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アルファロメオ ジュニアザガート (1300) 1969年式
車検 2025年10月 走行 不明 備考 中古並行車 5MT 複数オーナー ETC
長さ 385cm 155cm 高さ 120cm 重量 960kg 排気量 1290cc
取材日2024年3月24日

大変希少なジュニアザガートの、リフレッシュ済み程度良好車です。

ジュリアスプリントGT系にカロッツェリア・ザガートによる先進的かつ優美なボディが与えられたスペシャルモデルであるジュニアザガートは、1969年のトリノショーでデビューしました。

当初1300ccエンジンを搭載されたジュニアザガートですが、ベースとなった1300GTジュニアや1300スパイダージュニアとは全く異なるウェッジシェイプの空力ボディに加え、若干軽い車重も相まって、最高速度はそれらより5kn/hほど高い175km/hをマークしました。

1972年にはいくつかの小変更に加え1600ccへと拡大させた1600ジュニアザガートへとマイナーチェンジされ、1975年の生産終了までに1300cc版は1100台ほど、1600に至っては400台ほどしか生産されていないという、大変希少性の高いモデルです。

●● プロフィール ●●

こちらの車両は、エンスー車を幾つも乗り継いできた現オーナーさんが2021年7月にショップより購入したものになります。

売り物だった状態では不動車だったとのことで、多額の費用をかけ内外装その他のセミレストアをした状態で納車されています。

レストアの内容はショップにお任せだったため明細等は残っていませんが、大まかには

・サビサビだったボディを磨いて全塗装(レッド→シルバー)

 (シルバーはアルファロメオのオリジナルの色を調べて調色)

・エンジンオーバーホール

・シートは二脚とも革をイタリアから取り寄せて張り替え

・その他傷みの大きいパーツの交換

とのことです。

ただそれだけではまだエンジンや足回りが完調とは言えなかったため、2023年秋にメカに強い懇意のショップにてエンジンや足回りの整備・調整を施し、ようやく全て整い完成し現在に至ります。

現車の特徴としては、

・1995年に中古並行輸入、国内ツーオーナー

・近年セミレストア

が挙げられます。

  

保管は屋根あり(コンクリ床 + カバー二重 + テマトラン(簡易アコーディオンカバー))です。

オイル交換は3,000km毎、基本的に雨天は乗らず、途中で降られてしまった場合は必ず乾燥走行をし、調子維持のため1週間は開けずに走らせているとのことです。

●● 外装 ●●

基本的にノーマルです。

購入時にやり直しただけあって、塗装面は艶やかでゴムやガラスもも良好です。

再塗装に際しては活かせるものは活かしたという感じで、ステンレスパーツやメッキパーツ、灯火類には経年相応の部分が散見されるものの、目立つようなNG部分はありません。

気になる箇所としては、

・ボンネット右側後端に塗装剥がれ(テープにて簡易補修)

・左フロントフェンダーにクラック

・バンパーのキズ、劣化

が挙げられます。

リアのエンブレムは再塗装の際、穴を開けたくないというオーナーさんの意向で外してありますが、もともとついていたエンブレム(AlfaRomeo , Junior, Z)をお付けします。※動画にて確認可能

ホイールはクロモドラの14インチで、4本とも軽度のガリキズや小キズはあるもののおおむね良好です。

タイヤはヨコハマGTスペシャルクラシック(2021年16週)です。

●● 内装 ●●

基本的にノーマルです。

こちらもやり直した際に活かせるものは活かしたという感じで経年相応の部分は散見されますが、全体的に良好で、目立つような傷みはありません。

モディファイされている箇所は、

・ETC

・ダッシュボード中央部のロゴパネルが撤去され、黒い板でカバー

・ステアリングを純正オプション?のウッドに変更(オリジナルもお付けします)

・シートベルトを両席とも4点式に変更

・アクセサリーソケット追加

です。

気になる箇所としては、

・満タンでも燃料計がフルにならない

・センターコンソールのステンレスパネルに複数のキズ・凹み

・左右サンバイザーの膨らみ

が挙げられます。

カーペットはオリジナルのままとのことです。

スピードメーターはオーバーホールしたとのことです。

ヒーターは問題ないとのことです。

リアゲートの電動ベンチレーション(ちょい開け)は問題ありません。

●● 機関・足回り ●●

基本的にノーマルです。

購入時にエンジンオーバーホールを実施し、昨年2023年にはエンジンや足回りの整備・調整を実施しています。

直近の主な整備としては、

@2023年11月

・ハンドル遊び修理

・・・ステアリングギアボックス遊び調整・タイロッドエンド交換

・・・アイドラーアーム脱着、ブッシュガタ修理

・・・アライメント調整

・デフ回りからの異音修理

・・・プロペラシャフトユニバーサルジョイントB/G交換

・・・プロペラシャフトカップリング交換

・・・プロペラシャフトセンターマウントB/G交換

・KONIショックアブソーバー4本、スタビリンク、Fキャスターアームボールジョイント交換

@2023年10月

・車検整備

・エンジンオイル交換

・ヘッドランプ脱着・バルブ交換および配線修理

・メーターランプ回り点検・ワイパースイッチ交換

・フラッシャーリレー交換

・ウォッシャータンク交換

・プラグ交換

・エンジン、ミッション、Rデフオイル漏れ洗浄

・バルブ漏れ及び圧縮、バルブクリアランス点検

・キャブレター調整

@2021年7月

・エンジンオイル&フィルター交換

・ハイドロマスターキット交換

・イグニッションスイッチ交換

・クラッチ修理(マスターキット、レリーズシリンダーAssy、ホース交換)

が挙げられます。

軽微なオイル漏れはあるとのことです。

モディファイ箇所は、

・社外プラグコード

・バッテリーキルスイッチ

が挙げられます。

●● インプレッション ●●

ひと目見てキレイな車だなという印象です。

聞けば約3年前の購入時にひと通りやり直したとのことで、それも納得の艶やかさです。

イタリアのスペシャルなクーペとしては一見地味にも思えるシルバーですが、光の加減でエッジの効いたフォルムとプレスラインを際立たせるシルバーはある意味最もこの車に似合うカラーなのではと思わせてくれる、オールペン後のキレイさです。

細部を見れば経年なりの部分も散見されますが、’60年代の車として自然な雰囲気を醸し出す程度とも言えます。

ザガート流のコーダトロンカスタイルとくさび形のフォルムは、典型的な流麗さとはある意味対をなすものですが、見れば見るほど入念に作り込まれた造形に目を奪われ、美しさに引き込まれる要素が散りばめられており、’60年代最盛期のカロッツェリア・ザガートにおける鬼才、エルコーレ・スパーダの妙味を堪能することができます。

インテリアに目をやると、楕円形状に開口したダッシュボードが特徴的な、シンプルでスパルタンな世界が広がります。

こちらも程度は良好で、ブラックで統一されたなかにセンターコンソールのシルバーとステアリングのウッドが強い印象を放ちます。

ダッシュボード中央部には本来アルファロメオのロゴパネルが設置されているはずですが、それは撤去され黒い板でカバーされています。

おそらくかつては1DINのオーディオが設置されていたのでしょう。

助手席にて試乗させていただきましたが、やはり何よりエンジンの気持ち良さが際立つ印象です。

アルファツインカムの鼓動とエキゾーストノートに2基のウェーバー40DCOEの吸気音が加わり、加速体制に入った時のえも言われぬ気持ちよさは他に変え難いものがあります。

当日はあいにく道が混んでいたため強い加速を味わう機会にはほとんど恵まれませんでしたが、むしろ渋滞から低中速域でのマナーの良さが引き立ち、難しいウェーバーツインにしてこのフレキシビリティは、さすが適切にメンテナンスをし調子維持に努めているだけあると感じ入ります。

乗り心地もショートホイールベース特有のピッチングこそあれクラシックな小型車とすると決して悪くなく、最近ショックを4本とも変えた恩恵を感じます。

総じて、このカロッツェリア・ザガートの作品を、デザインを愛で走らせて愉しむのに適した、ちょうど良いコンディションにある車と言えるのではないでしょうか。

●● その他 ●●

スペアパーツ(元々車両に装着されていたもの)が幾つか付属します。

・リアエンブレム3種

・ドアミラーx2

・オリジナルステアリング

・ショックアブソーバー4本

・リアバンパー上のステンレスプレート右側

・フロントのアクリルカバー右側(欠けあり)

走行距離は多少延びていきます。

色調の微妙な違いやキズ等が画像や動画ではわかりにくい部分もあるため見学をお勧めしますが、オーナーさんご多忙につき購入を前提とした場合のみとさせていただきます。

●● まとめ ●●

昨今の円安と旧車・スポーツカー人気に伴なう相場上昇のあおりを受け、ここにきてまた更に上げてきているのはクラシックアルファも例外ではありません。

そのうえもともと希少車といえるジュニアザガート、その市場価値はもう下がる見込みはないようにも思えますので、良い個体、気に入った個体と出会えた時がチャンスというのもまた事実でしょう。

探していたという方にはもちろん、’60年代のアルファを味わいたい、でも人とはちょっと違う車に乗りたいという方にもぜひお勧めしたい車ですね。

オーナーさんは今も大切に維持していますが、次期車両導入のため売却を希望されています。

お車は、東京都杉並区にあります。

個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(11,990円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
690万円
画像クリックで拡大出来ます
大変希少なジュニアザガートの、リフレッシュ済み程度良好車です。 
一見アンバランスにも見えますが、見るほどに緻密な造形に気付き驚きます。 
短いリアオーバーハングと右側の給油口が1300の特徴です。 
ウインドウグラフィックスは回り込むようなつながりがあります。 
小型クーペながら立体感のある造形とディテールです。 
リアのスパッと断ち落としたようなラインはバンパー端まで続きます。 
ドア下端はほぼ水平ですが、サイドシルはフロントエンドから弧を描くようになっています。 
アクリルカバーで覆われた丸型4灯ヘッドライトは、上部が若干隠れることで表情を作っています。 
フロント回りからサイドにかけて目立つキズや凹みはありません。 
 
 
 
灯火類は基本的に良好です。 
ヘッドライトは4灯ともキャレロです。 
左フロントフェンダーにクラックがあります。 
 
いわゆるケンカワイパーと、アームを収める切り欠きが特徴的です。 
塗装、ガラス、ゴムそれぞれ良好です。 
焼けやすいルーフももちろんキレイですね。 
ボンネット右側後端に塗装剥がれがあります(テープにて簡易補修) 
 
ホイールは4本ともおおむねこのような感じです。※動画にて確認可能 
リア回りも良好です。 
バンパー角には若干キズ・凹みがあります。 
 
 
リアの灯火類も良好です。 
 
 
 
 
下回りも良好です。 
 
キレイに保たれたエンジンルーム。 
 
良好なラゲッジスペース。 
 
 
 
良好に保たれたインテリア。 
シートは二脚とも革をイタリアから取り寄せて張り替えられています。 
これだけでも高価な純正OP?(Hellebore製)ウッドステアリング。小キズは多少あります。 
 
センターコンソールのステンレスパネルには複数のキズ・凹みがあります。 
  
 
 
 
 
 


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