トップページに戻る 車両一覧に戻る |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
取材日2022年12月3日 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アズライトブルー、右ハンドルのディーラー車、最終型、程度良好なS124です。 特別な飛び道具のないオーソドックスな車ながら名車としての地位を確立しているW124ですが、昨今ますますその評価が高まっています。 それは例えば、 ・古き良きメルセデスらしさ、ドイツ車らしさが濃厚。 ・端正で気をてらわず飽きのこないルックス、乗り味。 ・旧車の領域に迫るほどの年式ながら、比較的部品調達やメンテに心配がない。 ・メンテナンスを施すと新車時の性能が復活可能なほどの頑丈な造り。 といったあたりの魅力があげられるかと思いますが、それはそのまま当のメルセデスをはじめとした現代の車が使い捨てを前提としてハイテク化が図られていることの証明で、それは安全性等々を考えると仕方のないことではあるものの、もう二度と作られることのないW124(S124)のような車が、今後ますます輝きを増していくことの現れなのだと思われます。 そういった古いモデルならではの魅力にあふれていながら、現代的な快適装備も備え日常的に使えるのが見逃せない点で、今後長く実用に供し人生の相棒としていくのにふさわしい車と言えますね。 ●● プロフィール ●● こちらのW124は、オーナーさんが2010年9月にエンスーの杜より購入し、以来12年にわたり乗り続けているものです。 平均すると年間4,000kmほど乗られており、主に休日のドライブや実用に供してきたとのことです。 メンテナンスは主に横浜にある専門店にて受けているとのことで、基本的には全てお任せ状態で出しているとのことです。 数年に1回はガラスコーティングに出しているとのことで、取材日直前の11月にも施工したとのことです。 保管は屋根付き駐車スペースにてカバーをかけているとのことです。 ●● 外装 ●● 基本的にノーマル状態です。 定期的にガラスコーティングを施工しているだけあって、塗装面には艶やかさがあります。 細かく見ると小キズのタッチアップ跡やデントは散見されます。 主なものは、 ・フロントバンパー左右角の接触痕、補修痕、線キズ等 ・タッチアップ跡(ボンネット、ドア等数箇所) ・デント(左フロントフェンダー、右リアフェンダー等にいくつか) ・右ドアミラーのベース部劣化 ・フロントガラス上部の飛び石 等が挙げられますが、ひと目見て美観を損ねるような目立つものはありません。 飛び石は購入時からのもので、その後特に変化はないとのことです。 今のうちにリペアしておいても良いかもしれません。 また、運転席ドアの鍵穴がナメているとのことですが、キーレスがあることと他の鍵穴は問題ないという点から不便を感じず、そのままにしてあるとのことです。 ●● 内装 ●● こちらも基本的にノーマルです。 後付け機器はETCが追加されている程度で、ナビもドラレコも追加されていません。 ステアリングには専門業者による革巻き加工が施されています。 気になる箇所としては、 ・運転席の焦げ跡補修痕 ・シート座面の汚れ(特にリア) ・温度計NG(液晶漏れ) ・ルームミラーの劣化 ・センターコンソールのウッドパネルのクラック ・ラゲッジルーム左側のスレ が挙げられます。 エアコンは問題ありません。 ●● 機関・足回り ●● 基本的にノーマルです。 専門店にてお任せメンテが施されています。 近年の履歴としては、 @2021年3月 ・車検 ・油脂類、ガスケット類、シール類色々交換 ・右フロントタイロッド交換 ・ラジエーターサブタンク交換 @2019年8月 ・フューエルポンプ&フィルター交換 ・フューエルラインリターンホース交換 ・センターマフラー応急修理 @2019年3月 ・左リアドアPWレギュレーター交換 @2019年2月 ・車検 ・油脂類、ガスケット類、シール類色々交換 ・ステアリングダンパー交換 ・塩害クリアー施工 ・バッテリー交換 @2018年12月 ・アルミホイール下取り交換(中古) @2018年8月 ・サーモスタット交換 ・ファンレジスター交換 ・Vベルト交換 @2017年12月 ・エンジンハーネス交換 ・ポンプリレー交換 ・OVPリレー交換 ・インテークエアテンプセンサー交換 @2017年2月 ・車検 ・油脂類、ガスケット類、シール類色々交換 ・ATフォールカバー交換 @2016年11月 ・アイドリング不調修理 ・・・イグニッションコイル交換 ・・・イグニッションコイルハーネス交換 ・・・ECU修理 ・・・スパークプラグ交換 ・・・ハイテンションコード交換 @2016年5月 ・高速時の加速不良修理 ・・・フューエルポンプ交換 ・・・フューエルフィルター交換 @2016年4月 ・1年点検 ・シフトコントロールブッシュ交換 @2015年2月 ・車検 ・油脂類色々交換 @2014年11月 ・リアスタビライザーブッシュ交換 ・リアスタビライザーリンク交換 ・取付ボルト 一式交換 ・ガラスコーティング施工 があります。 ●● インプレッション ●● 端正なS124のスタイリングとネイビーのボディカラーがマッチしてとても良いですね。 小さなキズや凹みはいくつかありますがさほど目立つものではなく、ガラスコーティングの恩恵もありキレイな車という印象です。 内装もネイビーの布張り仕様で、上品でありつつ4気筒のE220というキャラクターに馴染む清々しさですね。 常に手が触れるステアリングにはレザーが巻かれ、フィーリングが向上しているのも美点ですね。 助手席にて試乗させていただきましたが、2.2リッター直4は必要十分なトルク感を伴って粛々と加速していきます。 雑味もなく、静かすぎずうるさくもないそのフィールは良くも悪くも存在感の薄い実用ユニットといった趣きで、ボディ自体の堅牢性や静粛性、しっとりとした乗り心地も相まって、リラックスしたドライブ空間を提供してくれます。 余計な加飾のない外装、布張り仕立ての内装ということもあり、この時代までのメルセデス本来の味わいを色濃く残した個体であると言えますね。 メンテナンス状態も良いため、購入後すぐにその味わいを堪能しつつしばらくは乗れるであろうという点も、124のワゴンを実用的に使いたい向きには見逃せないポイントなのではないでしょうか。 ●● その他 ●● キーはメインキーと補助キーが揃っています。キーホルダータイプの社外キーレス付きです。 スタッドレスタイヤ付きホイール4本(現装着ホイールと同じデザイン)をお付けしますが、ガリキズ等ありますのでオマケ程度とお考えくださいとのことです。 走行距離は多少延びていきます。 色調の微妙な違いや小キズ等の瑕疵が画像や動画ではわかりにくい場合もあるため見学をお勧めしますが、オーナーさんご多忙につき購入を前提とした場合のみとさせていただきます。 ●● まとめ ●● 良い車とは何か?という問いに対する最適解とも言える名車W124・S124は、それだけあって比較的残存台数・流通台数もそれなりにある方ではありますが、それでも良いものは相当少なくなってきました。 そんな名車の誉れ高い124をいちどは味わってみるも良し、あるいは一生付き合ってみるも良し、どちらにしても程度の良い個体ならその価値がじゅうぶんにあると言えるのではないでしょうか。 オーナーさんは車両入れ替えのため売却を希望されています。 お車は、東京都中野区にあります。 個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(16,190円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SOLD | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
画像クリックで拡大出来ます | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※メールサーバーのセキュリティにより、メールが届かないケースが報告されています。 |
トップページに戻る 車両一覧に戻る 上に戻る |