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スバル 360 スーパーデラックス 1968年式
車検 2019年4月 走行 37,108km 備考 複数オーナー/4速MT
長さ 299cm 130cm 高さ 136cm 重量 640kg 排気量 0.35L

通産省の「国民車構想」に呼応して、当時既にスクーター「ラビット」の生産で実績を上げていた富士重工業(旧:中島飛行機)が軽自動車の枠の中で生産化を実現させた車両が「スバル360」です。
国民車構想にほぼ収まる内容を持ち、まだ裕福とはいえなかった日本の大衆に、初めて「マイカー」という概念を喚起させた記念すべきモデルです。
前身が中島飛行機であるだけに随所に航空機の技術が見られ、愛称「てんとう虫」の特徴的な丸いボディも航空機の胴体と同じ「卵の殻」理論に基づくものからの発展でした。
広い居住スペースと、日本初のトーションバー式サスペンションによるソフトな乗り心地など、当時の日本の自動車技術レベルを大きく前進させた車両です。

スバル360の生産期間は昭和33年〜44年です。
今回ご紹介する車両は、昭和43年式のスーパーデラックスです。

【外観】
現オーナー様が6年前に購入し、その際に現在の色に全塗装されました。(元色は水色です)
落ち着いた色合いの塗装には目立つような傷・ヘコミ・錆は見当たりません。
前後バンパーのメッキ部分には多少の曇りがあります。見学時にじっくりとご確認ください。
リアウィンドウのアクリル板は曇りもなく視界良好です。
現在はラジアルタイヤ(DUNLOP SP10 145SR10)を履いています。なお、その他にバイアスタイヤが3本あります。

【室内】
シート、内張り、フロアカーペットは車体色とマッチした色合いで張替えられており、破れなどの傷みも見当たりません。
天井生地に幾つかの破れ、ダッシュボードのラジオ付近に一部破れを確認いたしました。(画像参照)

【機関】
エンジンは以前に載せ換えを実施しており、現在もとても快調な状態で時速70kmで巡航可能、更に時速90kmは普通にいつでも出ます。なお、その先の限界速度は怖くて試していないそうです。
今となっては希少な2ストロークエンジンが元気いっぱいに回っている、見て楽しい、乗って楽しいクルマです。

以前のエンジンも保管してありますので、ご希望でしたら予備パーツとしてお付けいたします。(エンジン、ミッション、デフ、キャブ、エンジンクロスメンバー、オルタネータ、スターター、デスビ、その他)
エンジン以外の各部もキッチリと整備して仕上げており、現状で気持ちよく乗れる状況にあります。
(ブレーキパイプ、ブレーキホース、ハブベアリング、F/Rブレーキカップ、F/Rライニング、燃料タンク等)

【付属品】
オーナー様が集めたパーツがありますのでお付けいたします。
ハロゲンヘッドライト、ワイパーモーター(OH済み)、ファンシュラウド(塗装済み)、消耗品各種、サービスマニュアル、ボディーカバーなど。

【その他】
重量税について
通常ですと昭和49年以前の軽自動車には重量税が掛からないのですが、実車は車検時に重量税(8,800円)が課税されるそうです。

個人のため消費税は不要です。
リサイクル料・軽自動車税はオーナー様のほうでサービスしていただけるそうですので、車両代のみでのお引渡しとなります。

実車は宮城県多賀城市にあります。

SoldOut
画像クリックで拡大出来ます
ダッシュボードの割れ
フロント下廻り
左サイド下廻り
右サイド下廻り
リア下廻り
リア下廻り
予備パーツ(1)
予備パーツ(2)
予備パーツ(3)
【動画】外観・室内
【動画】エンジン始動


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 仙台オフィス
TEL/090-8925-7383(田村)

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