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メルセデスベンツ 450SLC(C107) 1980年式
車検 2024年10月 走行 81,779km 備考 ディーラー車(ウエスタン自動車もの)、サンルーフ、パワーステアリング、エアコン、ETC
長さ 4740mm 1790mm 高さ 1330mm 重量 1680kg 排気量 4520cc
取材日2019年10月28日

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◆メルセデスベンツC107について
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C107(SLC)とは、オープン2シーターのR107(SL)をベースにホイールベースを2460mmから2820mm(450SLCは2815mm延長)に延長し、リヤシートと固定式のルーフを与えたクローズド・クーペです。
C107は、1971年10月に350SLCが登場、次いで73年3月にはエンジンを4.5リッターに拡大強化した450SLCが加わり、74年7月には廉価版の280SLCが追加されます。
機構上はSLや他のメルセデス・サルーンと軌を一にするもので、3種のエンジンもSLと共通で、車重は50kgほどアップしますがカタログ上の性能データは同一です。
1977年秋には240PSを発生するアルミブロックの5リッターV8ユニットを搭載、ボンネットとトランクリッドにアルミパネルを使用して軽量化を図った高性能版の450SLC 5.0が、BMW635CSiやポルシェ928に対抗すべく加わります。1980年春、SLとともにV8ユニットの換装と細部の変更が行なわれて380SLC/500SLCとなり、450SLC5.0がドロップします。翌81年、フランクフルトショーでデビューしたフル4シータークーペのSEC(80年登場のSクラス・サルーンのクーペ版)に後を譲ることになりました。

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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両は、メルセデスベンツ450SLCです。現オーナーさんは4年ぐらい前にオールドベンツ専門ショップで購入します。その前はW123のセダンに10年ぐらい乗っていたそうです。
現オーナーさんがクーペを選んだ理由は、スタイリッシュなスタイルと4名乗車できる室内空間、でも一番はそのカッコ良さ、数少ない大人が乗るクーペモデルとして今も根強い人気を持つ車です。
特別扱いの車ではなく普段の足として使用しているそうです。
現在、車検切れの状態で屋根付きガレージに保管しています。
売却理由は少し毛色の違った車に乗り換えるためです。

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◆外観
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ボディの塗装はクリアも残っていますのできれいな状態です。また、メッキパーツも輝きがあります。リヤクォーターウインドウのルーバーもきれいな状態を保っています。この部分は真空処理がしてあるそうでウインドウのシールが弱ってくると中に空気が入り、ルーバーがバリバリになるそうです。
オリジナルのフォグライト付き、サンルーフは可動します。
リヤウインドウガラスに一部気泡が見られました。
購入時にフロントフェンダーを塗装しています。他と比べると少し色が濃いようです。
ホイールは純正のアルミホイール、タイヤサイズは195/70R14です。

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◆内装
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インテリアはきれいな状態を保っています。ウッドパネルもきれいな状態です。
シートは本革シート、多少の擦れはありますが、いい状態をキープしていると思います。
インパネパッドに割れはありません。天井の垂れもありません。
エアコンは普通に効きます。(冷媒ガスはR12です)
オーディオは調子が悪く、エンジン始動時に勝手にON(OFFにしてても)になったり、選局がリセットしたりするそうです。

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◆機関
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エンジン、トランスミッションなど機関的な不具合はありません。
エンジンは4.5リッターのV型8気筒SOHCエンジン、トランスミッションは3速オートマチックの組み合わせ、特に不具合はないそうです。
◆エンジン仕様
エンジンの種類:水冷V型8気筒SOHCエンジン
総排気量:4520cc
最大出力:225PS/5000rpm
最大トルク:38.5kg-m/3000rpm
燃料供給:電子制御燃料噴射

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◆足回り
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ノーマルの足回りです。特に不具合はないそうです。
◆足回りの仕様
ステアリング形式:リサーキュレーティングボール式
フロントサスペンション形式:ダブルウィッシュボーン+コイル/スタビライザー
リヤサスペンション形式:セミトレーリングアーム+コイル/スタビライザー
フロントブレーキ形式:ベンチレーテッドディスクブレーキ
リヤブレーキ形式:ソリッドディスクブレーキ

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◆メンテナンス
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車両の修理明細が一部ありますので以下にご紹介します。
【2017.6】
・ヒューズ交換/ヒューズBOXカバー加工取付け
・ワイパーラバー交換
・右フロントスモールライトバルブ交換
・右フロントドアウインドウレギュレター分解/調整
・エンジンオイル/オイルエレメント交換
【2017.10】
・車検整備
・ブレーキオイル交換
・シフトリンケージブッシュFr交換
・エアエレメント交換
【2018.3】
・左右タペットカバーガスケット交換
・バキュームパイプ交換
・A/Cサーボユニット内ポテンションメーター修理
・A/Cエバポレーターテンプスイッチ交換


◆更新記事(2020.11.13)
車検切れの状態でしたが、2020年10月に車検を取得しました。
また、以下の整備を実施しましたので、安心して乗ることができます。

◆車検時の整備内容
・エンジンオイル/オイルエレメント交換
・バッテリー交換(100Ah)
・室内クリーニング
・ブレーキフルード交換
・フロント+リヤディスクブレーキパッド交換
・ブレーキセンサー交換
・クラスメートコントロールシステム不良点検
(温度調整ダイヤル作動点検=コールド側でロック・ユニット水漏れ=ユニット交換)
・LLC交換
・タイヤ交換(4本)
・ウインドーウォッシャーライン修理

更新記事(2021.2.11)
ラジエターホースの劣化がありましたので交換しました。現状の不具合はありません。

更新記事(2022.11.29)
車検を更新しました。
車検時の整備内容は以下の通りです。
・車検整備点検
・ブレーキフルード交換
・ウインドウウォッシャーライン清掃
・エンジン基本調整
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルエレメント交換
・ドレンガスケット交換

車は岐阜県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 400万円
画像クリックで拡大出来ます
お洒落なSLC(Super light coupe) 
素敵ですね 
 
 
SLに比べてホイールベースが長いSLC 
今時代では新鮮に感じる四角のヘッドライト 
サイドターンライトはオレンジレンズ 
スリーポインテッドスター 
 
フォグライトLH 
フォグライトRH 
ルーバーLH 
ルーバーRH 
テールライトLH 
テールライトRH 
左サイドシル部 
右サイドシル部 
コックピット 
メーター類 
ライトスイッチ部 
センターエアアウトレット 
センターコンソール 
フロアコンソール 
 
インパネパッドに割れ無し 
ドライバーズシート 
パッセンジャーシート 
リヤシート 
天井 
垂れ無し 
フロントドアトリム 
 
 
エンジンルーム 
 
 
 
エンジンオイルパン部@ 
エンジンオイルパン部A 
ボンネット裏 
トランクルーム 
スペアタイヤ 
ジャッキ、工具 
フロントサスペンション部 
リヤサスペンション部 
リヤディファレンシャル部 
エキゾーストマフラー 
純正アルミホイール 
 


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エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

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