1971年4月に350SLが、同年10月には350SLCが生産を開始。

なお、アメリカ仕様は発売当初の1972年モデルを350SL/SLCとして販売しているが、450用の4.5リッターエンジンを搭載している（1973年モデルから450SL/SLCに改称）。

1973年3月より欧州地域でも450SL/SLCを発売。

1974年7月には石油ショックに対応したモデルとして280SL/SLCを前倒しで追加。

1980年には大規模なマイナーチェンジが行なわれ、V8エンジンがW126と同じ新開発の軽量アルミブロック・ユニットに変更された。

これに伴い350、450、450 5.0の各V8モデルは380SL/SLCおよび500SL/SLCとなる（M110/直6DOHCエンジンの280系は継続）。

同時にATも3速から4速に改良されている（350の欧州仕様はデビュー時より4速AT）。

しかしながらSLCは1981年にSクラスクーペ（C126）が登場するとその役目を終え生産を終了。

SLCの総生産台数は62,888台であった（うち450SLC 5.0は1,636台、500SLCは1,133台）。

残ったSLシリーズ（ロードスター）のうち、アメリカ市場向けのモデルは厳しい排ガス規制に合わせてV8エンジンに改良が施され、排ガスのクリーン化にともない大幅なパワーダウンを余儀なくされる圧縮比の低減（9.0:1→8.3:1※380SL）を行った。

　ウィキペディアより一部抜粋

　オーナー様は2017年１０月にこのお車を手にしました。

1979年式で前期型になります。

一度は乗りたい車として、馴染みの車屋さんに頼んでいたそうです。

念願かなってワンオーナーのこちらのお車を購入されました。

陸運局が変わらなかった為に、品川３３の当時のままのナンバーを引き継いでおられます。

間もなく２年が経ちますが、現オーナー様の走行距離は、約5000ｋｍです。

週末のレジャーの交通手段としてご使用されております。

その為、問題個所は遂次改善されております。

総走行距離も１０万を超えたばかりです。

車検時の記録がＨ14　18　20　22　24　26　29　と残っています。

外装

　オリジナルの塗装のボディーは、年式を考慮すれば中々の状態をキープしています。

しかし、近くでよく見ると、ボディー塗装に細かなひび割れなどが有ります。

タイヤハウス、トランクルームのエッジの部分は錆止めの処理をされているような箇所も見受けられます。

メッキ部分の多くは、状態よく輝いております。

ゴム、樹脂部分は多少劣化している部分が有ります。

ヘッドライトガラス、リフレクター部分はクリーニングされているようでコンディションは良好です。

オリジナルのサザエホイールに傷は有りません。

内装

　ステレオが変わった以外は、オリジナルの様です。

ラジオのアンテナは、現在不動です。

前席、後部席共にとても綺麗です。天井も垂など問題は有りません。

ダッシュボード、ウッド部分にひび割れ等は有りませんでした。

ドアヒンジ周りも大変綺麗です。

機関

　現在問題は無く、機関は良好と言う事です。

Ｖ型8気筒ＳＯＨＣのエンジンは、少し大きめの音を滑らかに奏でていました。

老舗のヤナセ協力店での整備をされています。

Ｈ30.11　左ドア風切音調整

　　　　 右ドアウエザーストリップ加工取付

エアーポンプ取付

　　　　 エアーポンプベルト取付

　　　　 電動ウォーターポンプ交換

　　　　 ステアリング調整

Ｈ30.12　オーバーヒートが発生しました。原因のクライメートコントロールを交換されています。

かなり高額なパーツで修理に２５万円ほど要しております。

（オートエアコンの事です）

修理後エアコンは、問題無いそうです。

タイヤは４本共に購入時に交換しております。

ＳＬのクーペ版として、10ｃｍ長くなったボディーがとても優美です。

後方４５度位から見た、丸みをおびたリアウィンドウがとても美しい車だと思います。

品川３３　2桁ナンバー。

そのあとの４桁の番号も大変趣のある番号となっております。

せっかく購入されたお車ですが、現在複数のお車を所有されており、ガレージの事情で

売却される事になりました。

お車は、23区内にございます。

コンディション維持の為、走行距離は伸びる事がございます。

購入される方には、自動車税の月割りと、リサイクル料金のご負担をお願い致します。

以上の内容は、オーナー様のコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。

ご見学の上、ご納得されてのご購入をお願い致します。