今でも人気のメルセデス124ですが、その中でも希少なカブリオレです。
このころのメルセデスはクーペモデルのデザインがとても美しく、124カブリオレは幌を開けていても閉じていても本当に綺麗な直線デザインをしています。
クーペモデルの320CEをベースに'93モデルから登場したカブリオレは、、ただクーペをコンバートした設計ではなくボディ剛性を確保するため約1000点もの新設計パーツを使用しています。
特筆すべきはSL同様転倒時には自動的にロールオーバー・バーが飛び出す仕組みを始め、前面衝突、側面衝突等あらゆるケースのアクシデントを想定した安全設計が施されています。

発売価格はSLとあまり変わらない価格だったため、セダンやワゴンと比較すると販売台数はかなり少なかった様です。

オーナーさんは平成25年11月に約9万キロの状態で当サイトを経由して購入されています。
現オーナーさんで6人目ですが履歴がしっかりしており、当時購入の決め手はコンディションの良さだったそうです。

ステアリング、シフトノブ、フロントグリル、アルミホイール以外はオリジナルで、純正アルミホイールは冬タイヤ装着で保管されています。
オーディオデッキは純正を使っていますが、スピーカーだけ"YAMAGUCHI"スピーカーシステムに変えているのでとても良い音がします。

内外装は良好ですが、左リアパネルに再塗装(修理履歴不明)跡があり、よく見るとドアとは若干色が違います。
購入時既にあったフロントバンパーコーナーの傷は塗装してからのお渡しとなります。
124のブリリアントシルバーは塗装の下地から割れてくることがありますが、現オーナーさんは屋根付き駐車場で保管されおり、塗装もきれいです。

機関やスイッチ類も取材時には不具合無く、幌もスムーズに作動しています。

近所の主治医で消耗品交換等小まめにメンテナンスされているので、これまで特に大きなトラブルもありません。
主な修理は
・2015年10月　99,312km　フューエルポンプ交換　右パワーウィンドウレギュレーター交換
・2014年５月　94,651km　マウント交換　プロペラシャフト、ラバージョイント交換

写真でも確認できますが、幌が収まるスペースが確保されていることにより、トランクスペースがかなり圧迫されています。
機内持ち込みサイズのスーツケースぐらいまでは難なく入りますが、厚みのある大きなスーツケース等はトランクには収納不可能です。
逆に、助手席や後部座席を利用する場合は一旦幌を開けてしまえば開口部の広さが関係ないので、かなり大きな荷物も出し入れできます。
後部座席は2人掛けですので、4人乗りの車両となります。

 

オーナーさんはエンスー車複数所有されていますが、生活の変化に伴う車両入れ替えの為売却されます。
コンディション維持のため走行距離は多少増えます。
車両は杉並区にあります。
個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料と月割りの自動車税のご負担をお願いします。