過去ドイツ車をメインに２０数台の車歴のあるオーナーの今回のご出品です。現在も数台のエンスー車を所有されています。

そのオーナー様が、各地を探されて、関西のアルファ専門店さまから購入されました。　購入時に、オイル、パッキン等の通常の消耗品はもとより、主要部品の交換費用を掛けられての購入です。
購入後もなお、メンテナンスに十分な費用を掛けられています（２枚の整備画像をご参考ください）。

外装は、１９９３年以来、再塗装もなくオリジナルを保っており、たいへん綺麗に保たれています。　幌も半年前に新品交換さており、リアスクリーンも高い透明度です。

内装も各部とも綺麗です。　この手のアルファの欠点である、スエード製
のシートも布地とテンピユーロの敷物によりカバーされ、汚れ、起毛等
のへたりを最小限に保たれています。　この辺りは、画像の整備記録と共に、このオーナー様の車両に対するこだわり方が見て取れます。

機関の特筆すべきな点は、３ＡＴのスムーズな変速です。　それはあたかも、
ＣＶＴのような無段階に感じ入られる程の変速ショックの少なさでした。
当然ながら、アルファサウンドのエンジンの吹き上がりもスムーズです。

この様に各部共に良く整備された、アルファロメオスパイダーベローチェ
ですが、以前より探されていた、車両が見つかりそうだとの事で、今回
の出品となりました。

ちなみに、過去、数十台、オープンカーだけでも２０台以上を所有されてこられた、私の友人がこのアルファスパイダーＳ４を所有されていて、この車両の感想を聞いてみました。
実際の所有者の意見として、ご参考にされてください。

『アルファロメオ スパイダー sr.4を選んだのはピニンファリーナの美しいデザインと27年間生産されたスパイダーの最終型であったこと。そしてエアコン、パワステ、パワーウィンドウなどが備えられ現代においても日常使用が出来る事、またボディを取り巻くバンパーが同色化されより一層デザインの素晴らしさが際立ったこと（ポルシェに例えると964のような存在か、、）
それとなんと言ってもFRの最終モデルであった事です！

所有してみての最初の印象はさすがに設計が古くボディ剛性が低いと感じました。しかし所有していく内にこのユルさも含めて古典的なアルファロメオ の乗り味だと感じるようになりました。よくぞここまで生き延びてくれてありがとうって思っております。
一般的に言われているより信頼性も高くエンジンもタフだと思います。また燃費も街中で8キロから10キロくらいなので悪くないと思いますよ。
駐車場に止めていても、何度も振り返って見てしまう、美しく可愛いいクルマです！』

との事でした。　たしかに、１９６６年から１９９３年まで２７年間続くピニンファリーナのデザインは、現代車には無い美しさがあります。　この手のオープンカーがお好きで、安心して乗れる１９６０年代の車両をお探しの方に、お勧めできます。

車両は、福岡県内にあります。　

福岡空港又は、博多駅から、車で約３０分程です（お迎えに参ります）。

事前にご連絡いただければ、土日、祝日、平日問わず、見学可能です。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル預託料金、自動車税（月割り）がある場合は、別途頂戴いたします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントと取材をもとに作成したもので、わかる欠点なども含めて記事を作成しておりますが、不具合箇所、整備履歴、修復歴などに関して取材時に完全に把握することはできませんし、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。エンスーの杜より無理に購入を勧めることはございませんので、最終的にはご自身でご確認の上、購入をお決め下さい。