脱着平成26年4月11曰サンバイザー交換ハ°ワステポンプ脱着_OH—式レカロレ-ル溶接加工•塗装ウイン力-交換2回目クリアレンズ平成26年06月10入庫左右シリンダヘッド脱着交換タイミンゲチェーン交換エンシ’ン調整平成26年06月10
ABS修理■マウント交換■ステアリンゲ位置修正■マフラー修理
ミスファイヤ修理作業作業工程全2日間
ABSランプ点灯する点検修理一式
左右フロントABSセンサ-付替え点検ロードテスト
デフABSセンサ-不良交換
デフABSセンサ-(中古）フロントサブフレ-ムマウント交換(持込）ステアリンク.シャフト位置180°ずれ修正シフトレバーASSY脱着レバープッシュ交9月30日エンジン点検(フェ-ルプレッシャ-ゲージ取付•残圧点検）フューエルアクチュエーター交換エンシ‘ン調整(GO 2.8%—2.0%へ調整)平成26年10月30入庫ステアリングギアヤBOX OHメータ-クラスタ-脱着オイルプレッシャーゲージ修理(外注作業）平成26年11月8曰リアサスH&R■シ-トベルト交換■ウーハ—取付 ！
平成26年11月18
ブレーキマスターシリンダー交換11月18日プレ-キマスタ-ASSY持込マスタ-ASSY交換リザーブタンクホーン持込平成26年11月30日窓調整
平成26年12月02日
ヘッドオイル漏れ■ドア調整■オイル交換8L右前フェンダ一加工左シリンダーヘッドカバー交換プレ-キイットセンサ-点検走行 52290km平成27年1月08日 オイルクーラ一ホ一ス■ミッションク一ラ一ホース平成27年5月17曰5月17曰ABS清掃-Oリング交換

6月15曰
エンジン洗浄53,594km
平成27年6月22曰6月22日メ-タ-ウッド脱着 ■組み換え_ステアリンク'脱着パワステホ-ス高圧交換ナビ■ ETC移植■グローブBOX加エアルカンターラ貼付LED交換一部買取
平成27年7月19曰サイドスリップ調整-ヘッドライト調整一式ライト脱着調整助手席シ-トスイッチ固定ウイン力-右電球交換　•エンジンパワステ　高圧洗浄ファンカップリンゲ取付　•ファン脱着電動ファン脱着デスビキヤップ交換ボッシュ製デスビロータ一ボッシュ製PWスイッチ交換■ウッド脱着平成27年9月13日
点火タイミンク調整-吸排気系洗浄
平滑鏡面仕上げマキシムコ-ト
ガラス研磨&撥水コート全面
吸排気系洗浄
エンジンコンディショナ一
点火タイミンゲ確認調整
ブレーキフリユ-ド交換（ENDLESS S-FOUR)
ブレーキライン交換

平成28年1月6曰
1月6曰
水漏れ診断一式
29/08/01 入庫
車検

29/09/13 入庫
ハイパ一オルタネ—タ—90A1V3P (アドバンス）
プル-ポイントプラグコ-ド青(永井)
プラグ交換BOSCH　プラテイニュ-ム
イゲニッシヨンコイルBOSCH 1St/Pc(0 221 122 001)
へッドライト不点灯修理
油圧計不動点検

30/01/06入庫
ヘッドライトUSA—EUに変更

1月6曰
へッドライト分解清掃リへ°ア
レンズハ°ッキン交換
リフレクター補修
ライト脱着USウイン力-取外し配線撤去
ネットワークOIL交換+パワステ洗浄OIL交換

1月6日
OIL交換8L エレメント
パワステ洗浄+OIL (56.050km)

30/06/19入庫
左ドア建付け調整
左ドアヒングタッチアップ
左ドアガラス調整
右リアフェンダー-ストライカ-調整部タッチアップ
左リアフフェンダーウエザーストリップ交換
右ドア建付け調整
右ドアヒンジタッチアップ
右ドアガラス調整
左右リアフェンダ-ストライカ-調整部タッチアップ
右リアフェンダ-ウェザー—ストリップ交換

【お問い合わせに際して】

このページの車両は車の個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。

エンスーの杜は自動車販売店では無く、広告代理店であり掲載車両は個人所有の物でありオーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと見聞したものを元に作成したものですので、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があり記事内容に関しても全てエンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。

状態等のコメントもあくまで取材時の状況及び取材担当者の主観によるものですので月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき下さい。

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