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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両はW114の後期モデル、メルセデスベンツ280です。
エンジンは直列6気筒のDOHCエンジン、ソレックス製のオートチョーク式シングルキャブレター、4速オートマチックトランスミッションです。
サスペンションはフロントダブルウィッシュボーン、リヤはメルセデスベンツでは初めてのセミトレーリングを採用しています。ブレーキは4輪ディスクブレーキ、ステアリングはボールナット式です。パワーステアリング、クーラー、パワーウインドウなど快適装備が備わっており、現代の車と比べても遜色がありません。
現オーナーさんは、個人売買で購入します。
なるべく普段の足として使用、自分なりにW114を評価し、満足感を味わったため、次の車に乗りかえることに、エンスーの杜への掲載依頼となりました。
購入時に気になる個所を専門店で見てもらっています。
その内容を以下に記します。
・点火系の点検、清掃(プラグ、ディスビなど)
・エンジンコンディショナー給油
・ステアリングシャフトカップリング交換
・パワステオイル給油
・メーター照明配線修理(不灯のため)
オートマチックトランスミッションから少しオイルの漏れがあり、気になったので専門店に相談したところ、この程度なら当分大丈夫と言われたのでそのままにしています。
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◆外観
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ボディカラーはホワイト、カラーコードを見ますとブルーグレーなので過去のオーナーが再塗装をしています。
フロントグリル、ヘッドライトリング、バンパーのメッキはきれいで輝きがあります。
ウインドウサッシは全体的に曇りが見られました。
ホイールはスチールホイールにホイールカバー付き(ボディと同色)、タイヤサイズは195/75R14を履いています。
ジャッキはありますが、スペアタイヤはありません。
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◆内装
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ブルーカラーの内装色、インパネのウッドパネル、ベンツ定番の内装の組み合わせです。
シートは左右のサポート部がMB-TEXのビニールレザー、中央部がファブリック地との組み合わせ、ヘッドレストは猫の耳のような形となっています。
運転席シートに多少の擦れが見られました。
ステアリングホイールは純正の4本スポークタイプです。
インパネのダッシュボードに割れがあります。また、ダッシュパネルセンターにあるスピーカーカバーがありませんでした。
パワーウインドウは全席とも可動しますが、フロント右側ウインドウが少しゆっくりとした動きでした。
クーラーは装備していますが、作動していませんでした。
原因はわからないそうです。
社外品のFM/AMラジオが付いていましたが、スピーカーと配線がないため、聞くことはできません。
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◆機関
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エンジンの調子は良さそうです。
シフトショックは多少ありますが、年代からすると全く無いということはありません。
トランスミッションからオイル漏れが多少あります。
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◆足回り
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ノーマルの足回りです。
特に不具合はないそうです。
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◆メンテナンスについて
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過去のオーナーさんが行なった修理の記録がありましたので以下にご紹介します。
◆2019.9 一般整備
・マフラー交換
・リヤスタビライザーリンク交換
・フロントブレーキキャリパーオーバーホール、シールキット交換
・ステアリングロッド交換
・ウォーターポンプ交換
・サーモスタット交換
・燃料ポンプ交換
・キャブレター調整
・キャブレターフランジガスケット製作、交換
・ラジエターバンド交換
・キャブOリングパッキン交換
・ブレーキオイル交換
・エンジンオイル交換
・シフトレバーブッシュ交換
◆2021.11 車検整備
・エンジンオイル交換
・オイルエレメント交換
・ブレーキオイル交換
・スパークプラグ交換
・フォグライトバルブ交換
・左右タイロッド交換
・キャブレターオーバーホール
・燃料フィルター交換
●オートマチックトランスミッション脱着
・トルクコンバーターオイルシール交換
・アウトプットオイルシール交換
・アウトプットロックナット交換
・オイルクーラーガスケット交換
・ミッションマウント交換
・オートマチックオイル交換
・エキゾーストマフラー溶接修理
・燃料タンク内清掃、コーティング
・燃料タンクガスケット交換
・エアコンプーリー交換
・エアコンガス(R12)充填
・スターターモーター交換
更新記事(2024.2.3)
車検を更新すると共に値下げをしました。(210万円→150万円)
車検時にキャブレターの調整を行ったそうです。
調子はいいそうです。
車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。