ウニモグ U1200(424シリーズ) |
1985年式 |
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車検 一時抹消
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走行 62,719km
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備考 ディーラー車(ウエスタン自動車もの)、ディーゼルエンジン、8速マニュアルミッション、4輪駆動方式、副変速機、逆転機、PTO、油圧コンロトール、N0x適合車 |
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長さ 439cm |
巾 212cm |
高さ 263cm |
重量 4400kg |
排気量 5670cc |
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取材日2020年10月21日 |
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◆ご紹介する車両について
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ウニモグは、「Universal-Motor-Gerat」と云う多目的車両を意味するドイツ語が語源になっていると言われています。
悪路環境での作業に強いウニモグは、道路工事や競馬場、鉄道の保守と云った用途から消防、軍用まで、実に多目的に利用されている、はたらくクルマの王様とも云える素晴らしい実用性を持った自動車です。
実用一点主義、質実剛健で無骨ながらも、どこかユニークなその姿は、子供から大人まで非常に人気があります。
そのため、多目的用途以外の趣味の目的でウニモグを所有するオーナーさんも世界中におられます。
今回ご紹介する車両は、ウニモグ424シリーズのU1200、ショートホイールベースのモデルとなります。406シリーズとは打って変わって四角の角張ったデザイン、全体を見ると車高や車幅の割にはホイールベースが短いのですが、これは設計の意図するところでどんな悪路でも走破できるよう考えられているそうです。
多目的車なので、運転台や荷台のバリエーションは無数にあり、ロングホイールベースモデル、ダブルキャビンの4ドアモデルや、幌型キャビン、バン型キャビンなど、運転台の形状だけでも実に様々です。
また、バンパー部分にも、ウインチや大型のカンガルーバー型のものや雪かきが装備されたものがあり、用途に応じて沢山の仕様があります。
現オーナーさんはウニモグが大好きな方で他にも数台ウニモグを所有していらっしゃいます。仕事で使用するというよりは趣味として所有されているウエイトが高いそうです。
この個体、現在以下の不具合があります。
・水漏れ
・ブレーキオイル漏れ
・タコメーター不動(おそらくリレーが原因)
・リヤスタビライザーブッシュの劣化
現状渡しとなりますので上記の不具合を含めて趣味の車としてレストアされる方向きのウニモグではないかと思います。
ぜひ、そのような車いじりが好きな方のお問い合わせをお待ちしています。
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◆ボディ
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イメージカラーのイエローです。全体的に錆はありますが気になるような錆ではありませんでした。フレームや足回りも汚れや傷は少なく、いいコンディションであると思います。
荷台は通常木製ですが鉄板を張り、三方のあおりの内側にはステンレスパネルを張っています。
運転台の端に取り付けられた煙突のようなパイプがあります。これは、エンジンが空気を吸うためのシュノーケルです。ここまで高い場所に着いている理由は渡河するためですね。
フロントにはPTO用のアタッチメントがありました。リヤにもアタッチメントがあります。
ボンネットはキーによってロックを外し、ボネットごと取り外すことができます。
整備性を考えたものだと思われます。
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◆インテリア
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車高が高いのでステップに足をかけて車内に乗り込みます。
室内はシンプルなスタイル、2名乗車です。
メーターは右からスピードメーター、タコメーター、コンビメーター(燃料、油圧、水温、エアブレーキ圧)です。
フロアには沢山のコントロールレバーがあり、主変速レバー、前後進切替レバー、PTOクラッチレバー、油圧コントロールレバー、駐車ブレーキレバー、PTO選択レバー、副変速レバー、PTO変速レバーなどです。
シートの高さを手動式で切り替えることができます。
天井には換気用のフラップがありました。
エンジンを掛けるときはイグニッションキーをONにし、ボタンを押します。
スロットルレバーがありますのでエンジンを掛けるときはアイドル位置にし、エンジンを停止するときはレバーを停止の位置にします。イグニッションキーをOFFにしてもエンジンは停止しません。
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◆機関
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エンジン形式はOM352A型です。直列6気筒ディーゼルエンジン+ターボチャージャー付、排気量は5,698cc、最高出力は125PSを発生します。
トランスミッションは8速マニュアル、副変速機と逆転機を装備し、超低速での作業を可能にしています。もちろん、4輪駆動方式です。
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◆メンテナンス
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メンテナンスの履歴は残っていませんが、車両は会社所有となっており、仕事柄多くの作業車があるため、同じところで整備しているようです。ただし、重整備の場合は専門の自動車屋へ依頼するそうです。
ウニモグを数台お持ちのオーナーさんは、ドイツのウニモグ本社とも交流があり、過去にドイツのウニモグのマイスターが来社したことがあるそうです。
◆ウニモグ用ロールバーについて
「パーツの杜」にウニモグ用ロールバーを掲載中です。
>>>ウニモグ ロールバー
車は愛知県にあります。
法人登録の為、消費税がかかりますが掲載価格は消費税込みの価格です。
リサイクル費用は、別途清算させて頂きます。
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
SOLD |
画像クリックで拡大出来ます |
フロントグリルガード付き |
トラックですね |
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シュノーケル有、河川も渡れます |
サイドから見るとチョロQですね |
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シンプルなヘッドライト |
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塗装の割れがあります |
凹みがあります |
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荷台はスチールとステンレスで加工しています |
車両に乗り込むためのステップ(2段階) |
燃料タンク |
シンプルなテールライト |
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トレーラーヒッチ |
ヘッドライトスイッチ、ワイパースイッチ |
メーター類 |
エンジンスイッチ、デフロック切替えレバー |
インパネセンター |
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シフトコントロールレバーの操作シール |
シフトコントロールレバー類 |
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ドライバーズシート |
パッセンジャーシート |
奥に見えるのはスロットルレバー |
天井 |
左ドアトリム |
右ドアトリム |
エンジンルーム正面@ |
エンジンルーム正面A |
エンジンルーム正面B |
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ターボチャージャー |
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エンジンオイルパン部 |
トランスミッション部 |
トランスミッション下部 |
ブレーキマスターシリンダー |
フロントサスペンション部 |
リヤサスペンション部 |
フロントディファレンシャル部 |
リヤディファレンシャル部 |
左リヤスタビブッシュの劣化 |
右リヤスタビブッシュの劣化 |
リヤPTO部 |
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この車両のお問い合わせは
エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)
またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp
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