エンスーの杜  トップページに戻る   車両一覧に戻る


メルセデス・ベンツ W123 280E 前期モデル 1979年式
車検 2022年8月 走行 112,500km 備考 ディーラー   ウエスタン自動車正規物 エアコン 4AT
長さ 472cm 178cm 高さ 144cm 重量 1550kg 排気量 2740cc
取材日2021年7月

========================================
ベンツの神様の魂が宿るネオクラシックカーの入門モデル
========================================

W123型メルセデス・ベンツ280E前期モデルです。Eシリーズとはいえ、今こうして眺めると現行のCクラスよりコンパクトなサイズ、1780mmですから、よく切れるステアリングと相まって取り回しは非常に楽におこなえます。
280Eは当時の最高グレードでオートマは4速になります。

そういえば、米津玄師の2020年の曲「感電」のミュージックビデオに登場しているのが、W123セダンです。このクラシックな雰囲気が1周りして若者に新鮮に映るのでしょう。
ネオクラシックカーの入門にぴったりの1台といえます。

最初のオーナーは九州。2代目オーナーはコレクターの方でしたが東日本大震災で保管場所を維持できなくなり、当時メンテナンスをお願いしていた修理屋さんが3代目オーナーとして引き継ぎました。

========================================
「修理屋の車が出先でトラブったら恥ずかしい」
========================================

実はこの3代目オーナーは、業界では「ベンツの神様」とまで言われる修理屋さんで、整備しながら日常の足として乗っていたクルマだそうです。

「ベンツの神様」は、現オーナーに譲られる時に「修理屋の車が出先でトラブったら恥ずかしい」と徹底的に手を入れたとの事です。
《2018年当時 主だった整備記録》
●プラグ・点火コード・デスビキャップ・オルタネータ(容量アップのハイパワータイプ)新品交換
●ブレーキマスターシリンダー新品交換
●ATF交換・油圧・変速タイミング調整
●燃料フィルター・アキュムレータ・燃料系全ホース新品交換
●触媒・マフラー新品交換
●足回り全ブッシュ新品交換
●冷却系統全ホース新品交換
●エアコンR134対応レトロフィット
●クルーズコントロールコントロールユニット交換
但し上記整備は修理屋さんが仕事の合間に自分用として行ったもので、詳細な整備記録は残っておりません。

まさにの“ベンツの神様”の魂のこもった1台といえます。現オーナー様はこのエピソードに感動し、2018年に走行76,000kmで譲り受けたそうです。
それから3年ほど都内の日常の通勤などにも支障なく使用されています。

唯一の故障といえば、ATミッションが滑るようになってしまったことぐらいです。
この時は、大阪の専門業者にオーバーホールを依頼し、現在は全く問題ないそうです。

購入時にショック(モンロー社)など足回りをリフレッシュしていますから、乗り心地もしっかりしています。

内装系では、ソファのような座り心地のシートもいい状態です。ダッシュボードに割れはありません。

天井のタレもありませんが、ドアのMBテックスというビニールのドア内張りにお約束のヨレがあります。
修復歴については大きな事故はないとのこと。

エアコンのホースからガス漏れがあり、ホースの交換とガスの充填が必要です。このモデルの弱点であったブロアモーターのヒューズについて対策済です。また、下の写真にありますように貴重なメルセデス・ベンツの工具セット、ローアーアームブッシュ類のパーツをお付けします。

外装面では、跳ね石さとやタッチペンのような目立たない傷がありますが、上品なベージュのカラーの風合いは失われておらず、ネオクラシックな佇まいと相まって、温かなぬくもりが感じられる一台です

W123といえば、ワゴンが人気ですが、それ故状態のいい個体が非常に少なくなっています。その点セダンは、いい状態をキープしている個体がまだまだあります。このクルマもそんな1台でしょう。

先代オーナーの「ベンツの神様」のメンテナンスを引き継ぎ、現オーナーも コンディションを保つべく随時メンテナンスをされています。主な整備箇所は以下の通りとなっています。

========================================
現オーナーの主な整備  専門店でAT整備済
========================================

2020年4月
●ラジエーターホース(アッパー、ローアー)交換
●サーモススタット交換
●ヒーターバルブ
●LLC
●ラジエーターサブタンク取り付け
●ラジエーターエア抜き

2019年8月
●ATミションオーバーホール 一式

2019年6月
●ブレーキ4輪オーバーホール 一式
●リアブレーキパッド

2019年4月
●マフラー排気漏れ溶接修理
●シフトリンクブッシュ交換
●インヒビタースイッチ交換
●ヘッドライトレンズパッキン交換
●ポジション球
●フューエルフィラーネックグロメット交換
●ストレーナー交換
●LLC交換
●デフオイル交換

2019年3月
●メーターUSED交換
●ヒーターコントロール電球
●ヒーターコントロールメインスイッチ

2018年5月
●ウインドドアロックモーター
●ウインドレギュレーター修理

2018年4月
●エンジン電気系統洗浄およびリンケージ調整
●エンジンルームクリーニング
●インシュレーター張替え
●バキュームパイプ交換
●バルブ交換
●ボンネットマスコット

個人売買のため消費税はかかりませんが、自動車税月割分相当、リサイクル料金をご負担いただきます。現車は東京都内にあります。

上記は限られた時間内での取材であり、かつ記載内容につきましては、取材者の私見に基づくところもございますので、ご購入に際しては必ず現車をご見学の上でご納得されてからご検討ください。

なお、お車の特性とオーナー様のお仕事の都合上、ご見学については購入検討の方のみに限らせていただきます。

冷やかし防止とスムーズなご連絡のため、お問い合わせの際は必ずお名前、ご住所、お電話番号をお知らせいただけますようお願いします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
SOLD
画像クリックで拡大出来ます
このボリューム感、たまらないですね
フロントグリルのメッキに錆びなどありません
 
 
ホイールキャップもボディーと同色
ポインタは新品に交換
グリルの間のプラスチックは再塗装
 
 
 
ドアミラーのメッキもウインドウモールもこの輝き
バッテリー交換済
ラジエーター液補助タンクを追加
 
ラジエーターホース交換
 
 
エンジンルーム洗浄
貴重な純正工具セット
ローアーアーム、デストリビューターキャップ、ブッシュ付属
 
 
 
 
 
 
ドアに塗装の剥げ
ディーラー車、リアガラスも曇りなし
メーターはオーバーホール済
ボンネットひび割れなし
ウッドパネルの状態も良好
 
スレのないシートの状態
天井のタレなし
 
クラシカルなファブリック
ハンドル、ドアモールもメッキがうつくしい
 
 
 
ドアポケットは色違い
左ドアに小さいキズ
 
 
  
ウッドパネルもひび割れなし
 
 
後部座席も汚れ、ヘタリなし
スペアタイヤ


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 本部
TEL/080-6868-9898(カツヤマ)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
katsu@redking.co.jp

※メールサーバーのセキュリティにより、メールが届かないケースが報告されています。
担当者より24時間以内に返信が無い場合は、お電話でお問い合わせください。

※メーラーが開かない場合は、メアドをコピーしてください。


  エンスーの杜    トップページに戻る   車両一覧に戻る   上に戻る