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ランドローバー レンジローバー バンデンプラス 1994 年式
車検 26年9月 走行 106,700km 備考 ディーラー車 複数オーナー 右ハンドル AT エアコン
長さ 4680mm 1820mm 高さ 1790mm 重量 2080kg 排気量 4270cc
取材日2014年4月13日

「砂漠のロールスロイス」の異名を取るクラシックレンジです。
オフロード走破性の追求し、屈強な4駆システムを持つ傍ら、オフロードにおいても乗員に快適さを保つ、プレステージ4駆の歴史はこのモデルから始まりました。

94年式のこちらのクラシックレンジ、約20cmホイールベースが延長され、後席での居住性が向上したバンデンプラスです。サスには車高調整可能なエアサスが装備され、クーラーからエアコンに変更されインパネも一新されているのも特徴です。

購入は2010年9月、約85000kmで当時のレンジローバーのディーラーにて購入しています。以降はオリジナルを維持する事を概念に、これまで手を入れながらのそれを保ってきました。

外観からは傷みは見えず、大変にキレイです。ツヤも申し分なし、それは平成25年8月に元色でオールペンを行ったため塗装の状態は良好です。ヘコミやキズも認めません。メッキバンパーもサビは見られず、外装は何ら問題ありません。

下回りも、目視できる範囲で目立つサビは見受けず、こちらも良好と感じます。

内装もオリジナルで変更点はありません。シートは運転席の座面に多少シワが見られますが、年式からすれば許容範囲と思います。以外は良好、電動の動作も正常です。ただし、シートメモリーは不動との事です。その他ダッシュ、天井、内張りとも問題ありません。カーペットもキレイに保たれています。ウッドパネルはシフト周りにヒビが確認できました。

機関も好調です。
もちろん、それはキチンとメンテをしてきた結果でありますので、その内容を挙げていきます。

【1999年7月 26129km】
車検整備一式
スイベルグリス交換
パワステホースバンド交換
トランスファーフルード交換
前後ディスクパッド交換

【2001年7月 44343km】
車検整備一式
マフラー交換
プラグ交換
各部グリスアップ

【2003年7月 59651km】
車検整備一式

ブレーキパッド交換  

【2005年7月 72217km】
車検整備一式
ブレーキフルード交換
マッドフラップ交換
エンジンベルト交換
フューエルタンク交換(リコール)

【2007年7月 82655km】
車検整備一式
前後ディスクパッド交換

【2010年9月  84922km】
納車整備
リアエアスプリング交換
ABSセンサー交換
バッテリー交換

【2010年11月 85530km】
ATクーラーパイプIN/OUT交換
エンジンクーラーホースN/OUT交換

【2011年1月 87020km】
ヘッドライニング張替え交換
テールゲートダンパー交換
ブリーザーホース脱着修理
ボンネットバッファー交換
エクゾーストアンプ回路取外し
クルーズコントロールECU交換(中古)
ブレーキストップスイッチ交換

【2011年9月 90000km】
イリジュウムプラグ交換
プラグケーブル交換
デスビキャップ ルーター交換
イグニッションコイル交換
ブレーキストップスイッチ交換

【2011年9月 91067km】
クーラントホース(トップ ロア ヒーター)交換
サーモスタット交換
LLC交換

【2011年10月 91355km】
ドライブベルト交換
オルタネーター交換

【2011年11月 91550km】
スターターモーター交換
ATストレーナー交換
ATF交換
AT洗浄(TRREXS)

【2012年3月 93950km】
パワステポンプ交換

【2012年9月 97209km】
車検整備一式
燃料フィルター交換
エンジンカーボンクリーン施行

【2012年10月 97710km】
パワーウインドウECUオーバーホール

【2013年2月 99608km】
センターエンドマフラー交換
ヒートシールド交換

【2013年3月 100933km】
パワステホース3本交換
パワステポンプ交換(中古)

【2013年8月】
エンジン脱着
前後ショックアブソーバー交換
エアキューブ交換
フロント左右スイベルOH
フロントハブベアリング交換
ブッシュ交換(サスペンションロッド・フロントラジアスアーム・パナードロッド・リアアッパー/ロア・リアロアマウント ラジアスアーム)
エンジンマウント交換
トランスファーマウント交換
Aアームボールジョイント交換
ステアリングダンパー交換
ヒーターホース・バルブ交換
パワステギアボックスオイル漏れ修理
リアプロペラシャフト コンパニオンフランジ洗浄
インマニガスケット交換
インマニ・ポート内洗浄
左右タペットカバーパッキン交換
ブローバイフィルター洗浄
配管類洗浄
ベルトベアリング交換
インジェクターOリング交換 洗浄
ラジエターサブタンク交換
デスビOリング交換
ATオイルクーラーパイプ交換
フューエルポンプユニット交換  
トランスファー デフ ブレーキオイル交換     などなど

【2013年10月】
エンジンオイル漏れ点検
ATコンバーターカバー脱着 洗浄
油圧スイッチ交換
エンジンオイル交換

【2013年12月】
ウォーターポンプ交換
ラジエター コンデンサーフィン洗浄
R右パワーウインドウ修理
エンジン停止時異音修理

これら明細が保管されていますので、詳細確認頂けます。その他記録簿は7枚あります。
エンジン・ミッションとも現在不具合はありません。

エアサスも正常です。車高調整も動作に問題ありません。

エアコンは問題なく効きます。

オーディオは純正で、こちらはアンプをオーバーホールしており、問題なく聞けます。

サンルーフの開閉動作も問題ありません。

事故・修復歴は現オーナーさん所有時にはありません。過去のものは定かではありませんが、これまで指摘された事はないそうです。

93年式のホイールと新品ハンドル(デッドストック)がありますので、お付け致します。

リサイクル券(10180円)と自動車税の月割りはご負担をお願い致します。

かねてよりクラシックレンジに興味を覚え、探し続ける事6年、ようやくオーナーさんのお眼鏡にかなうコンディションのレンジが見つかり、購入を決めたのものです。そこからは維持に努めていくわけですが、何より崩したくないのがオリジナルを保つ事でした。例えばエアサス、ここはウイークポイントと挙げ、コイルへと変更されるケースも少なくないようですが、オーナーさんの場合は当然それを嫌い、コストをかけても修理を行う。また、それはオーディオにおいてもしかり、純正をそのまま活かすため、こちらも幾度かの修理を経て維持されています。それらを見るにつけ、オーナーさんの些細な事でもオリジナルを維持すると言う趣向が強く感じられます。昨年の大幅なメンテを行いましたが、これもこれまでの経験上、少しずつ行うと次の箇所が必ずすぐに出てくる、その分コストもかさむため一気にやってしまい、その後良い状態でしばらく乗れるようにするように、やはりそこにも趣向が備わるものでした。好調さを体験すべく、助手席にて試乗です。乗り込むとまずその視界の良さに、即レンジらしさを感じます。広大なグラスエリアから望むキャビンからの視界は良好、それは快適さと運転のしやすさにつながるもので、オーナーさんも乗っていて、1.8メートルを超える幅も非常につかみやすいと事でした。トルクフルなV8はスルスルと走り出し、エアサスの乗り心地もまた快適要素と思わせます。エンジン・ミッションともスムース、視界、乗り心地、それら走りを見ると分かりますが、やはり長距離は楽だそうで、試乗の際にもどこか遠くに行きたくなるとうな、まさにそんな印象の深い走りでした。で、しっかりメンテがされてきたのが感じ取れるものでした。長く乗り続けるべく、これまで手を入れてきましたが、家庭の事情もあり買替える事になったため、売却の運びをなりました。とかく故障と言うキーワードを連想してしまいがちですが、しっかりと手が入ったこちらは、そのレンジらしい優雅さを味わうには適した1台と見えました。

実車は東京都多摩地区にあります。


以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD OUT
画像クリックで拡大出来ます
  運転席のシワはこの程度
シフト周りのウッドパネルのヒビ。  
  後席の足下はこの広さ、バンプラならではの優雅さが見えます。
サビて腐りやすいリアゲートも鈑金補修し、塗装を行っておりしっかりしています。  
タイヤサイズは前後とも215/80-16 エアサスは車高調整もスムースに動作します。
  エンジンを降ろして整備した作業写真もあります。
 
   


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