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取材日2024年12月 |
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====================================== ワンオーナーのこの車のメンテナンスは、全てひとりのメカニックが担当してきました。 修理や調整において、オリジナル性を重視し、チューニングパーツは最小限にとどめています。 また、保管に関しても屋根付きシャッター付き駐車場で保管されていたことは、車体の塗装や内装の保存状態を良好に保つうえで非常に重要です。湿気や紫外線によるダメージが最小限に抑えられているため、外観とインテリアの美しさが際立つことでしょう。 そして何よりもオーナーと車の絆が感じられる1台です。 ======================================
アルファロメオ156 V6マニュアルモデルは、美しいデザインと情熱的な走りで多くの人を魅了しますが、中古車を購入する際には細心の注意が必要です。特にメンテナンスの履歴や車両の状態をしっかり確認することが重要です。その点、この車には、ワンオーナーとメカニックが共にメンテナンスを続けてきたという履歴がしっかりと残っていて安心です。 タイミングベルトの交換履歴は特に重要で、通常60,000kmまたは5年ごとに交換が推奨されていますが、この車の場合タイミングベルトはすでに2回交換しています。また、エンジンオイルが定期的に交換されて、エンジン内部の汚れや性能低下を防ぐためのメンテナンスが行われていて、クラッチやトランスミッション、サスペンションと足回りの状態も全く問題ありません。クラッチとエンジンマウントも過去に1回交換済み。 外装面も写真の通り、素晴らしい状態を保っています。オリジナルのシーガルブルーも輝きを失うことなく、キープされています。2-3箇所ほど小さな傷はありますが、全体の印象は写真の通りの美しさを保っています。 また内装面ですが、シートは購入とともにレカロに交換していたため、純正の革シートはほぼ新品の状態です。もちろんサイド部分のスレもありません。 シフトノブは手にしっくりと馴染み、操作のたびに上質さを感じさせます。カップホルダーも機能性を保ちながら、美しいラインで156の雰囲気を損なうことなく統一感を演出。細部までこだわることで、車内全体がより特別な空間に仕上がっています。 アーキュレーの等長フロントパイプ、オーバーレーシングのセンターパイプ、アッソのエンドマフラーとKONIのダンパーとクイックシフト以外は、ほぼオリジナルの状態です。前後 ダンパーは交換していますが、スプリングは純正のまま、剛性アップのための強化リアスタビライザーを装着しています。 現在ホイールはENKEIのRP-F1(サイズは純正と同じ)が装着されていますが、純正ホイールももちろん付属します。 ====================================== アルファロメオ156に搭載されたブッソV6エンジン。そのエンジンルームは、ただの機械ではありません。性能と美しさが交錯し、まるで一流の芸術品のような佇まいです。 特に目を奪われるのが、クローム仕上げの吸気マニホールド。その滑らかな表面は、メタリックな輝きを放ち、職人技の結晶とも言える質感を誇ります。 中央に刻まれた「Alfa Romeo」のロゴは、伝統と誇りを象徴する存在。繊細で美しいフォントが、このエンジンに息づくブランドの歴史を物語ります。 パーツの配置や配線もただ整然としているだけでなく、そこには計算された美しさが宿ります。機能性とデザインの融合、その細部にまで及ぶこだわりが、まさに「機械美」を体現しています。 エンジンルームを開けた瞬間、クロームの反射とディテールの見事さが光を放ち、オーナーはもちろん、見る者すべてを魅了する空間。これは単なる機能部品の集まりではなく、精巧な哲学が注ぎ込まれた一つのアートです。 ブッソV6エンジンはアルファロメオがフィアットグループ傘下となった後も生産され続けましたが、2005年にEUの排ガス規制強化により生産終了。 その後のV6エンジンは、フィアットグループの傘下でGMとの共同開発による「ハイ・フィアット」V6が採用され、完全にブッソV6とは異なる設計です。「最後の純粋なアルファロメオエンジン」は156 V6 2.5 156GTA V6 3.2 で幕を閉じました。 ====================================== このエンジン、ただ回すだけではもったいない。ギアを変えるたび、官能的なサウンドが響き、回転数に応じて表情を変える。その瞬間ごとにエンジンと会話しているような感覚が味わえます。 クラッチを踏む、ギアを選ぶ、アクセルを煽る。この一連の動作が楽しい。峠では低いギアでエンジンを引っ張り、カーブを駆け抜ける爽快感。シフトダウン時に響く音とエンジンブレーキの感触が、車と自分をつなげます。 ただ動かすのではなく「操る」楽しさ。マニュアルだからこそ引き出せるブッソV6の本気。この車と向き合うたび、ドライビングの奥深さを感じずにはいられません。 一時代前は当たり前だったクラッチ操作とシフトチェンジも、オートマやデュアルクラッチの進化に伴い、少しずつ姿を消しつつあります。しかし、その希少性こそが、マニュアル車の魅力をさらに際立たせています。 マニュアルシフトはただのトランスミッションではありません。ドライバーと車を直接つなぐ純粋なインターフェース。クラッチを踏む感触、ギアを選ぶ楽しさ、そしてエンジンと一体になる喜び。これらの体験は、自動化が進む中でますます価値を増しています。 マニュアル車を操る時間は、ただの移動ではなく、運転そのものが特別な体験に変わる瞬間。その価値を知る者にとって、マニュアルは永遠に色褪せない魅力を持ち続けるでしょう。 このV6 2.5リッターとマニュアルシフトの組み合わせ、その一端をぜひ動画でご確認ください。スタートからの加速感、V6エンジンのサウンド。まさに「官能的」と称えられるのも納得です。 ================================================== エクステリアを手掛けたのは、巨匠ワルテル・デ・シルヴァ。 さらに、日本仕様車は特別。足回りを引き締め、ローダウンを施したことで、高速走行やコーナリングでの安定感が向上。見た目だけでなく、走りの完成度も抜群です。美しさ、性能、そして歴史を兼ね備えた一台。それがアルファロメオ156です。 ・個人間での取引のため消費税はかかりません。 ・日常使いはいたしませんが、走行距離は記載より若干伸びる可能性があります。 ・車両は東京都台東区にあります。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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136万5000円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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