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◆メルセデス・ベンツGクラスについて
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メルセデス・ベンツのGクラスといえば、ご存知のとおり「ゲレンデヴァーゲン」のこと。
Gクラスが誕生したのは1926年のこと、「G1」と呼ばれるモデルで8シリンダーエンジンを搭載した3アクスルの6×4として登場します。最初は6輪でした。
現在のスタイルになったのは1979年。メルセデスとオーストリアのシュタイア・プフ(現マグナ・シュタイア)が7年の歳月をかけて共同開発した本格派オフローダーです。
NATO正式採用という実績も持つもともと軍用車両であったゲレンデヴァーゲンを民生用にアレンジさせたものが現在のGクラスです。
およそ四半世紀に及び幾度ものマイナーチェンジを受けましたがエンジンとインテリアを除く基本的部分については当初の設計を受け継いでいます。
ボディは、ショート3ドアとロング5ドアがあります。
駆動方式はセンターデフを持つ副変速機付きフルタイム4WDを装備しています。
Gクラスは、ローマ教皇の専用車として使用されていた時期があります。それは230Gをベースにボディ上部を取り払ってその部分に防弾ガラス製の箱のようなものを載せた車両です。一時フォルクスワーゲン・トゥアレグに同様の架装を行った車両に代わりましたが、2008年に再びゲレンデヴァーゲンの最新モデルが教皇の専用車になりました。
信頼性の高い、質実剛健なSUVということが実証された出来事です。
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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両は2002モデルのメルセデス・ベンツG320Lです。
ワンオーナーカー、全てディーラー整備の信頼性の高い車両となります。
購入時、オーナーさんは外装色と内装色に拘りました。外装カラーはアラゴナイトブルー、内装カラーはグレー、約半年待ったそうです。
ホワイト、ブラック、シルバーなどが多いGクラスですが、アラゴナイトブルーは都会派のイメージ、内装のグレーと相まってお洒落な一台となっています。
売却理由は車両整理です。
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◆外観
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ボディは、大変きれいな状態です。フロントバンパー右コーナーに一個所キズがあるぐらいで、他に気になる箇所はありませんでした。
ヘッドライトはLEDです。
ホイールは16インチの純正アルミホイール、ガリ傷などはありません。
タイヤサイズは265/70R16です。
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◆内装
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インテリアも大変きれいな状態です。フロントシートはメモリー付き電動式シート、擦れやキズはありません。シートヒーター付きです。リヤシートも本革、こちらもシートヒーター付きです。インパネのウッドパネルは光沢があり、きれいな状態です。
HDDカーナビステーションを装備しています。
レーダー探知機を装備していますが、これはお渡し時に外します。
エアコンはよく効きます。
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◆機関
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3.2リッターV型6気筒エンジンを搭載、5速オートマチックとの組み合わせです。
特に不具合はありませんと聞いています。
◆エンジン仕様
エンジン型式:112
種類:V型6気筒SOHC
総排気量:3199cc
最高出力:215ps(158kW)/5600rpm
最大トルク:30.6kg・m(300N・m)/2800〜4800rpm
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◆足回り
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ビルシュタインのショックアブソーバーをエナペタルでチューニングしています。
Gクラスは車高が高いため、レーンチェンジやコーナーリングのときにロールが、どうしても大きくなってしまいます。そのロールを抑えたいということでエナペタルへ持ち込み、チューニングを施し、ロールを小さくしています。エナペタルのアブソーバーは修理再生が出来る高価な物です。故障時は新車装着されていたアブソーバーに交換して修理や調整に送る為に保存している新車装着されていたアブソーバーもお付けします。
◆足回りの仕様
ステアリング形式:リサーキュレーティングボール式
フロントサスペンション形式:コイルスプリング式リジットアクスル
リヤサスペンション形式:コイルスプリング式リジットアクスル
フロントブレーキ形式:ベンチレーテッドディスク
リヤブレーキ形式:ディスク
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◆メンテナンス
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購入時からディーラー整備、整備記録は全てディーラーに残っています。
シャッター付きガレージに保管。
更新記事(2020.02.12)
令和となりましたので価格(400万円→330万円)を値下げします。現在エアコンの修理中、完治してからお渡しします。
車は岐阜県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。