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取材日2021年9月9日 |
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「泣く子も黙る・・・560SEL、威風堂々・高品格な希少ネオ・クラシックは今が乗り頃・・・!」 こうして日々取材~執筆活動をしていると、実に様々なオーナー様、そして愛情いっぱいに大切にされてきた車と出逢います・・・。 今回ご依頼頂いたのは、ネオ・クラシックを代表する名車・・・。「100年持つボディ・・・」と言われたとは言え、到底30年という年月が経過したとは信じ難いコンディションで、内外装・機関共状態維持された「W126セカンドシリーズ最終ロット・1991年式メルセデス・ベンツ560SEL」です・・・。 「出会いを待つしかない・・・状態良好560SELを今日探すのは至難の技・・・?」 1990年台前半・・・。 好景気の最中、海外のビルダーから見て日本市場は大変魅力的なマーケットでした。イタリアの牛印や馬印、英国の天使達、そしてアウトバーンの申し子達は、驚くほどの数が正規輸入・並行輸入され溢れていた程です・・・。それらが時間の経過とともに徐々にユーズド市場に出るや、「需要と供給のバランス」を著しく欠き、それらの高級車達は、その本来の「商品価値」に比べて不当とも言える「飽和価格」で再販されます・・・。 世界に例を見ない厳格な車検制度が存在し、潤沢にお金をかけられた「日本にある名車達・・・」。そこに目をつけたのは、当然の事ながらその本来の価値を知る、目の肥えたドイツ本国は勿論、ヨーロッパや新興国のバイヤー達・・・。彼らに見極められた「状態の良い高級車」は、誠に残念ながら・・・その殆どが再度海を渡ります・・・。 事実、今現在海外の市場をリサーチしても・・・ という説明書き付きで販売されているそれらの名車を多くみる事が出来るのです。 「歴代メルセデス・ベンツSクラスで最も成功したモデル・・・W126・560SEL」 メルセデス・ベンツがブランドマークの威信をかけて最先端技術を投入する世界最高峰の指標・・・。数々の歴代名車の中でも、世界中で熱く語り継がれる名作が、本日ご紹介するW126のSクラス・・・560SELです。 W126のセカンド・シリーズとして1986年に発売された、後部座席のVIPの為にロング・ホイールベースとなった最上級クラス560SELは、メルセデスの5.6L、M117・V8エンジンを搭載し、その名称の通り“E”はドイツ語でEinspritzmotor(燃料噴射装置)、“L”はロングホイールベースを意味し、見るものを圧倒する「威風堂々の風格・・・」ながら、アウトバーンを200km以上(!)で巡航する性能を持ち、ツッフェンハウゼンやバイエルンの地元のライバルたちに恐怖を与え、当時「世界最速サルーン・・・」と謳われた名車です・・・。 当時のメルセデス・ベンツ・チーフ・デザイナーであるブルーノ・サッコは、空力的に優れたボディ形状のデザインを目指し風洞実験を繰り返します・・・。 「世界最速サルーン・・・W126・560SEL」はバブル経済真っ最中の1991年まで生産されましたが、後継W140シリーズにバトンタッチ・・・。当時群を抜いた新車価格にもかかわらず、累計75000台が世界中にリリースされ、Sクラスで最も成功したモデルと今日語り継がれています・・・。 「具合が悪いと直ぐ直す・・・!現オーナー様の元愛情いっぱいに保管された・・・ オーナー様はクラシック・カーのコレクター様です・・・。 県内数カ所にある完全密封ガレージで、数々のネオ・クラシック・カーを、クルマが現役当時から長年大切に保管・管理されておられます・・・。余りにも多い台数のため、この個体を含め数台は抹消登録となっていますが、その全てを管理台帳で的確に管理し、定期的にエンジンを掛け写真・動画でご覧頂ける様に大変良い状態でお持ちでおられます・・・。 「具合が悪いと感じると直ぐにプロに任せて修理する・・・!」と愛情いっぱいにコレクションを見つめてお話し頂き、必要であれば過去の修理履歴も主治医様に打診してお取り寄せ頂けるとの事でした・・・。 VINナンバー WDB1260391A603151から、日本向けに製造・正規輸入された個体で・・・ オプション設定は となっています・・・。 到底30超年前のクルマをは思えない・・・凛とした立ち姿と車体の輝きを持つこのW126・560SELですが、お伺いするとオリジナル塗装との事・・・。AMGのエンブレムがとても気になりますが、ここは「AMG仕様」との事、オリジナルの560SELとなります・・・。 「現在不具合はありません・・・」と笑顔で語って頂く、とても気さくなオーナー様・・・。その状態保存を見ても並大抵の努力ではいらっしゃらない・・・と感じるもので、まさにネオ・クラシックと呼ばれるようになった今日だからこそ、「史上最高のSクラス・・・と呼ばれた560SEL」を堪能できる最高のチャンス・・・と感じた次第です・・・。 「取材後記・・・」 後部座席の広い事・・・。流石にSクラスのロング・サイズ・・・。 バブル当時の街角ではひょっとして・・・「ギン・ギラ・ギン!」だったかもしれない「泣く子も黙る・・・威風堂々感」も、あれから30年・・・ちょうど油も抜け(オイルではありません・・・)、良い感じで「ビンテージで枯れた感じ・・・」です・・・。 きっと今だからこそ・・・その味わいも格別・・・ あの頃憧れた最上級のサルーン・カー・・・ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。 【お問い合わせに際して・・・】 本記事内容は、2021年9月9日13時より、快晴(日差し強)の元、約4時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと、実車試乗体験したものを元に、執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントも、あくまで取材時の天候、状況及び、筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。 掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。 何卒宜しくご検討下さい。 |
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