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取材日2023年10月7日 |
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W460の豪華版プレディカート・ロングボディのワンオーナー、程度良好車です。 ゲレンデヴァーゲンといえばご存知の通り、西ドイツのダイムラー・ベンツとオーストリアのシュタイア・ダイムラー・プフの共同開発により生まれた生粋のオフローダーです。 オフロードでの最大限の能力と安全性を主眼に開発された軍用車、その民生バージョンとして1979年(S54)にデビューしたゲレンデヴァーゲンは、あくまで軍用として最高の性能を発揮するべく、サハラ砂漠から北極圏をはじめとする世界各地でテストを繰り返され開発されたヘビーデューディなメカニズムを、その愚直なまでに箱型のスタイリングで包み込むことで得た格好よさも相まって、世界中の本物志向のオフロード愛好家から人気を博すこととなりました。 1990年(H2)に登場したマイナーチェンジ版となるW463からはより一層年を追うごとに高級化の一途を辿っていきましたので、無駄が削ぎ落とされたW460は同じゲレンデヴァーゲンでもより本格派のファンに支持され、現在も高い評価を得ています。 ●● プロフィール ●● こちらのお車は、現オーナーさんが1990年に正規ディーラーにて新車購入したものになります。 以後ずっと正規ディーラーにてメンテナンスを実施し維持されてきました。 ポータブルナビとETC以外はノーマルです。 整備履歴は全て残っており、ビークルデータカードもありますので、素性のハッキリしたフルノーマルのW460というのが最大の特長になります。 ナンバーは貴重な練馬33になります。 保管は屋外で、屋根付きの駐車スペースになります。 ●● 外装 ●● フルノーマル状態です。 気になる箇所としては、 ・助手席ドア後方下側にある接触痕(凹み) あたりが挙げられます。 その他、軽微なサビやキズ、凹み、クリア剥げ等々は散見される状態です。 塗装面は艶がやや引けている部分もあり、特に右側にその傾向があるようです。 ガラスや灯火類は基本的に良好です。 ●● 内装 ●● ポータブルナビとそのリモコン、そしてETCこそ付いていますが、こちらもノーマル状態です。 経年に伴う小キズや日焼けが見られる箇所もありますが、基本的に良好です。 特徴的なチェック柄クロスの純正レカロシートも全て良好ですが、特筆すべきは運転席で、ずっとレカロ ORTHOPAD(オルソペド)シートに替えていたとのことで、おそらく実走数千km、一般的に使用頻度が低いと思われるリアシート並みのコンディションとなっています。 気になる不具合箇所としては、 ・エアコンガス抜け(作動はOK) あたりが挙げられます。 マップランプは問題なく作動します。 純正オーディオは、ラジオは作動しますが、カセットデッキ部分は動作未確認です。 ●● 機関・足回り ●● フルノーマルで、ずっと正規ディーラーにてメンテナンスされています。 直近数年の整備履歴は、 @2017年7月(140,050km) ・車検 @2018年2月(140,246km) ・フューエルディストリビューター交換 @2018年3月(140,382km) ・タイヤ交換 @2018年8月(141,000km) ・バッテリー交換 @2019年6月(141,221km) ・車検 @2021年6月(141,547km) ・車検 @2023年6月(142,268km) ・車検 となっています。 気になる箇所としては、 ・オイル滲み あたりが挙げられます。 ボンネットオープナーワイヤーの伸びについては、熱くなるとレバーでは開きにくくなり、その際は自作金具で引っ張ると開けられるのでそれで対処しているとのことです。 ●● インプレッション ●● 一見してフルノーマルの佇まいが好印象のゲレンデです。 細かい傷みはそこここにありますが、ゲレンデという車の性格上、多少の使用感はむしろあって自然という感じもします。 ドアの開閉は5枚ともしっかりしており、往年のガッシリ感を開け閉めの度に楽しめます。 インテリアも外装と同様にノーマル状態が保たれており、ナビとETCこそ装着されていますが、武骨そのもののダッシュボードやチェックのファブリックシートは往時のまま味わうことができます。 ラゲッジも至って良好で、使用感はそれなりにありますが、30余年にわたり丁寧に適度に使われてきた感じが伝わってきます。 助手席にて試乗させていただきましたが、2.3リッター直4エンジンは滑らかかつ静かで、遮音材がしっかり入っているためか耳障りな騒音は感じられず、内外観の武骨さを良い意味で裏切るジェントルな走りを披露してくれます。 乗り心地も至って良好で、注意を払えばもちろんオフローダーとしての本来的な硬さは感じられますが、サスセッティングとシートの出来の恩恵か、不快な突き上げとは無縁の快適なドライブを堪能できます。 助手席からでもわかる、角張ったボディがもたらす見切りの良さは出色で、これなら狭い場所での取り回しに困ることは少ないでしょう。 旧くて武骨そのものながらも実用性・快適性の高いW460は、スタイリングのいい3ドアのショートも魅力的ですが、5ドアのロングこそが本領で、30数年経った今でも普通に実用的に使える性能の高さ、バランスの良さが光る車ですが、それも新車時より正規ディーラーでしっかりメンテを受け続け、大切に乗って来られたからこそ味わえる魅力と言えるのではないでしょうか。 ●● その他 ●● 新車時からのブック類、純正車載工具、バルブキット(一部使用済み)が付属します。 スペアキーは全て整っています。 色調の微妙な違いや小キズ等の瑕疵が画像や動画ではわかりにくいため見学をお勧めしますが、オーナーさんご多忙につき購入を前提とした場合のみとさせていただきます。 ●● まとめ ●● W463であれば初期型といえどまだまだ探せば出てくる車ではありますが、W460は近年めっきり数が減りました。 そんな中でも年式が年式ですから程度良好なものは数が少なく、しかもワンオーナーで全てディーラーメンテとなると、なかなか出てこない車だと言えますね。 あくまでW460にこだわって探している方にとっては、またとない出物と言えるのではないでしょうか。 オーナーさんは愛着を持って維持されていますが、近年ではあまり乗っていないのと、数年先に免許の返納を考えているとのことで、売却を希望されています。 お車は、東京都新宿区にあります。 個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(12,610円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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SOLD | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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