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トヨタ ソアラ 430SCV 2001年式
車検 32年6月 走行 58,000km 備考 ディーラー車 5AT ツーオーナー ETC 
長さ 4510mm 1820mm 高さ 1350mm 重量 1730kg 排気量 4292cc
取材日2018年5月21日

ソアラとしては最後のモデルとなった、4代目ソアラの程度良好車です。

ハイソカーブームの先鞭をつけた初代、バブル景気の波に乗って爆発的な人気を得た2代目、北米市場向けにガラッと味付けの変わった3代目に次ぐ4代目ソアラは、初代レクサスSCたる3代目ソアラのテイストを引き継ぎアメリカン風味の濃厚なモデルですが、大きく変わったのは電動格納式ハードトップを備えたオープンモデルとなったことです。

2001年(H13)4月に登場、先代のワイドバリエーション展開から打って変わって、430SCVのワングレードでエンジンはV8のみとなりました。

電動メタルトップもさることながら、本木目パネルや本革をふんだんに使用した豪華な設えはまさにセルシオのクーペバージョンとでもいうべき趣で、歴代ソアラのひそみに習って当時最新の技術も多く投入されましたが、600万円を超える価格帯となったこともあり代替需要を取り込むことが難しくなったためもあってか、2005年(H17)にレクサスブランド開業に伴いレクサスSCへと移行するまでの4年間でわずか5400台余りを生産するにとどまりました。

こちらのお車は2001年7月登録ですから、発売されてすぐに購入されたことになりますね。

●● プロフィール ●●

こちらのお車は、今まで多くのエンスー車を乗り継いできたオーナーさんが、2014年(H26)にファーストオーナーであるお兄様から譲り受けるかたちで手に入れました。

その際の走行距離は約50,000kmですので、4年間で8,000km近く走行したことになります。

主な使用状況は街乗りで、たまに遠出をするくらいとのことです。

●● 外装 ●●

濃色系のボディカラーですので磨きキズは多少ありますが、基本的に良好なコンディションが保たれています。

目立つようなキズや凹みはありません。

目を凝らすと、細かなキズ等は認められます。

主なものは、

・フロントの飛び石数カ所

・ヘッドライトカバーの曇り

・ドアエッジやその周辺の塗装欠け

・運転席ドア中央部にあるスリキズ、塗装欠け

・リアフードのデント

あたりです。

ホイールはカールソンの20インチに交換されていますが、4本ともキレイでガリキズはありません。

機能面の不具合ですが、右ミラーの折りたたみが不調とのことです。
(一発で格納されないかったり、開かなかったりする。何度か操作すると作動する)

●● 内装 ●●

こちらも良好に保たれています。

明るいベージュ革なのでフロントシート、特に運転席の変色はややありますが、革自体のスレやヘタリはあまり感じられません。

ウッドパネルのクラックもありません。ステアリングも至ってキレイです。

禁煙車とのことです。

気になるところとしては、

・エアコンコントロールパネルにある液晶パネル表面の劣化(コーティングはがれ)

・純正ナビ液晶パネル表面の劣化(コーティングはがれ)

・運転席足元の汚れ(明るいベージュなので仕方ないですが・・・)

モディファイ箇所としては、純正ナビが地デジに非対応のため、新たにカロッツェリア・AVIC-ZH0009がインストールされています。

同時に、リモコンがステアリングに設置されています。

純正ナビの機能自体は問題ないとのことです。

また、エアコンをはじめとして、クルーズコントロールやコーナーセンサーといった電装品も問題ないとのことです。

●● 機関・足回り ●●

機関系はフルノーマルで、不調箇所はありません。

記録簿は概ね整っていますが、基本的に車検とそれに伴う軽整備となっています。

足回りはホイールのみカールソンの20インチに変更されています。

ノーマルの18インチホイールはありません。

タイヤは昨年交換されたとのことで、2017年(H29)28週製造です。

●● インプレッション ●●

今のレクサスにはない優美なスタイリングは驚くほど古さを感じませんし、このルックスだけでも所有する価値があると思えます。

ブラキッシュレッドマイカという、パッと見黒っぽく見えるものの光の当たり方で紫色に光って見えるボディカラーがエレガントですね。

また、それに組み合わさる明るいベージュとこれまた明るいウッドパネルが何とも上品です。

純正ホイールも特徴的で良いですが、このカールソンの20インチもソアラのキャラクターに合っており、決まっていますね。

キズもなくピカピカなのと、タイヤが交換済みなのも嬉しいポイントです。

走りと見た目でフルオープンとクーペをそれぞれ楽しめる電動メタルトップはさほど開閉に時間もかかりませんし、何と言ってもトヨタ製ですから雨漏りや故障のリスクも低いのが美点です。

助手席にて試乗させていただきましたが、17年という経過年月と20インチというハンデをものともしない乗り心地の良さは特筆もの、その静粛性と滑らかさで誉れ高い、セルシオと同じ4.3リッターV8エンジンをもって静かに滑らかにパワフルに走るそのさまは、さすがトヨタのフラッグシップクーペと納得できるクオリティ、大人がドライブを愉しむ車としてまさにうってつけの車ですね。

●● まとめ ●●

トヨタというだけで品質が高く故障も少ないですが、高級なラインはさらに造りがしっかりしており、各部の劣化は極めて少ないと思えます。

やはり同じ経過年月でも大衆車のそれとは違い、まだまだピンシャンしているのはさすがレクサスブランドでも売っている車です。

もちろん定期的なメンテナンスは必要ですが、逆にそれさえ怠らなければ末長くこの味わいを愉しみ続けることができるのではないでしょうか。

オーナーさんは他のエンスー車に乗ることが増え、ソアラの乗車頻度が減ってしまったため、売却を希望されています。

お車は、東京都板橋区にあります。

個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(14,220円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
SOLD OUT
画像クリックで拡大出来ます
4代目ソアラの程度良好車です。 
歴代もっとも優美なスタイリングと言えるのではないでしょうか。 
フルオープンのスタイルも秀逸ですね。 
エレガントなブラキッシュレッドマイカ。 
 
古さを感じません。 
日本車離れしたスタイリングです。 
カールソンの20インチも決まっていますね。 
フロントからサイドにかけて目立つようなキズ凹みはありません。 
ヘッドライトカバーにはやや曇りが見られます。 
 
 
 
 
タイヤは新品に近く、ホイールにガリキズはありません。 
初代から継承された、”フライング・ライオン”のエンブレム。 
飛び石跡は何箇所かあります。 
 
 
 
 
 
運転席ドア中央部に塗装欠けがあります。 
リア周りも至ってキレイですね。 
 
見えにくいですが、矢印の箇所にデントがあります。 
 
 
リアエンブレムとライセンスフレームはゴールド仕様です。 
 
 
 
明るいベージュとウッドパネルが上品なインテリア。 
イグニッションONで純正ナビのカバーパネルが開きます。 
 
液晶パネル表面のコーティングにスレがあります。 
 
 
シートの掛け心地も上々です。 
 
ドア下側、内張りは両側とも良好です。 
リアシートは極狭ですが、手荷物置き場として重宝しますね。 
インシュレーターを含め、良好に保たれたエンジンルーム。 
セルシオにも搭載された名機、3UZ-FEです。 
この素晴らしい4.3リッターV8エンジンを味わうだけでも価値があります。  
こちらも美しく保たれたラゲッジスペース。 
ルーフを格納しなければそれなりに容量が確保されていますね。 
下回りも良好です。 
 
メインキーとスペアキー、加えて純正OPのエンジンスターターもあります。 
 


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