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◆レンジローバー・クラシックについて
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1970年6月17日、最初のレンジローバー(2ドアモデル)が登場します。当初の構想では高級車という位置づけではなく、1台で4役をこなす多目的車だったそうです。
しかし、貴族階級をはじめとする英国の裕福な人々には大歓迎されました。それはオンロードでもオフロードでも快適に走れるレンジローバーは、昼間は狩りや農場の視察に、夜は正装して劇場に乗りつけるというスタイルがぴったりと彼らのカーライフに一致したためです。
このようにしてレンジローバーは発売当初からプレミアムが付くほど高値で取引きされるようになり、やがて裕福な購買層のニーズに応えるため、車体の改良が各所に施されます。当初は水洗いが可能なほど質素だった車内は、年を追うごとに高級感あふれるものとなり、1981年には4ドアが登場します。そしてレンジローバーは「4輪駆動車のロールスロイス」と異名を取るまでに進化します。
1995年には2代目にバトンタッチされますが、世界中からの熱烈なファンの要望に応え、レンジローバー・クラシックは2代目と並行して生産され、1996年に生産終了となります。
1994年モデルからコストの見直し、エアバッグの装着など改良が行なわれました。車両価格は300万ほど下がったようです。やはりレンジローバー・クラシックの雰囲気が色濃く残っているのは1993年モデルまでのようです。
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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介するレンジローバーは初代のクラシックと呼ばれる車両です。
現オーナーさんは約10年前にレンジローバー専門店で購入します。
それ以来すべての整備は、その専門店で行っています。
主な使用は通勤、現在も使用しているそうです。遠出をすることもあるそうです。
売却理由は今までの生活の様式を変えるためと伺いました。
長年連れ添ったレンジローバー、大切に面倒を見てくれる方にお譲りしたいとお話されていました。
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◆ボディ
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ボンネットとルーフは塗装の剥げがあったため、約1年前に再塗装しています。
そのとき、ボンネットのレンジローバーのデカールを貼り換えています。デカールは、もう1セットありますので付けて頂けるそうです。
全体的に塗装のクリアは残っていましたのできれいな状態だと思います。
しかし、27年以上経過していますのでボディのキズなどが見られ箇所があります。
左リヤホイールハウス部に塗装の欠けがあります。また、前後右ドアの一部に塗装の浮きがありました。
サンルーフは可動しますが、あまり使用していないそうです。
純正のアルミホイールを履いています。
タイヤは昨年交換していますので山は十分あります。
タイヤサイズ:235/70R16
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◆インテリア
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全体的に、きれいなインテリアだと思います。ウッドパネルは昨年オールリペアしています。前期モデルのウッド模様は好きでなかったため、オーナーさんの好みのウッド模様にリペアしています。
樹脂パーツには多少の劣化が見られる箇所があります。
シートは本革シート、運転席シートは多少の皺や擦れがあります。そのほかのシートのコンディションはいいようです。
オーディオは社外品のデジタルメディアレシーバーと交換、リモコン付きです。また、iPodやiPhoneに繋げられるUSBジャックとケーブルがありますので欲しい方には付けて頂けるそうです。
DVDナビゲーション(リモコン付き)が装備、最近のDVDを購入し差し替えたそうです。
エアコンはガス抜けがあるそうですが、ここ2年間ぐらいはガス抜けがないそうです。
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◆機関
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エンジンの回転はスムーズでした。吹き上がりも軽い印象を受けました。
オートマチックのシフトショックは大変少なく感じました。いい感じだと思います。
◆エンジン仕様
種類:水冷V型8気筒OHV
総排気量:3947cc
最高出力:170ps(125kW)/4550rpm
最大トルク:29.8kg・m(292.2N・m)/3250rpm
◆駆動系
フルタイム4WD
4速オートマチックトランスミッション
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◆足回り
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ノーマルのコイルスプリング仕様です。
ステアリング形式:パワーアシスト付ボールナット式
サスペンション形式(前):コイルスプリング(アンチロールバー付)
サスペンション形式(後):コイルスプリング(アンチロールバー付)
ブレーキ形式(前):ベンチレーテッドディスク
ブレーキ形式(後):ディスク
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◆メンテナンス
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現状残っているメンテナンスの内容は以下のとおりです。
◆平成21年5月 一般整備(71500km)
・エンジンオイル交換
◆平成21年11月 12ヶ月点検(74750km)
・シャシグリスアップ
・シャシ各部増締め
・エンジンオイル・オイルフィルター交換
・リヤワイパーブレード交換
◆平成22年5月 一般整備(78800km)
・エンジンオイル交換
◆平成22年9月 一般整備(81400km)
・バッテリー交換
◆平成22年11月 車検(81900km)
・シャシグリスアップ
・シャシ各部増締め
・タイヤ交換
・エンジンオイル・フィルター交換
・ステアリングダンパーブッシュ交換
・トラックロッド修理(ボールジョイント交換)
・ブレーキフルード交換
・サンルーフ内張り修正
・オルタネーター交換
・オルタネーターベルト交換
◆平成23年1月 一般整備(83000km)
・ウォーターポンプ交換
・クーラント交換
・フロントワイパーブレード交換
◆平成23年5月 一般整備(85700km)
・エンジンオイル交換
・スペアキー作成
◆平成23年11月 点検(90600km)
・シャシグリスアップ
・シャシ各部増締め
・エンジンオイル・フィルター交換
・リヤブレーキパッド交換
◆平成24年1月 一般整備(91800km)
・スタビライザーリンク交換
・ステアリングギヤボックス交換
・エアコンホース交換
・R12ガス充填
◆平成24年3月 一般整備(92600km)
・左ブレーキランプバルブ交換
リヤワイパーブレード交換
◆平成24年6月 一般整備(94200km)
・エンジンオイル交換
・イグニッションキー分解整備
◆平成24年8月 一般整備(95300km)
・エンジンアイドリング調整清掃
◆平成24年9月 一般整備(95900km)
・リヤハッチハンドル交換
◆平成24年11月 車検(97200km)
・シャシグリスアップ
・シャシ各部増締め
・下回りパスタ塗装
・エンジンオイル・フィルター交換
・ブレーキフルード交換
・デフ/トランスファギヤオイル交換
・ATF交換
・エアクリーナーエレメント交換
・ファンベルト一式交換
・スパークプラグ交換
・フロントスタビブッシュ交換
◆平成25年2月 一般整備(98800km)
・ABSリレー交換
◆平成25年4月 一般整備(99800km)
・エアコンチェックバルブ交換
・R12ガス充填
・エンジンオイル交換
◆平成25年7月 一般整備(101400km)
・ディストリビューター交換
・プラグコード交換
・フロントワイパーブレード交換
◆平成25年11月 点検(104300km)
・シャシグリスアップ
・シャシ各部増締め
・エンジンオイル・フィルター交換
・ストップライトスイッチ交換
・フロントブレーキローター交換
・フロントブレーキパッド交換
◆平成26年3月 一般整備(106170km)
・フロントブレーキキャリパーピストンキット交換
◆平成26年6月 一般整備(107400km)
・エアコンコンプレッサーオーバーホール
・エンジンオイル交換
・ボンネットストッパー交換
◆平成26年7月 一般整備(108140km)
・触媒交換
◆平成26年11月 車検(110400km)
・シャシグリスアップ
・シャシ各部増締め
・下回りパスタ塗装
・エンジンオイル・フィルター交換
・ブレーキフルード交換
・リヤブレーキパッド交換
・ドラックリンクボールジョイントブーツ交換
・リヤハッチバックダンパー交換
・リヤワイパーブレード交換
・バッテリー交換
◆平成27年11月 点検(117000km)
・シャシグリスアップ
・シャシ各部増締め
・エンジンオイル・フィルター交換
◆平成27年12月 一般整備(117400km)
・ヘッドライトスイッチ交換
◆平成28年5月 一般整備(120000km)
・イグニッションキーシリンダー修理
・エンジンオイル交換
◆平成29年1月 車検(123100km)
・シャシグリスアップ
・シャシ各部増締め
・下回りパスタ塗装
・ウッドパネルリペア作業
・ボンネット&ルーフ塗装
・ボンネットデカール貼り付け
・エンジンオイル・フィルター交換
・ブレーキフルード交換
・Vベルト一式交換
・エアクリーナー交換
・フロントダンパーブッシュ交換
・インテークガスケット交換
・ロッカーカバーガスケット交換
・クーラント交換
・サーモスタット交換
◆平成29年6月 一般整備(126700km)
・エンジンオイル交換
◆平成29年8月 一般整備(127100km)
・ATF交換
・ヘッドライトバルブ交換
・ヒーターコア修理
・オーディオ交換(ケンウッドU300MS)
◆平成29年12月 点検(129300km)
・シャシグリスアップ
・シャシ各部増締め
・エンジンオイル・フィルター交換
・タイヤ交換
・スパークプラグ交換
・ABSポンプモーター交換
・リレー交換
・リヤカメラ交換
◆平成30年3月 一般整備(130300km)
・ATFホース交換
・ATF交換
オーナーさんは気になるとすぐに修理するそうです。
その内容は上記の履歴を見て頂ければお判りいただけると思います。
オイル管理もしっかりと行っています。
更新記事(2018.5.31)
アイドリングが不調だっため、点検整備とオイル交換を実施しました。アイドリング不調の原因は、カーボンが溜まっていたことによります。燃料にフーエルワン添加剤を加え、オイル交換ですっかり調子を回復しました。と同時に価格の値下げをしました。ぜひ!この機会クラシックレンジを!(走行距離は131,600km)
車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。