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メルセデスベンツ 300SE 1989年式
車検 2021年4月 走行 153,000km 備考 ディーラー車 4AT スリーオーナー ETC
長さ 5020mm 1820mm 高さ 1430mm 重量 1610kg 排気量 2960cc
取材日2019年6月17日

しっかりメンテナンスを受けてきた、程度のとても良いW126です。

メルセデスベンツのフラッグシップモデルであるSクラスの2代目たるW126は、初代のW116からバトンタッチされ1979年(S54)9月にフランクフルトショーにてデビューしました。

W116からの発展版とされ近似している部分も多いながら長足の進歩を遂げたW126は、W116で築いた最高の乗用車としての地位を揺るぎないものにするほどに売れに売れ、マイナーチェンジとモデル追加を繰り返しながら1991年(H3)までの12年間において全世界で90万台近くを生産するという、歴代Sクラスで最も売れたモデルとなりました。

日本においてはご存じの通り、バブル期の狂騒の中で560SELを中心に大変な人気を誇ったモデルですが、その多くはW126本来の魅力を理解されることなく手荒く扱われ、あれだけ走り回っていたのに今となっては希少車の部類となってしまったというのが現在のW126が置かれた状況です。

今回のお車は1989年(H1)6月初度登録の後期型、300SEのディーラー車になります。

●● プロフィール ●●

こちらのお車は、数々のエンスー車を乗り継いで来られ、現在も複数のスーパースポーツをはじめとするエンスー車を所有しているオーナーさんが、2005年(H17)7月に知人から譲られたものになります。

以来、手塩に掛けて愛情を持って維持されており、2012年(H26)にはエンジンとATのOHを、2014年(H26)には内装と外装を全面的にやり直しているだけあり、内外装機関ともにとても良いコンディションを維持されています。

メンテナンスは購入以来旧いメルセデスに精通しているショップを中心に行われています。

普段はシャッター付きガレージにて保管されており、近年は調子維持のために乗るのみとなっているとのことです。

●● 外装 ●●

ソリッドホワイトがつややかな外装です。

灯火類、メッキ類も基本的にキレイに保たれ、前後バンパーやサッコプレートも美しく保たれています。

数少ないキズとしては、リアバンパーのメッキ部分左右に、オーバーライダー的なものが装着されていたと見られる跡(スレ)が見られる程度です。

その他メッキパーツにもよく見ると小キズが見られる部分もありますが、目立つようなものはありません。

基本的にはフルノーマルが保たれていますが、フロントグリルはオーナーさんの好みで社外品に交換されています。

リアには500SEのエンブレムが装着されていますが、これは以前のオーナーさんが付けたものをそのままにしているとのことです。

また、フロントドアガラス左右にはアエロリフトのドアバイザーが装着されています。

前述の通り、2014年(H26)に、ポルシェ等の板金塗装で高名なショップにて外装を全面的にやり直しています。

外装は全剥離全塗装という大掛かりなもので、各パネルを外し徹底的に施工され、その際に交換できるパーツ類、モール類も可能な限り交換されています。

この外装費用だけで400万円に迫るものになります。

●● 内装 ●●

インテリアも、前述の旧いメルセデスに精通しているショップにて全面的にやり直しています。

本来はネイビーの布内装でしたが、白外装アイボリー内装という組み合わせの美しさ、他車との被りのなさを重視し、アイボリー内装に変更されています。

シートはアイボリー革に張り替えられ、パネル類もアイボリーに変更されているという手のかかりようです。

エアコン含め、不調箇所はないとのことです。

電動テレスコピックやオートアンテナも問題なく稼働していました。

基本的にはノーマルですが、幾つかモディファイが加えられています。

主なものとして、

・carozzeria ポータブルナビ

・carozzeria MDデッキ

・ASSURA レーダー探知機

・セルスター ドライブレコーダー

・MBZ フロアマット

あたりが挙げられます。

●● 機関・足回り ●●

フルノーマルです。

2012年にエンジンとATのフルOHがされているとのことで、現在不調箇所はありません。

●● インプレッション ●●

目の前にあらわれたこの300SEはほぼフルノーマルが保たれ、その変な改造や傷みが全く見られないシャンとした佇まいは、まるで30年前にタイムスリップしたかのような自然な程度の良さを見せてくれます。

いわゆるドノーマル状態のルックスですが、W126に関してはピカピカのドノーマルほど好ましい姿はないと言っていいでしょう。

全剥離全塗装という大掛かりな修復をした甲斐あって、塗装面は全くと言っていいほどキズ等が見られないだけでなく、メッキ類灯火類も輝きが保たれているので、眺めていてとても心地よく、清々しさを感じます。

ドアを開け中に入り閉じると、その重厚な開閉感は20年以上前に体験したそれとまったく変わらず、思わず頬がほころびます。

内装もさすが徹底的にやり直しただけあって、汚れやすいアイボリーの革やパネル類も至ってキレイですし、カラーコーディネート的にも高級感がさらに高まっている印象です。

見て触った時に訴えかけてくる質感の高さはこの時代ならではの丁寧な作り込みのなせるわざと言えますが、にもかかわらず近年の自称高級車達が陥りがちな過剰演出や装飾とは無縁なところも本来のメルセデスらしさですね。

助手席にて試乗させていただきましたが、気難しいところや不安感などなく粛々と走るさまはまさに往年のSクラスそのものといえます。

維持のしやすさで人気の直6モデルはパワフルさに欠けるのではと思われがちですが、実際乗ってみると力不足は感じられず、むしろその気になれば力強い加速感すら味わえるのが嬉しいですね。

乗り心地ももちろん文句の付けようもなく、しっとり重厚な乗り味を堪能することができます。

オーナーさん曰く、外寸の割には取り回しも良いとのことです。

30年の時を経てなお、内外装走り全方位において「最善か無か」を味わうことのできるというこの事実は、W126本来のポテンシャルとオーナーさんの並並ならぬ愛情をもってしてはじめて巡り会える僥倖と言えるのではないでしょうか。

●● その他 ●●

練馬33ナンバーですので、練馬ナンバー管轄区域の方ですと貴重な練馬33ナンバーを継承できます。

2019年(H31)4月にバッテリーを新品に交換しています。

●● まとめ ●●

この時代までのメルセデスは、それ以降のものと異なりメルセデス本来の味わいを持っていると巷間評されますが、その中でもやはりW126は格別で、それ以外のモデルももちろん素晴らしいのですが、さらに1枚も2枚も上手の素晴らしさがあり、この味を知ってしまったら他のモデルでは物足りなくなってしまうほどの濃密な過剰感を堪能することができます。

バブル時代に翻弄されて、理解の低いオーナー達によって消費され荒らされ残存数が減ってしまったというのが残念なところではありますが、少ないながらもこうやって本来の輝きを保っている車がまだあるというのが、エンスージアストにとっては何よりの喜びと言えますね。

当時絶大な人気だった560SELではなく、一見控えめな300SEだったからこそ、現オーナーさんをはじめ歴代オーナーに恵まれ、荒らされることなく愛情を注がれ続け今に至るのかもしれません。

オーナーさんは現在もとても気に入っていらっしゃいますが、他にもエンスー車両を複数所有され近年乗る頻度が減ってきたため、大切にしてくださる方にお譲りした方が車にとって良いとの判断で、売却を希望されています。

お車は、東京都杉並区にあります。

個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(15,100円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
140万円
画像クリックで拡大出来ます
とてもコンディションの良いW126です。 
均整の取れたセダンの王道を行くフォルム。 
上品かつ堂々とした佇まいが美しいですね。 
日本車に多大なる影響を与えたスタイリング。 
ただならぬ「ベンツ」オーラを漂わせる、けれどシンプルな後ろ姿。 
メッキパーツも今どきのてんこ盛り仕様とは異なり節度と気品があります。 
SELよりも14mm短いショートボディはSELよりもバランスが良いですね。 
てらいのないスクエアボディは隅々まで凝りに凝っています。 
フロントからサイドにかけて至ってキレイです。 
バンパーの角にも目立つキズはありません。 
 
 
 
 
灯火類もすべてキレイですね。 
フロントグリルは社外品に変更されています。 
 
 
コンシールドワイパーは見た目のスマートさと空力性能の良さを兼ね備えています。 
珍しいサンルーフ付きの300SEです。 
目を凝らせば小キズは見られますが、メッキパーツも良好です。 
 
 
 
人気かつ定番の純正アロイホイールも程度良好です。 
リア周りもグッドコンディションですね。 
 
 
リア周りの灯火類、エンブレム、メッキパーツもキレイですね。 
 
 
 
 
リアバンパーの上部2箇所に、オーバーライダーと思われるパーツの装着跡があります。 
下回りも至って良好です。 
 
エンジンルームも良好です。 
 
トランクルームも至って良好ですね。 
 
メルセデスといえばやはりこの内装。紺布からアイボリー革へ変更されています。 
白外装/アイボリー革内装の300SE、他と被ることはまずないでしょう。 
ウッドパネルも良好です。 
 
  
天井も垂れなくキレイに保たれています。 
運転席も汚れやすいアイボリーながらスレなく良好です。 
ブック類も残っています。 
全剥離全塗装をした際の記録写真です。 
記事では書ききれないくらいの整備履歴がファイリングされています。 
 


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