アルファ75はアルファロメオ創業75周年を記念し主力モデル、アルフェッタの後継モデルとして1985年にデビューしました、先代から継承されたドディオンアクスルのリヤサスペンションとトランスアクスルのドライブトレーン加えリアにインボードディスクを備えるという量産車としては異例に高度なメカニズムを有したモデルです。
また87年のマイナーチェンジでは1気筒あたり2本のスパークプラグ備え量産車では初となる可変バルブタイミング機構付きのツインスパークDOHCエンジンを搭載し人気を博しました。

今回紹介するのはアルファ75ツインスパーク1991年式です。
実車の仕様オリジナルから変更されている箇所は
ホイールをASSO Partire MODA　16インチアルミに
ローダウン、ビルシュタインダンパー
スーパースプリントマフラー、　MOMOステアリング
CDデッキとETC付きなどです。

実車はオーナーさんが購入時はオイル漏れや不具合箇所がありましたが、オーナーさん購入後かなりの費用をかけ徹底的に修理やメンテナンスを行っております。

R5年7月　車検時
ラジエーター、サブタンク、オルタネーター、
ベルト一式、バッテリー、プラグ、油脂類一式
センターマフラー

Fハブベアリングキット、タイロッドエンド、
ドライブシャフトブーツ、タイヤ4本

などが主なところで全て新品部品にて交換されております。
またエンジン不調の修理でインマニのインシュレーター、ホース類、センサー類などの交換も行っております。
その他エアコンの修理でブロワモーター、レジスターの交換も行いました。
オイル漏れについては現在ほとんどない状態ですがオイルパン付近から若干の滲みはあるそうです。

〇外装について
全体的に綺麗な印象です赤は色褪せやすい車体色ですが歴代オーナーさんの保管状態が良かったのか実車の色艶は良好で年式を感じさせません、下回りも錆は少なく程度良好な車体です。
数ヶ所あまり目立ちませんが錆による塗装の浮きとポツポツとクリア塗装の傷みが見受けられました。

〇内装について
クリーニングが行き届いており清潔感漂う内装です。運転席座面に年式相応のヤレはありますがその他は問題なくダッシュの状態や天井の垂れもなく程度良好な印象です。

〇エンジンミッション機関について
しっかり整備されており現在不具合なく好調を維持しております、オイル漏れの修理やオルタネーター、ラジエターも交換していますので当分問題なく乗れそうです。不具合箇所としてはメータートリップがリセットできないそうですオドメーターは正常に動いています。
また、イタリア車で気になるタイミングベルトの交換時期の短さですが実車はタイミングチェーンですので安心です。

実車は内外装のコンディションもよくしっかり整備された車両です。
アルファ75はオールドアルファ最後のFRとよばれトランスアクスルなど走りへの拘りが強い人気のモデルですが近年上昇している旧車の価格高騰の中でもリーズナブルな車種だと思います。

車は岡山県倉敷市にあります。
個人ですので消費税はかかりません。
購入の際にはリサイクル料と自動車税の月割り負担をお願いいたします。