●アルファロメオジュリア 1750GTヴェローチェにつきまして●

1930年代にレースで大活躍した「6C1750 グランスポルト」という名車にちなみ、1967年に当時のスポーツモデルだったジュリア・クーペ、ジュリアをベースに開発された上級セダンのベルリーナ等に搭載された直列4気筒DOHCのエンジンが、排気量1779ccだったことから1750シリーズと呼ばれました。
当時のアルファロメオの最上級モデルであった1750シリーズは、4ドアボディの「1750ベルリーナ」とクーペの「1750 GTV（1750GTヴェローチェ）」のほか、ワゴンモデルの「ジャルディネッタ」なども販売されていました。
1750GTヴェローチェは、従来の1600GTヴェローチェの1750版で、一段と高性能化し ており、0-400m加速は従来の18.0秒から17.5秒へと向上していました。

●今回ご紹介するお車につきまして●

専門店によるフルレストアが施されて、お車がオーナーさんの元に納車されたのが、昨年の１２月のことでした。
念願のお車だったので、さあこれから慣らし運転を始めようとした矢先、体調を崩されてしまい、ほとんど運転できなくなってしまったそうです。
現在、ビルの地下駐車場に保管しており、保管には問題ない状況ですが、いますが、まだ慣らし運転すら終わっていない状況です。
このまま眠らせておくより、大事に乗ってくださる方がいらっしゃればお譲りしたいとのことで今回掲載の運びとなりました。
昨年末に仕上がってきた状態のまま、ほとんど乗っておらず、ある意味、新車のような状態のお車です。

●外装●

元色は白だったそうですが、完全ドンガラの状態で剥離してから、プジョーの純正 色である エジプシアンブルーに塗装し直されています。
見る角度によって色が変わるダークブルー系の落ち着いた外装色です。塗装されて間もないことから、もちろんキズひとつなく新車のような輝きを放っております。
エンブレムやドアミラー等も新品交換されておりまさに新車のような外装です。

●内装、電装関係●

ブラックのレザーシートは一度仕上げられており、すれや破れもなく全体的に大変綺麗な状態です。メーター類は正常に作動し、クーラーも問題なく効きます。
ダッシュボード等のウッドもすべてきれいにレストアされ新車のような状態です。
天井は張替済みで垂れ等は一切ございません。
ステアリングのウッド部分等もすべてリペアが施されており綺麗な状態です。
オーディオは社外のものがインストールされております。
あまりにも乗れない期間が続き一度バッテリーが上がってしまいましたが、一度専門店に再入庫して、キルスイッチを追加して対策を施しましたので現在は始動に問題ない状態です。

●機関、足回り等●

オーバーホールされたエンジンは好調を維持しております。
ミッション、クラッチともにオーバーホール済みで好調です。
ホイールは定番のＧＴＡレプリカが装着されています。
タイヤも納車時に新品装着後、ほとんど走っていないためヤマも十分です。

●直近の整備履歴の抜粋●

上記の通り昨年１１月に車検を取得して、１２月に納車されたばかりです。
専門店によりフルレストアが施されております。
詳細は記録簿がございますので、見学時にご確認ください。

●取材者私見●

まるで新車のような大変綺麗なお車だというのが第一印象です。
プロの手により、完璧に仕上げられた外装はまるで新車の輝きです。
オーナーさんが拘ったオリジナル色のカラーは大変落ち着いた色合いでお車にも似合っています。
現代車と違い、程よいサイズ感と小気味よくシフトチェンジできるＭＴで運転も楽しそうなお車です。
１７５０シリーズの貴重な右ハンドル車で完璧に仕上げられているお車は大変貴重かと存じます。
お探しの方はぜひご検討ください。

個人売買のため消費税はかかりませんが、リサイクル料金・自動車税月割分相当をご負担いただきます。

現車は東京都内にあります。


【2019年7月更新】
価格を引き下げました。

上記は取材者の私見に基づくところもございますので、ご購入に際しては必ず現車をご見学の上でご納得されてからご検討ください。
なお、オーナー様ご多忙のため、ご見学については購入検討の方のみに限らせていただきます。