こちらのお車はトライアンフTR-3A 1958年式です。

TRシリーズはTR-1がショーモデルで市販車はTR-2が最初のモデルです。

TR-3はTR-2のマイナーチェンジ版でTR-3Aはその再マイナーチェンジ版と言った車です。

当時、最高速177km/h、0-400ｍが18秒を切る性能であったとの事ですので

同年代の国産ダットサンスポーツS211の最高速が115km/hですから当時としてはかなり高性能なスポーツカーだったのですね。オーナー様曰く、現在でも高速道路もストレスも無く走れるそうです。

こちらは1958年式ですが日本での初年度登録は1988年です。

オーナー様のお話ではアメリカ仕様の中古平行輸入車との事でした。

60年分の記録簿などが完備されている訳ではないのですが、この年式ともなると今までの経緯などよりも現在、どのようなメンテナンスがされているかの方が遥かに重要なので、オーナー様が手に入れられた28年6月から機関、内装を主にきちんと整備されたこちらのお車はその点安心かと思われます。

ボディはホワイトのメタリック塗装です。オリジナルではないのですがTR-3Aのデザインにマッチして内装のタンの色とマッチしてとても品良い雰囲気を醸し出しております。

塗装の状態は部分的にクラックや欠けなどもございますが艶も有り十分に綺麗なお車で勿論、個人差もあるかと思いますがこのままの状態でお乗り頂ける状態かと思います。

リアのトランクキャリアはオーナー様の趣味で取り付けられたとの事です。

内装と幌は購入後に全て張り替えており今も新品同様で非常に綺麗な状態です。

当然の事ながらリアのアクリルも非常に綺麗な状態で視界も良好です。細かいところではミラーなども交換もされておりグリル、モール、バンパー類も綺麗な状態ですのでとてもすっきりとした印象のお車です。

サスペンション廻りやボディ下廻りも写真掲載の通り錆も無く非常に綺麗な状態です。

とても60年前の車とは思えないような良い状態かと思います。

機関に関しては現在、特に不具合は無いそうで取材時にもエンジンスタートも問題なく直ぐに掛かりとても調子が良さそうでした。購入後にマフラーをステンレス製に燃料タンクをアルミ製のものに交換されております。また、エアクリーナーやファンベルトも最近交換され日常的にメンテナンスには気を使われているとの事でした。

トライアンフTR-3Aも旧車の例にもれず相場も高くなりつつあるようです。

昨今、この手のお車は何年乗っても値が上がることはあっても大幅に値下がりするようなことも無いと思われますので、この手のお車を趣味の車として持つのはトータルコストを考えると非常にリーズナブルのような気がします。

また、この手の趣味車はフルレストアの非常に高価な車でない限り買った後にそれなりに手を入れてからではないと楽しめないような車が多いようですが、こちらお車は内外装の状態も良く機関もきちんと手入れがされているようなので購入後のすぐに乗って楽しめるお車かと思います。

TR-3Aをお探しの方だけではなくあらゆる車趣味人にお勧め致します。

車は千葉県北西部にあります。

個人の為、消費税はかかりません。

リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。