VWのスポーツクーペ、数えて3代目に当たるシロッコです。
メカニカルベースがゴルフなのは代々共通、やはりエクステリアデザインがシロッコの特徴でしょう。

その造詣はワイド&ローのフォルム、特に後ろ姿はスーパーカー並みとも見える幅広なもので、迫力すら感じます。そのボディに収まるのは1.4のツインチャージャーと2.0のターボ、そこに効率の良いDSGを組合せはスポーティな走りも望めます。

2010年式のこちらは2.0TSIの上級グレードです。約5年前にディーラーにて購入、登録しただけのいわゆる新古車の状態でした。よって実質ワンオーナーと言えましょう。

ボディカラーはライジングブルーメタリックの呼称を持ちます。もちろん塗装はオリジナル、状態は良好です。目立つキズもありません。所々に飛石がある程度で、傷みと呼ばるものは見受けません。

内装も何ら問題なし、シートを始め各部キレイです。リアシートは2人掛けの4人乗りですが、スペースは確保されており、フル4シーターで使用できる様相です。

エンジンは2リッターのスペックは200ps、こちらも不具合はなしです。リコールも対応済みで、基本的なメンテもディーラーで行っています。記録簿もあります。

エアコンも問題なく効きます。

標準のナビとETCを備えます。
レーダーはこのままお付け致します。

取説もあります。

事故・事故歴はこれまでありません。

リサイクル券（16950円）と自動車税の月割りはご負担をお願い致します。

そのワイドトレッドによる低重心で、走りの期待も高まるルックスがゴルフとの違いでしょう。そのスタイルこそオーナーさんが魅せられポイントで、今や少なくなったクーペも、それはいつの時代でも望まれると言ったところでしょう。先進装備でもあるDSGもまた興味をそそるところであったそうで、シフトアップにダウンに、素早く限りなくショックの少ないフィーリングは、安心感を伴ったスポーティな走りを感じるとの事でした。短い距離ながら試乗をさせて頂きました。乗り込むとまず狭いグラスエリアにクーペらしさを感じます。それは全高の低さもありますが、それでもリアシートで言えばうまくシートアレンジがなされた印象で、クーペと言えど居住性を無視していない様子がうかがえます。走りはいたってスムース、それはエンジン、ミッションとも高効率に働いている印象を受けるものです。エンジンフィールについて回す程に音が良くなるのがオーナーさんのお気に入りとの事で、それを感じてのワインディングでの走りも、このスペックでなら存分に楽しめそうです。この度事情により買い替えを余儀なくされたため売却の運びとなりました。VWの個性派クーペ、新車を買い損ねた方にいかがでしょうか。

実車は埼玉県越生町にあります。