［トヨタ　　セリカＸＸ］個人売買情報

国産初のスペシャリティカーとして成功を収めていたセリカですが、北米市場での成功を狙ってリリースしたのがセリカＸＸです。
6気筒エンジンを搭載し、高級車という位置づけでデビューした初代のイメージをソアラと分かち、2代目はよりスポーティな路線を歩んでいます。
とはいえ、バブル期を迎えようとしていた時代のモデルですから、先進技術を用いた豪華なアイテムがオプションとして複数設定されていました。
高い走行性能を誇る豪華なスポーツカーとして、多くの若者が憧れた車です。

オーナー様はセリカＸＸをとても愛されており、この車両は2台目となるそうです。
この車両だけでも8年近く乗られているのですから、その惚れ込み様がわかりますね。
今では見ることのできない精悍なスタイル、力強い走りが気に入っているところだそうです。
このたび、車庫整理のために手放される決意をされました。

◆◆外装◆◆
空力性能向上のために採用されたリトラクタブルヘッドライトですが、フロントエンドがよりシャープになることでデザインにも良い変化をもたらしています。
勇ましさが強調されており、ＸＸのキャラクターにも似合っていますね。

ボディのコンディションはというと、艶がしっかりと残っており輝いています。
前のオーナー様からガレージ保管を長期にわたって続けていますので、退色も見られず鮮やかです。
ただし、フロントバンパーやグリル周りには走行距離を感じさせる飛び石傷が多数見受けられ、フロントリップ左側に擦り傷が1箇所と、フロントボンネットに塗装の割れがありました。
また、両側のサイドシル前後端には、錆びによる浮き上がりが出始めていました。

◆◆内装◆◆
スイッチやメーターが並べられたインパネ周り、そしてオプション設定されていたデジタルメーター等が時代を感じさせる内装です。
ゆったり広々としており、プラス2の後部座席も深さがあって意外と使えそうです。

外装に比べ、いくらか使用感と傷みが見受けられるコンディションです。
シートには解れが出始めており、天井はサンルーフの骨に沿って擦れたような色違いが出ています。
また、おきまりのサンバイザーの破れがあります。
電動で調整するサイドサポートや、エアーで腰の深さを調整できる運転席は、現在使用できません。
エアコンもガスラインに漏れがあるそうで、修理が必要とのことでした。

◆◆機関◆◆
24万キロという走行距離はすごいですが、1年で1万キロと考えれば無理の無い距離でしょう。
まめな整備を受けてきていますので、現在でも機関は絶好調です。
改造することなくオリジナルの状態で乗られていますが、すでにアフターパーツが無く、改造しようにも出来ないそうです。
実は純正パーツも欠品が出ているそうですが、オーナーズクラブなどで協力して入手しているとのこと。
オリジナルからの変更点は、フロントスプリング1巻きカットと、215幅を履くタイヤ＆ホイールのみになります。

◆◆整備記録◆◆
・2002年9月 189,400km
　　・M/Tマウント交換
・2002年11月 190,850km
　　・クラッチマスターシリンダーAssy交換
　　・クラッチレリーズシリンダーAssy交換
・2003年4月 195,000km
　　・フロントハブベアリング交換
・2004年3月 203,300km
　　・ステアリングリンケージ交換
　　・タイロッドブーツ交換
・2004年4月 203,400km
　　・タイミングベルト交換
・2005年8月 214,700km
　　・オルタネーター交換
・2009年3月 235,900km
　　・クラッチディスク交換

◆◆同乗走行◆◆

オーナー様のご厚意により、助手席での同乗走行をさせていただきました。

エンジンの吹け上がりが気持ちよいですね。
6気筒特有の伸びやかな高音がその気にさせます。
まだオーバーホールなどは行なっていないそうですが、エンジン・ミッションともに異音も無く快調さが伺えます。
しっかりと走らせているからでしょう、ブッシュが割れて遊んでいるような音もありませんでした。

◆◆取材を終えて◆◆
24万キロを超えて、まだまだ元気良く走るＸＸです。
オーナー様はとても可愛がられており、その結果がこのコンディションということでしょう。
数少なくなってきたＸＸですから、お探しの方は早めにご検討下さい。

【更新】2012年3月29日
車検が切れますので、大幅に値下げしました。
車検は継続しないつもりです。

なお、リサイクル券￥6,930の全額負担と、自動車税￥43,400の月割り負担をお願いいたします。

保管場所　東京都

また、現在も使用されているため、走行距離が若干伸びることがあります。