Ｗ124は1985年にデビューしました、ボディは４ドアセダン、５ドアステーションワゴン、２ドアクーペ、２ドアカブリオレ、６ドアリムジンが存在しました。機構的にはＷ２０１型のサイズと全長を拡大したものでリアサスペンションは長らく続いたセミトレーリングアーム式から190Ｅで開発されたマルチリンク式に変更されています。またボディは当時のトレンドであったフラッシュサーフェース（外板の平滑化）が推し進められた結果メルセデス市販車では初となるCd値0.29を達成しました。

今回紹介するのはメルセデスベンツE280（W124）1994年式、後期型の限定車になります。
限定車の特別装備としてレザーシート、サンルーフ、ウォールナットウッドパネル、ウッドハンドル、15インチポリッシュホイールなどが装備されています。
オーナーさんは1年ほど前に当サイト、エンスーの杜で購入されました、購入時の走行距離は2万キロと驚異の低走行です。オーナーさん購入後は車検を受けキーレスエントリーの取り付けを行ったそうです。

【外装の状態】
ボディカラーはオリジナルのブリリアントシルバーで色艶ともに良好です、モール類やゴム類も劣化はみられず良好です。リヤバンパー角に擦ったような傷があることとFフェンダーにエクボがありましたがその他は問題なく歴代のオーナーさんに大切にされてきた事が伺える状態です。
ホイールはAMG純正の17インチホイール、タイヤはミシュランパイロットスポーツ215/45ZR17に変更されています。オリジナルの15インチホイールも保管しております。

【内装の状態】
シートは限定車特別装備のブラックレザーになります走行距離が少ない為かランバーサポートやサイササポートなど傷みやすい箇所の状態も問題なくシートのヘタリなど少なくレザーの状態も良好です、ダッシュボードの状態も良好です。リヤシートは使用感すらありません。ドアの内張は剥がれてきたため張り直したそうです、内装の難点として天井のサンルーフの後ろ部分内張りに垂れが見受けられました。

【機関の状態】
エンジン・ミッション機関についても現在不具合はなく好調ですエアコンも問題なく効きます。
足回りは若干ローダウンされていますスプリングはアイバッハでダンパーはSACHSです。オリジナルも保管しています、その他付属品では純正グリルもあります。

低走行という事もあり非常にコンディションの良い車両です。W124は「最善か無か」の時代に作られた最後のミディアムクラスとして現在でも人気は高いモデルですが生産終了からかなりの年数が経過しているので程度の良い車両は少ないと思います。程度良好なW124をお探しの方は一見の価値ありの車両です。

車は岡山県にあります個人ですので消費税はかかりません。
購入の際にはリサイクル料と自動車税の月割り負担をお願いいたします。