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トヨタ カローラレビン(TE27)
1972
年式
車検
22年7月
走行
不明(メーター読み10,004km)
備考
 
長さ
3950mm
1590mm
高さ
1330mm
重量
850kg
排気量
1580cc
取材日2008年11月22日

1972年3月、カローラレビンはカローラクーペの「SR」をベースに、よりスポーティな「ホットモデル」として登場しました。ボデーの特長はなんと言っても樹脂製オーバーフェンダー(生産時期によっては金属製の物もありますがこの車両は樹脂製)です。

エンジンは上位車種であったセリカ1600GTから移植された2T-G型1600ccDOHCエンジンが搭載されました。2T-G型エンジンはレギュラーガソリン仕様の2T-GR型(110PS)と有鉛ハイオクガソリン仕様の2T-G型(115PS:グロス)が設定されていました。
ちなみに当時のカタログに公表されていた最高速度は190km/h、0-400m加速は16.3秒。

バリエーションにはエンジン仕様のほかに装備を簡素化したレビン・スペシャルがありました。1972年8月の一部変更、1973年4月の廉価版レビンJ(OHV搭載)追加のあと、1974年4月には次世代のレビンと交替します。

今回ご紹介する車両は中期モデル(フロントグリルが後期、リヤコンビが後期、フロントオーバーフェンダーが短い:前期)となるレビンです。オーナーさんは1993年に購入、今年で所有暦が15年となるレビンフリークの方です。ボデーは購入当時からさわっていないそうですが、その他の部分は98%ほぼ新品部品に交換しています(ただし手に入れられてから、コツコツと仕上げたもので全てが最近交換された訳ではありません)。エンジン、クラッチ、トランスミッション、足回り、内装など数えたらきりがないそうです。その内容を以下に記します。

【エンジン関係】
・ エンジンオーバーホール、2.0リッターにボアアップ(圧縮比:11.8):1997年に実施
@ 腰下は89Φのピストン組み込み
A 3TG用のクランクシャフトを軽量バランス取りして組み込み
B カムシャフト・・・インレット側:304°/エキゾースト側:288°
C バルブ、バルブリフター、リテーナをワークスエンジンから移植
D フルギヤトレイン化
E 軽量化フライホイール
F エキゾーストマニホールド交換(トラスト製、タコ足)
G スタータ容量アップ(リビルト品)
H オルタネータ交換(リビルト品)
I レギュレター交換(高電圧用)
J ソレックスキャブレターオーバーホール(40Φ)
K ラジエター・・・2相→3相(容量アップ)
L タナベ製エンジンオイルクーラー(サーモスタット付)
M CDI(高回転レース用強化タイプ)
N 永井電子製シリコンスパークケーブル
・ エンジンルーム内の配線引き直し
・ エンジンマウント、トランスミッションマウントを強化マウントに交換
・ クスコタワーバー装着
・ エキゾーストマフラー交換(トラスト50Φ)

【動力伝達】
・ 純正クラッチカバー、クラッチディスク(TRD製スポーツフェーシング)交換
・ トランスミッションオーバーホール(T50)
・ クラッチマスターシリンダー新品交換
・ リミテッドスリップディファレンシャル装着(TRD製、1.5ウェイ)

【足回り】
・ ショックアブソーバー交換(TRD製)
・ スプリング交換(トヨシマH150)
・ フロントブレーキパッド交換(ウィンマックス)
・ 足回りゴム、ブッシュ類全交換
・ ステンレスメッシュブレーキホース
・ ワタナベアルミホイール(14インチ)
・ブレーキマスターシリンダーオーバーホール

【内装】
・ タコメーター交換(TRD製)
・ スピードメーター交換(エンジンオーバーホール時に新品交換、走行距離はそれからの実走行距離です)
・ シート生地張り替え(オーナーさんの拘り・・・ヘッドレスト裏のカローラマーク有、シートバック裏のブック入れ有)
・ ドアトリムボード新品交換・・・ドアノブ、ドアインサイドハンドルの小物は新品使用)
・ 助手席アンダートレイ新品交換
・ インストルメントパッド表皮張替え(割れなし)
・ ETC装着
・ CDプレイヤー
・ヒーターフルオーバーホール
・ワイパーモーターオーバーホール
・各種樹脂部品新品交換

【外装】
・ ファンダーミラーはTE25を装着
・ ワイパーブレードはフィン付き
・ヨーロッパ輸出仕様レンズ(車検は通ります)

以上ですが、これは取材時に聞いた話なのでもっとあるかもしれません。

機関に不具合はありません。

ここ13年雨天未走行で月に1度、軽く走らせる程度です。屋根付きガレージに保管。
車検はたっぷり1年半あります。


更新記事:2004.04.18
1.ETCを取り外しました。
2.ホットイナズマハイパーを装着しました。
3.キャブレターのファンネルを外し、純正のインダクションボックスにしブローバイを吸気側に
 装着・変更しました(この状態のままで、車検は通ります)。


車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。


以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD OUT
ボデーカラーはインディアナポリスオリーブグリーンです。
塗装の割れや浮きが多少見られます。
   
内装はきれいです。
オーナーさんはきれい好きな方で車がきたないのは許せないそうです。
   
エンジンルームもきれいです。
最近レストアしたエキゾーストマニホールドのブルーが鮮やかでした。
カムカバーのレッドもいい感じです。
エンジンオイルの漏れはありません。
ミッションはマニュアルの5速です。
タイヤサイズは195/55R14、ホイールはワタナベのアルミホイールが付いています。
この車両、4年前のトヨタ博物館で行なわれたイベントにおいて「きれいで賞」という賞をいただいています。
   


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

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