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取材日2022年9月29日 |
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「現代の日常使いを最高に演出する魅惑のネオ・クラシック・・・!W123型メルセデス・ベンツは一度惚れると生涯の価値観を変えてくれるクルマ・・・!家族の愛情がたっぷり注がれた至高の最終型に思考回路は完全停止・・・!!」 メルセデス・ベンツW123シリーズは、創始者ゴッドリーブ・ダイムラーの信念“Das Beste oder nichts”真の意味での「最善か無か」の時代に、今の自動車生産の考え方とは“真逆の発想”で、顧客が長く愛用することを前提に、コストダウンの発想など微塵も無い、妥協無き物作りを背景に産み出されました・・・。 発売当時の価格は、同じミディアムクラスBMW5シリーズの約3倍(!)と非常に高価にもかかわらず注文は殺到しました・・・。そんな最中、発売当初の1年間は生産が遅々として進まず、注文した顧客は9ヶ月から12ヶ月という長い待ち時間に直面します・・・。それでも即納を望む顧客のためになんと闇市まで出現し、W123シリーズには販売価格から約5,000ドイツマルク(※当時の貨幣価値)のプレミアムがついた程でした・・・。 「W123メルセデスベンツ280E・・・機能的で合理的・・・、堅牢な作りに裏付けられた耐久性と、堂々とした佇まいが実に美しい名車・・・。」 そんな当時の高級車種でありながらも、実に全世界で270万台がリリースされた程・・・、W123シリーズは、ダイムラーベンツ社の戦後における空前の大ヒット作となりました・・・。W123シリーズの伝説的な耐久性については、その世界的人気ぶりが“すべて”を物語っており、70年代半ばの自動車メーカーの中で、W123シリーズのメルセデスだけが999,999キロを表示できるオドメーターを装着する程だったのです・・・! このW 123シリーズ・ハイエンド車種である280Eに搭載されたM110直列6気筒エンジンは、肉厚な鋳鉄ブロックに、頑丈な7ベアリング・クランクシャフトを備え、12のカウンターバランスウェイトを備えるほどタフな構造を持ち、熱量発生の多いガソリンエンジンでありながら、確りメンテナンスすればワン・エンジンで40〜50万キロは走破可能と謳われた物・・・。それがボンネットを外さずともエンジン交換まで可能な、2ポジション・ボンネットの下に鎮座し、アルミニウム製シリンダーヘッド上に、実に見応えあるデュアルカムカバーを眺めるのは、今現在においても不可思議なロマンスを感じる程です・・・。 この本来の意味においての「最善か無か」の時代のW123シリーズは、欧州において当時のオーナーシップ・アワードを創造し、そのマイルストーンとして、25万キロ・50万キロ・75万キロ・100万キロ・・・そして100万マイル(161万キロ)で表彰とグリルバッジがオーナーに贈呈されたのでした・・・。 「1985年最終型のリリースから既に37年経過・・・。もっともクールなネオ・クラシックとしての新たな価値観はむしろ必然的・・・?!乗っていると走行距離数が自慢になる数少ないクルマ・・・。」 W123シリーズのオーナーになると、自然と「多い走行距離数」が自慢の種になるもの、この車を表す魅力の一つです・・・! このおよそ40年前のネオ・クラシックが、今でも「普通に乗れる」のが、なんとも素晴らしい魅力・・・! 大系ステアリングを抱え込むオールドスタイル独特の操作感・・・。軽い操舵感で舵角を決めると実に安定してコーナリングする「あの」独特の感触は唯一無二の味わいがあります・・・。 親しみやすいデザインを持つインテリアも、ネオ・クラシックカーを楽しんでいるという満足感を十分に演出してくれるもので、この当時ならではのMBテックスを使用したシートなど、実に吸湿性・通気性において優れており、長距離ドライブでも疲労を感じない優れものなのです・・・! 日常に自然に溶け込み満足感を与えてくれるネオクラシック・・・。言葉にできない魅力に溢れた人々を魅了する要素が散らばっているのが、W123メルセデス・ベンツ280Eの最大の魅力と思う次第なのです・・・。 「クラシック・カーコレクターのオーナー様が、ご子息様のファースト・クラシックカーとして、愛情注ぎ仕上げた85年式最終型W123 280E・・・」 1970年台から80年代を象徴する、それまでの時代になかったカラー・バリエーションがW123シリーズの楽しみの一つですが、この個体はオリジナルの「アンスラサイト・グレー」と思われるカラーが魅力の一台です・・・。 ご子息様が、ずっと乗り続ける事が出来、古い車の味わい深さを習得して貰える様、クラシックカーを通じて車の奥深さを味わって貰える様にと、当初から選択肢はW123シリーズ一本に絞り、錆や腐食の無い個体を探し求めて、やっとの想いで出逢われます・・・。 W123シリーズを理解するなら当然の事として、走行距離数は二の次、ボディや内装の状態を最も吟味されたとの事ですが、決め手になったのは、数十枚に及ぶウエスタン自動車の時代からの修理履歴、メンテナンス記録が確り付属する事でした・・・。筆者もじっくりと、過去40年近く遡ることが出来る数十枚の履歴を全て拝見させて頂きましたが、実に鮮明に、どの時代・どの走行距離時点で不具合があり、どう対処されて来たかが明確に確認出来、実に手厚くメンテナンスされて来たかが解る個体となっています・・・。 またその状態は、この個体を外観から観てもすぐに理解できる事・・・。立ち姿も素晴らしく、オリジナル・コンディションを深く維持しながらも、長年に渡って延々とガレージ保管されてきたのは当然の事・・・。先の修理履歴〜各部の状態をみても、歴代オーナーに大切に引き継がれてきた個体であることが観て取れるのです・・・! それでもオーナー様曰く、手元に来た時は、外装はくすみ、内装も破れは無い物の汚れが目立った状態だったとか・・・。その個体を、「メルセデスの塗装はとても確りしているから・・・」と、あえてプロに磨き込みを依頼、エアコン修理を含み、機関に関しては全てプロのメカニックに依頼・・・。徹底して普段乗りに使える状態までブラッシュアップされて来られました・・・。またこれに乗られるご子息様の事を想い、内装に関してはシートを全て外してご家族全員で一斉クリーニングをなさったとの事でした・・・。 その甲斐あってか、現在は「不具合全く無し」・・・、実にフレッシュな印象を持つW123 280Eとして芳醇なネオ・クラシックの魅力をプンプン周囲に放ちます・・・! ご子息様が「音と匂いを見極めて」乗れるようにとの想いを込めて仕上がった一台・・・。 「1985年式最終型メルセデス・ベンツW123 280E・・・取材後書き・・・」 室内に残響音を残しながら閉まるW123のドアの音・・・ かつてW123 300TDTに乗っていたものの、魔が刺したのか手放してしまい、今だに後悔の念が残り、街中で状態の良いW123シリーズを見ると「おおっ!」と思わず足が止まる筆者です・・・。W123の「あの魅力」にどっぷりハマり、心に響く車との蜜月が実に懐かしく、「人生もう一度乗りたいクルマ・リスト」のトップに入っているのです・・・。 また当時を懐かしみながら振り返ってみても、色々とクルマの事を勉強させてもらったのもW123でした・・・。ドイツ本国のみならず、欧州全域〜アメリカまで、OEMを含みほとんどのパーツは新品安価で手に入り、頑丈なモノコックの為、その気になればいつでも新車同様にフルレストアすることも可能なクルマ・・・。 「現代の日常使いを最高に演出する魅惑のネオ・クラシック・・・!W123型メルセデス・ベンツは一度惚れると生涯の価値観を変えてくれるクルマ・・・!家族の愛情がたっぷり注がれた至高の最終型に思考回路は完全停止・・・!!」 まさに惚れたら最後の魅力溢れるネオ・クラシック・・・。 是非禁断の見学に群馬県までお越しください・・・! この「1985年式 メルセデス・ベンツ W123 280E」は現在、群馬県にあります。 本車両は、個人様からの出品依頼ですので、消費税や諸費用等はかかりませんが、自動車税月割計算並びにリサイクル預託金精算が別途必要となります。 【お問い合わせに際して・・・】 過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。 本記事内容は、2022年9月29日(晴天下)10時より、約3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと、助手席試乗体験したものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントも、あくまで取材時の天候、状況及び、筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。 掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。 何卒宜しくご検討下さい。 |
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