今回ご紹介する車両は、ルノーメガーヌIIIのクーペモデルです。
ルノーメガーヌIIIは、2008年10月のパリサロンで発表、ヨーロッパでは2008年11月から発売となります。最初にハッチバック、その後2009年1月にクーペ、同年8月にエステート、2010年2月にクーペ・カブリオレが順次発売されました。
メガーヌIIにあった4ドアセダンのスポーツサルーンは、名前がルノーフルエンスとなり、このタイミングでメガーヌから分離します。
日本では、2011年2月にクーペモデルとしてルノー・スポール、5月にはハッチバック、2012年7月にエステートが導入されます。
さて、今回のモデルはクーペモデル、でもルノー・スポールではなく、日本では販売されなかったモデルです。ルノー有明が並行車として輸入したとお聞きしました。
ボディ形状は、ルノー・スポールとよく似ていますが、前後のバンパーはハッチバックと同様のデザイン、フェンダーもフレアではありません。ルノー・スポールをすっきりさせた感じの印象を受けます。
エンジンは、ハッチバックと同じ直列4気筒2.0L DOHC16バルブ(最高出力140馬力)、トランスミッションはレスポンスに優れた最新世代6速マニュアルモード付CVTです。
足回りもハッチバックと同様です。
ルノー・スポールのスタイルが好きだけどATがないと諦めていた皆さんには、最良の一台ではないでしょうか。
現オーナーさんは、約2年前に購入します。低走行距離(15,100km)と程度の良い内外装が購入の決め手となったそうです。また魅力的なクーペのリヤビュー、オートマチックも購入のポイントでしたとお話されていました。購入時に車検を取得、特に不具合はなく、今年2回目の車検を更新しています。売却理由は、欲しい車が出てきたためです。
【ボディ】
ボディカラーは鮮やかなエンジのメタリック、クリアも残っていて、きれいなコンディションでした。
フロントバンパーが交換されているそうです。現オーナーさん以前のオーナーさんが交換されましたので理由はわかりません。輸入したときは、欧州用のバンパーだったそうですが、今は日本製のバンパーとなっています。
ヘッドライトは、HIDに変更しています。
バックカメラが装備、ナビゲーションの画面でバックを補助します。バックカメラはオーナーさんのDIY、カメラの取り付けが少し傾いてしまったそうです。
【インテリア】
ブラックを基調としてインテリア、清潔感もあり、きれいな状態でした。
ホワイトのステッチが入ったレザーシート、デジタルメーター、オートクルーズコントロール、ナビゲーション、ETCなど、装備も充実しています。
エンジンスタートは、カードキーをセンターコンソールにあるスロットに差し込み、スタートボタンを押します。
オーディオは純正のCDデッキを装備、スイッチの一部がステアリングホイール周りのコラムスイッチにあり、音量やレンジの切り変えができます。
エアコンはよく効きます。
【機関】
特に不具合はなく、エンジン始動後、アイドリングは安定していました。
■エンジン仕様
種類:直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量:1997cc
最高出力:140ps(103kW)/6000rpm
最大トルク:19.9kg・m(195N・m)/3750rpm
トランスミッションは、CVTでマニュアルシフト付きで6速まであります。
【足回り】
ノーマルの仕様です。特に不具合はありません。
■足回りの仕様
ステアリング形式:パワーアシスト付きラック&ピニオン
フロントサスペンション形式:マクファーソン(ピボット独立式)/コイル
リヤサスペンション形式:トレーリングアーム/コイル
フロントブレーキ形式:ベンチレーテッドディスク
リヤブレーキ形式:ディスク
タイヤサイズ:205/50R17
【メンテナス】
特に不具合はありませんので修理履歴はなく、車検の整備ぐらいです。
車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。