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アルファロメオ2000GTV 1973年式

車検 2024年5月

走行 不明(メーター交換歴あり) 備考 ディーラー車(伊藤忠オート)、オリジナル、5速マニュアル、4輪ディスク・ブレーキ、FM/AMラジオ、ETC
長さ 410cm 158cm 高さ 131cm 重量 1010kg 排気量 1960cc
取材日2023年10月12日

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◆アルファロメオ ジュリア・スプリントGTについて
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戦後のアルファロメオを代表する中核モデル「ジュリエッタ」シリーズの後継として1962年に発表された「ジュリア」シリーズのクーペバージョンとして1963年にデビューしたのがジュリア・スプリントGTです。
ボディデザインを担当したのがベルトーネのジョルジェット・ジウジアーロです。
総アルミ製直列4気筒DOHC1600エンジンなどメカニズムは基本的にジュリエッタから踏襲されましたが、トランスミッションが4段変速から5段変速へ変更、ブレーキが4輪ディスク・ブレーキになるなどの進化を遂げました。
そんなジュリア・クーペに初めて大きな変更が加えられるのは'68年のこと。1750GTVの登場とともに“フラットノーズ”と呼ばれるボディ・スタイルが採用されました。
その後も様々な改良を加えられながらジュリア・シリーズは1977年まで生産され、シリーズ合計の総生産台数が21万台以上を数えるベストセラー・モデルとなりました。

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◆ご紹介する車両について
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1973年モデルのアルファロメオ2000GTVです。当時のディーラーである伊藤忠オートで輸入された個体です。当時、伊藤忠オートの方針によりほぼ右ハンドル仕様でしたが、この個体は希少な左ハンドル車です。
外装、内装に経年劣化が見られますが機関の調子は良く、楽しく走らせることができるアルファロメオのヴィンテージスポーツカーです。

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◆外観
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アルファロメオの定番カラーといえばアルファレッドですね。
ボディには、タッチペイントの跡、塗装の欠け、塗装の割れ、擦りキズなどが見られました。
バンパーのメッキ、その他のメッキパーツはきれいな状態です。
ホイールはイタリア製のFPSホイール、ホイールキャップは全て揃っていません。
タイヤサイズは185/70R14です。

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◆内装
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ブラックカラーを基調とし、ウッドパネルを使用する内装となっています。
ダッシュパネルには割れが2個所ありました。
フロントシートには破れやほつれなどが見られます。
アンテナは電動式で、別スイッチを設けてあります。
ステアリングホイールは、オリジナルのウッド製です。
AM/FMラジオは作動しませんでした。
スピードメーターを交換していますので、走行距離不明としました。

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◆機関
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エンジンはOHしています。
機関に不具合はないそうです。
キャブレターはウェーバーを2基、力強い吸気音を聞くことができます。
◆エンジン仕様
形式:直列4気筒DOHC
排気量:1962cc
最高出力:132PS/5500rpm
最大トルク:19.1kgm/3500rpm
トランスミッションは、5速マニュアルです。

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◆足回り
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ノーマルの足回りです。
特に不具合はないそうです。
◆足回り仕様
ステアリング形式:ボールナット式
サスペンション形式(前):ダブルウィッシュボーン
サスペンション形式(後):トレーリングアーム
ブレーキ形式(前):ディスク
ブレーキ形式(後):ディスク

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◆メンテナンスについて
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記録のあるメンテナンスを以下に記します。
◆1979.1 車検
◆1981.3 車検 52,459km
◆1985.4 車検
・タイロッドエンド交換
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルエレメント交換
・テンションロッド交換
・リヤロアーアーム交換
・リヤショック交換
・ワイパーゴム交換
・フロントディスクパッド交換
・リヤディスクパッド交換
・マフラー位置変更
・スタビライザー交換
・メーターワイヤー交換
◆1985.6 一般整備
・エンジンOH(メタルスモール/ガスケットセット/バルブリフター/タペットシム/プラグ/ガソリンホースバンド/スラストベアリングOH)
・エンジンオイル交換
・タコ足修理
・オイルポンプ組み替え交換
◆1985.12 一般整備
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルエレメント交換
・ヒーターコック交換
・LLC交換
・ヒーターコック交換
◆1986.1 一般整備
・セルモーター交換
・エアファンネル交換
・エンジンオイル交換
◆1987.4 一般整備
・板金塗装
・マフラー交換
・ドライブシャフトブーツ交換(中古パーツ)
◆1989.5 車検
・エンジンオイル交換
・エンジンマウント交換
◆1991.5 車検
・タイロッドエンド交換
・エンジンマウント交換
・F/Rブレーキホース交換
・クラッチカバー交換
・デスビキャップ交換
・クラッチシリンダーASSY交換
・クラッチホース交換
◆1992.5 車検
・ブレーキフルード交換
◆1993.5 車検
・ブレーキフルード交換
◆1994.5 車検
・ブレーキフルード交換
◆1995.5 車検
・ブレーキフルード交換
◆1996.4 車検
・ブレーキフルード交換
◆1997.11 一般整備
・クラッチシリンダー修理
・クラッチOHキット
・クラッチオイル交換
・クラッチ調整
◆1998.5 車検
・エンジンオイル交換
・トランスミッションオイル交換
・デフオイル交換
・グリースアップ
・マフラー修理
・スピードメーターASSY交換(中古)
◆1999.7 一般整備
・ボディ板金(右リヤフェンダー、左リヤフェンダー、右フロントフェンダー)
・ボディ塗装(ボンネット、左右フロントフェンダー、フロントマスク、左右リヤフェンダー、トランク、リヤパネル、左右リヤクォーターパネル)
◆2000.5 車検 21,499km
・ブレーキフルード交換
◆2002.5 車検
・キャブレターOH
・燃料ホース交換
・フロントブレーキパッド交換
・フロントブレーキローター交換
・左右テンションロッドブッシュ交換
・フロントハブベアリンググリースアップ
・フロント足回り分解修理
◆2004.5 車検
・プロペラシャフトセンターサポート交換
・プロペラシャフトラバーカップリング交換
・左リヤブレーキキャリパー交換(中古)
・左右リヤブレーキパッド交換(中古)
・トランスミッションオイル交換
・デフオイル交換
◆2006.2 一般整備
・セルモーター交換
◆2006.5 一般整備
・SRSフルトラkit交換
・デスビローター交換(中古)
・キャスタージョイント交換
・タイロッドジョイント交換
・ジョイント交換
・フロントアライメント調整
・STホイール角調整
◆2006.5 車検
・リヤデフ外側オイルシール交換
・サイドブレーキシュー固定ピン交換
・ブレーキマスターシリンダー交換
・ブレーキオイル交換
・イグニッションキーシリンダー交換(中古)
◆2008.5 車検 40290km
◆2010.5 車検 43,969km
・ブレーキフルード交換
・クラッチフルード交換
・ハザードライトスイッチ修理
・スペアタイヤパンク修理
◆2012.5 車検 47,493km
・ブレーキフルード交換
・クラッチフルード交換
・右サイドステップ板金/塗装
◆2014.5 車検 49,617km
・ブレーキフルード交換
・LLC交換
・ワイパーゴム交換
◆2016.5 車検 51,129km
・フロントブレーキホース交換
・リヤブレーキホース交換
・ブレーキフルード交換
・タイロッドエンド交換
・リレーロッドエンド交換
・発炎筒交換
・デフミッドシール交換
・マフラー修理
・スペアタイヤパンク修理
◆2018.5 車検 52,475km
・ブレーキフルード交換
◆2019.9 一般整備
・フライホイール交換(中古)
◆2020.2 一般整備
・プラグコード交換
・デスビキャップ交換
・キャブジェットカバー交換
・バキュームホース交換
・ジェットカバーガスケット交換
◆2020.5 車検 53,606km
・ブレーキフルード交換
・右ナンバー灯バルブ交換
・発炎筒交換
◆2022.5 車検 54,241km

少し試乗させていただきました。軽量なボディをトルクのあるエンジンで走るのは楽しいものです。そしてウェーバーの吸気音、エキゾーストノート、五感に響くものがあります。

車は愛知県にあります。
法人登録の為、消費税がかかりますが掲載価格は消費税込みの価格です。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD
画像クリックで拡大出来ます
ジュリア・クーペの中でも凝ったデザインのフロントグリル 
可愛らしいテールエンド 
美しいクーペスタイル 
 
サイドビューは素敵です 
細いリヤピラーがセクシーですね 
 
 
前後のアンダーボディ部 
エンブレム類 
丸型4灯式ヘッドライト、ノスタルジーを感じます 
 
フロントサイドマーカーライト、レンズに割れあり 
 
ドアミラー、ドアアウターハンドル 
テールライトLH 
テールライトRH 
ドアハンドル下の塗装の割れ 
塗装の欠け、タッチペイント跡 
ジャッキポイント部 
当時物のアルミホイール 
コックピット 
メーター類(ブルーのシールは交換時のメーター距離数かも?) 
FM/AMラジオ 
 
シフトチェンジレバー 
パーキングブレーキレバー 
ダッシュパネルの割れ(2個所) 
ドライバーズシート 
ドライバーズシートサイドサポートの破れ 
パッセンジャーシート(ほつれ、破れあり) 
リヤシート 
天井 
リヤピラー内側RH 
リヤピラー内側LH 
ABCペダル 
フロントドアトリムLH 
フロントドアトリムRH 
 
エンジンルーム 
 
 
エンジンオイルパン部 
トランクルーム 
スペアタイヤ 
燃料タンク部 
エキゾーストパイプ(曲げています) 
各サスペンション部 
リヤディファレンシャル部 
取扱説明書、整備手帳など 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp

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