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メルセデスベンツ 250CE 1969年式

車検 2026年6月

走行 不明(メーター読み:79,286km) 備考 ディーラー車(ウエスタン自動車物)、ツーオーナー、2.5リッターエンジン、4速オートマチック、ワイヤレスドアロック付き、クーラー装備、ETC
長さ 468cm 179cm 高さ 139cm 重量 1420kg 排気量 2490cc
取材日2023年12月22日

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◆メルセデスベンツW114/W115について
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1968年11月、W114/W115のウエスラインから上をピラーレスのハードトップにアレンジしたクーペがデビューします。ホイールベース、全長ともサルーンと同じ、高さだけが45mm低くなっています。足回りも同じです。
エンジンは直6 SOHC(2496cc)、キャブレター仕様の250C(130PS)、電子制御式燃料噴射装置の250CE(150PS)が用意されます。トランスミッションは4速マニュアル、5速マニュアル、4速オートマチックです。
1972年4月に250Cの名称はそのままでエンジンの排気量が2778cc(130PS)に変更となります。同時に新開発された直6DOHC(2746cc)エンジンを搭載した280C(160PS)、電子制御式燃料噴射装置の280CE(185PS)が登場します。これらのバリエーションの追加に伴い、この年250CEはなくなります。
1973年8月にはサルーンと共にフェイスリフトを受け、グリルが幅広く低くなり、Aピラーのドリップモールやテールランプが改良され、インテリアも変更が施されます。
これ以降、サルーンは1976年、クーペは1977年に後継のW123へバトンタッチされます。

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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両は、メルセデスベンツ250CEのディーラー車です。
現オーナーさんは欧州車専門店で購入します。
この手の旧車は初めてとお聞きしました。
旧車に興味を持ち始めたのは友人の影響だそうです。
スタイルはいいし、色もいいので、とても気に入っているそうです。
保管はシャッター付きガレージ、雨の日には乗らないなど、大切にして来られました。
しかし、オーナーさんの生活環境の中ではだんだん乗れなくなってしまったそうです。
このままでは、宝の持ち腐れとなるのではと思い始め、それだったら旧車を熟知している方にお譲りした方がいいと思い、エンスーの杜への掲載依頼となりました。

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◆外観
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ボディは再塗装されていると思われます。またある程度の補修もしているようです。
ペイントコードは124とありますのでアラビアングレーカラー、同色での塗装だと思います。ディーラー車であることは、エンジンルームのウエスタン自動車のプレートで確認が取れます。
メッキパーツは艶があり、きれいな状態です。
今にはないスタイルが新鮮で魅力的なクーペに見えます。
ワイヤレスドアロック、セキュリティシステムを装備しているとお聞きしましたが、セキュリティシステムの作動は確認していません。
ライトレンズ類はきれいな状態でした。
フロアパネルは補修の跡が見られます。
ホイールはボディカラーと同色のホイールカバー付き、タイヤサイズはP195/75R14です。

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◆内装
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内装カラーは赤色ベースとし、シックで落ち着いた雰囲気の内装となっています。
インストルメントパネルはウッドパネルを使用しています。
ダッシュパネルに割れがありました。
前後のシートに破れやほつれはなく、いい状態だと思いました。
ドアの内張りもいい状態です。
天井に垂れはありません。
インパネセンター部にベッカー製のラジオが装備していますが不動でした。
その代わりにUSBポートやグローブボックス内にAM/FMラジオを装備、音楽やラジオ放送を聞くことができます。
アンテナはスイッチで上下ができる電動式アンテナを装備、スイッチはAM/FMラジオの左側に設置しています。
クーラーは効いていることを確認しましたが、今の車のように効くことはありません。
クーラーガスはR134a対応です。

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◆機関
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2.5リッター直列6気筒SOHCエンジンを搭載、4速オートマチックトランスミッションとの組み合わせです。シフトショックは多少ありますが、特に不具合はないと聞いています。

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◆足回り
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オリジナルの足回りです。
前後のショックアブソーバーは、ビルシュタイン製です。

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◆メンテナンスについて
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以下の整備記録、修理明細がありました。
◆2022.3 車検 78,323km
・ポイント交換
・左右リヤスタビライザーエンドロッド交換
・パワーステアリング低圧ホース交換
・エンジンオイル交換
・ブレーキフルード交換
・フロントブレーキホース交換
・リヤブレーキホース交換
・ブレーキマスターシリンダー交換
・ブレーキリザーバータンク交換
◆2022.10 一般整備 78,549km
・バッテリー交換
・ハザードリレー交換
・ミッションマウント交換
・スロットルリンケージ調整
・右テールライトユニット修理


更新記事(2024.6.17)
車検を更新しました。
車検の内容は以下のとおりです。
・ブレーキオイル交換
・ハブベアリング交換
・センターマウントベアリング交換
・前後シフトリンケージブッシュ交換
・ミッションマウント位置調整
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・オルタネーターベルト交換
・エンジンエアフィルター交換
・チョークエアーライン修理
・クーラーガスチャージ
・クーラーライン点検
・燃料タンク部フューエルホース交換
・エンジンルームフューエルホース交換
・左右テールライト基盤修理
・左右ヘッドライトハロゲンH4バルブ交換
車検を更新しましたが価格を据え置きとしましたので実質の値下げとなります。
ぜひこの機会にクラシックベンツの2ドアクーペをお手元に。

車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 650万円→580万円
画像クリックで拡大出来ます
縦目のベンツ 
シンプルなリヤビュー 
2ドアクーペ、旧車でも斬新なデザインに見えます 
 
サイドビューもカッコイイですね 
リヤピラーが新鮮な感じを受けます 
 
 
ヘッドライトRH 
ヘッドライトLH 
メッキパーツはきれいです 
モール類、ドアハンドルのメッキもきれいですね 
 
テールライトLH 
テールライトRH 
燃料給油口 
ジャッキポイント位置 
ホワイトリボンタイヤ 
コックピット 
 
コンビネーションメーター 
インパネセンター部 
グローブボックス 
グローブボックス内のラジオ、アンテナスイッチ、ETC 
フロアコンソール部 
ダッシュパネルの割れ 
ドライバーズシート 
パッセンジャーシート 
リヤシート 
 
リヤ側の内張りの状態 
天井 
ペダル類 
フロアパネルの状態 
ドアの内張り 
 
エンジンルーム 
 
ボンネット裏 
ウエスタン自動車の銘板 
エンジンオイルパン部 
トランスミッション下部 
トランクルーム 
 
 
トランクリッド裏 
エキゾーストマフラー 
各サスペンション部 
リヤディファレンシャル部 
取扱説明書 


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エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

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エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp

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