大変希少なメルセデスベンツ300SL（R107）のご紹介です。

1971年に登場したR107モデルは1989年までの18年間、メルセデス史上最長モデルとして237,000台生産されました。

中でも直6OHCエンジン（M103）を搭載した300SLは、必要にして十分なパワーとV8シリーズに比べフロントが軽くなった分、ハンドリング等の操作性が高い為、日本の道路事情には非常にマッチしている個体と言えます。

また、税制上3000CCまでの自動車税はそれ以上のモデルよりも維持費では最小である事もメリットの一つでしょう。

日本国内では極めて希少な車種で、ほとんど流通していない300SLですので、探されている方は是非ご検討下さい。

現車は新車並行の1987年モデルで、ファーストオーナーが15年間、現オーナーさんが17年間所有されている２オーナーの車両です。

ファーストオーナーは病院の理事長さんで、ブルース・リーのファンで、ブルース・リーと同じ車種（ブルース・リーは赤の350SLですが・・・）に乗りたいとの事で、現車を新車並行したとのことです。

その後、縁あって知人を介し、車好きの現オーナーさんの所へやってきて、現在に至ります。

購入当初は様々なシーンでこの車を乗られていたそうですが、ここ数年はほとんど乗っておられず、前々回の車検（平成27年）から現在まではほとんど(約70�qのみ)乗られていません。

ただ、前回の車検後、トリップメーターのノブを押した際に、中のギヤ？がかけたようで、現在トリップが動きません。

これまでに大きなトラブルはなかったそうですが、前回の車検時に燃料タンクから多少漏れがあったとの事で燃料タンクを変えられたそうです。

また、ほとんど乗らない状態が長い為、バッテリーは交換済み、タイヤは前々回の車検時に交換したとの事でした。

今回の出品にあたり確認したところ、下記の不具合があります。

１、燃料を満タンにしても4分の3くらいまでしかメーターが上がらない。（タンク内のフロート？）
２、トリップが不動　(平成29年頃から？？定かではありません)
３、タコメーター不動
４、メーター内の照明が不点灯
５、エアコンが作動しない　（よくあるリレーのトラブル？）


極端に乗らない時間が長い為に起きたトラブルですので、ちょっとしたパーツの経年劣化と思われます。

もしかしたら簡単に治るかもわかりませんが、現状では原因は不明です。その分価格に反映されていますので原因や修理は購入者様でご確認ください。

後、当日ハードトップを外して写真を撮りたかったのですが、オーナーさんは一度も外したことが無く、外し方がわからない、工具もわからないとの事でしたので、ハードトップのみの画像です。

ソフトトップの状態はかわかりませんが、恐らく問題な以下と思われます。（ハードトップも貴重なパーツです。）

新車時から現オーナーさんが購入するまでの記録簿はあります。

現オーナーさんの記録簿はありません。

これからも乗る機会はほとんど無いとの事と、駐車スペースの確保の為、大切にして下さる方にお譲りしたいとの事でした。


車は広島県福山市にあります。


個人のため諸費用等はかかりませんが、自動車税の月割りとリサイクル料金１５，２５０円はご負担下さい。
※陸送費、登録に関する費用等は別途必要です。