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アルファロメオ 155 V6 TI-Z ザガート 1997年式
車検 2021年7月 走行 25,400km 備考 5MT 新車並行 ワンオーナー 左ハンドル エアコン サンルーフ ETC
長さ 4450mm 1720mm 高さ 1420mm 重量 1450kg 排気量 2490cc
取材日2019年8月5日

イタリアの名門カロッツェリアのザガート 、燦然と輝く「Z」のマークに、特別な思い抱く方も多い事でしょう。今回ご紹介致します、そのZのアイコンをあしらったモデルは、アルファロメオ155ザガートです。155をベースに、モディファイが加えられたスペシャルモデル、がそこはイタリア車、スペチアーレと言った方がしっくりいくかもしれません。現存する台数、そもそも生産台数ですらごく僅かと聞きますので、かなりの希少車であるのは紛れもない事実でありましょう。

オーナーさんが新車で購入したワンオーナーです。オーダーから納まるまで、相当な日数がかかったそうです。

まずは外装ですが、それこそがザガートたるゆえん、ノーマルとは明らかに一線を画します。半分くらいと言ってもよいほどFRPにて造形が異なります。より抑揚が効いたフォルムに見えます。コンデションは良好です。鮮烈な赤のボディは大変にキレイに保たれており、退色は一切見られません。ツヤも申し分なしです。目立つキズやFRPの割れ、クラックも認めず、ザガート による架装が映えます。ただ唯一は、リアスポイラーのクリアが黄色く変色していました。
保管はシャッター付きのガレージにて、出先で降られた雨以外は、雨天と冬場は未走行です

内装はほとんどノーマルに準じたもの、ステアリング、シートに違いが見られます。シートはオーナーさんの趣向でレザー仕様にしています。ザガートの多くはフロントがバケットが多いようですが、前後のシートの仕様が異なるのを嫌い、全席レザーでオーダーしたそうです。状態は良好、擦れやシワなどの傷みはなし、張りも十分に維持されています。電動の動作も正常に機能します。天井も垂れはなし、その他内張り等も傷みは認めず、全体にキレイな内装です。

ザガートでは、エンジンはツインスパークが多いようですが、こちらはV6を積みます。こちらも見た目にはエアクリーナーが変更されている程度で、ほぼノーマルに見えます。スペックは多少のチューニングが施されているのでは、との事でしたが、詳細は定かではありません。ただ、マフラーは発する音からもザガートにより変更されているのが分かります。
エンジンは好調です。今のところ何ら不具合は感じておりません。主だったメンテとしては、2010年 約18000km時にタイベル、ウォーターポンプを交換しています。その他フューエルポンプ、フィルター交換、クラッチホース交換など、その他基本的なメンテは常に行なってきましたが、乗り出す際には油脂類、クーラント、ブレーキフルードは交換された方がいいそうです。

エアコンは修理済みですので、現在は効きます。ガスはR134仕様です。

タイヤは山こそありますが、古いため交換をおすすめします。現在のサイズはボディの割に大径ですので、コーナーを攻めるなどするとFRP部に擦る時があるそうです。希少なパーツ故に割れの原因になるので、インチダウンされた方がいいのでは、との事でした。純正ホイールもありますので、こちらを使用されてもいいかもしれません。

サンルーフ付きですが、開けた事がないため、動作は未確認です。

日本語のマニュアルがデータであります。

擦り程度の修理はありますが、事故・修復歴はありません。

コンデション維持のため、月に20km程度距離が伸びます。

リサイクル券と自動車税の月割りはご負担をお願い致します。

当時155のレースシーンでの活躍を目にし、155に特別な思いを持ったオーナーさんでしたが、その思いはレースでのイメージゆえノーマルでは収まらず、スペシャルモデルを手にする事を決めます。それがこちらのザガートでした。実車を目の当たりにすると、ただならぬ存在感と雰囲気を醸し出しています。外装における特別感こそが、ザガートの最も大きな特徴と映ります。その出で立ちから思わずチューニングモデルをイメージしてしまいますが、エンジンはほぼノーマルに準じたもののようで、決して乗りにくさはないとの事、とすれば機関に関してのトラブルはノーマルパーツで対応できるので、スペシャルモデルでありながら維持にはさほど困らないというのも、もう一つの特徴でしょうか。そのスペチアーレを試乗させて頂きました。乗り込むとコクピット周辺はノーマルですので、外観ほどのインパクトはありません。が、ひとたびエンジンを掛けると、その瞬間から特別感がやってきます。エキゾーストサウンドがそれです。荒々しさを残しつつ低音が効いたもので、アイドリングから気持ちが高まります。動き出しもさして重くないクラッチをつないであっさりと、すでに乗りにくさは感じません。しかし、アクセルを踏み込めば勇ましさを増したエキゾーストが響き、管楽器を奏でるかのようと形容される官能的なV6サウンドが、それに負けずとも劣らない咆哮を伴い、スムースに回転を上げていきます。そこに圧倒的な加速感、高い速度が伴う感覚は正直それほどではありませんが、それを度外視するかのようなフィーリングは唯一のもの、翻って躍起にならずとも音とフィールを存分に楽しめるのは、らしさを感じるところです。走りに関してはノーマルアルファの心地よい感覚がそのまま、そこにザガートデザインを身にまとった真のスペチアーレ、その希少性に相応な価値を見い出す方は一考の価値ありと見ました。

車両は長野にあります。

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白くキズのように見えるのは背景の壁が写り込んでしまっているもので、外観は非常にキレイです。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
レザーの状態は良好、後席はほとんど使用した事がないような状態。 
 
 
スポイラーが重いため開閉には注意が必要との事、ヒンジを傷めてしまうそうです。 
 
 
 
 
 
 
 
ドアの半分ほどFRPで成形されている模様です。 
カーボン地のスポイラーはクリア剥げ出てしまっています。 
タイヤサイズは前後とも215/45-17 ホイールにはガリ傷はなくキレイです。 
 
 
 
 
 
 
 
純正のホイールが4本あります。 
 


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