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VW タイプ1
1960
年式
車検
25年9月
走行
86,000マイル
備考
複数オーナー 並行車 左ハンドル 4MT  ヒーター ETC
長さ
4080mm
1550mm
高さ
1450mm
重量
750kg
排気量
1580cc
取材日2013年1月17日

言わずと知れた世界の大衆車、ビートルです。
そのスタイルは不変ながらも、ディテールには年式により違いが見られます。古くはスプリットウインドウ、またオーバルへと続きますが、リアガラスこそ四角形になったものの、小さめのテールランプなどクラシカルな趣きを残す年式もあります。そのアイテムを備えた年式に値するのが、今回ご紹介のビートルです。

年式は60年と聞いています。オーナーさんは平成23年9月に専門ショップを介して購入されました。前オーナーが北米から輸入したそうで、国内ではツーオーナー目に当たります。オーナーさんは日常の足としてこのビートルを使用しており、今も元気に活躍中です。

内外装ともほぼ購入時のままのスタイルです。ほぼオリジナルですが、マフラーと車高が下げられているのが、主だった変更点です。

外装の状態は良好です。サビや腐りなど傷みは見受けられませんでした。塗装も部分的に浮きや剥がれが見られますが、ツヤも十分、年式を感じさせません。メッキパーツはライトリングに若干サビが確認できましたが、それ以外は問題なしです。

下回りは寒冷地のため、塩カルによるサビの発生に気を遣っています。購入時には防錆処理を行い、定期的に洗浄を行っています。ジャッキポイントなど目に見える範囲でサビは認めませんでした。

内装はこちらもキレイです。過去にはおそらく手が入れられているであろうと推測されますが、シートに破れはなし、天井や内張りも良好です。床もサビや腐りは見られません。ビートルでは泣き所のリアシート下も傷みは認めませんでした。

足回りはオリジナルですが、車高が下げられています。
タイヤは現在スチールにスタッドレスを履かせています。夏用のタイヤ・ホイールもスペアを合わせ5本あります。こちらはEMPIですが、おそらくレプリカであろうとの事です。

エンジンは1600ccに載せ換えられています。こちらは前オーナー所有時に行ったそうです。車検証上も1600の記載です。これまで大きなトラブルはなく、現在も好調です。目視の範囲ですが、オイル漏れの兆候も見られませんでした。不具合はなくとも1ヶ月に1度はショップで点検をしているそうです。

マフラーはA1に変更、音はオーナーさんの好みだそうです。

メーター交換の履歴はないとの事ですので、距離はおそらく実走行と見ます。

ETCはこのままお付け致します。

前オーナー、現オーナーさんに限っては事故・修復歴はありません。

リサイクル券(10420円)と自動車税の月割りはご負担をお願い致します。

いつかは旧車に乗りたかったとオーナーさん、そこで候補に上がったのが、62年以前のビートルでした。ところがいざ探すとなかなかない年式のようで、その専門ショップの顧客でもあった前オーナーが所有していたのが、まさに探してしたビートルでした。見ると内外装ともサビのない良い状態、そこで無理を言って譲ってもらったと言う経緯です。前述のように日常的に使用しており、毎日の通勤に約20km、ほぼ乗らない日はないと言った状況で、言わば相棒のような存在のようです。乗って感じた事は、思いの外普通に乗れると言う事でした。もちろんエアコンなど快適装備はありませんが、フラット4のビートを聞きながらの通勤は、唯一無二の空間だそうです。その片道相当を助手席にて試乗させて頂きました。毎日使っているからか、始動からスムースです。フラット4とA1マフラーの独特なサウンドを伴いながら、こちらもスムースに回転を上げていきます。1600ccに換装した効果でしょう、坂でも力強く加速を見せていました。当日は所々に雪が残っている状況でしたが、難なく走り、意外や雪でも走れると言うのが、乗って分かった事だそうです。ようやく馴染んできたものの、引越しする事が決まり、手放す事となりました。オーナーさんのように、旧車ながらも日常的に気兼ねなく使いたいと思われる方には適した1台と映りました。

実車は長野県御代田町にあります。


以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD OUT
  助手席フロアの状態。運転席側も同様に傷みは見られません。
シフトはクイックシフトに変更。 スペアタイヤとして載っているのが、夏用ホイールと同様なもの。
スペアタイヤを降ろして状態を確認。  
現在はスタッドレスですが、F 175/65-15に対し、R 175/80-15と厚めにして前下がりのスタイルを取っています。 リアフードのノブの下の塗装の剥がれ。マフラーを当てた反動で出来てしまったそう。
このような塗装の割れは数カ所あります。  
ジャッキポイントは両側ともしっかりしていました。  
シングルキャブの1600ccエンジンは、実用性あり。  
 


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