ヨーロッパにおいてもっとも販売競争が激しいのが、Cセグメントと呼ばれるカテゴリーです。そのCセグメントにルノーが投入したのがメガーヌです。
メガーヌは1995年のフランクフルトショーで一般公開されます。ルノー19の後継となるメガーヌは、フランス国内マーケットを最優先していた19とは違い、ヨーロッパ全土で通用する商品力を売りとする国際戦略モデルでした。
その戦略のとおり、メガーヌは6つのモデルが用意されます。5ドアハッチバック、2ドアクーペ、ブレーク、4ドアセダン、カブリオレ、モノスペース(セニック)の6つです。
日本では、2.0Lエンジンを搭載した5ドアハッチバックとクーペ2.0、そして2Lで150PSを発生する16バルブエンジンを搭載したスポーツモデルのクーペ16Vという3モデルが投入されました(後期になってセニック、カブリオレが追加)。
今回ご紹介するモデルはクーペ16Vです。クーペ16VはGTIクラスに属するスポーツグレードで、ゴルフGTI、プジョー306 S16、シトロエンクサラVTS、アルファロメオ145クアドリフォリオなどがライバルとなります。
エンジンはクリオ・ウイルアムズと基本的に共通のF7R型エンジンを搭載、2ドアのクーペならではの高いボデー剛性とあいまって、走りは他のGTIカテゴリー車より有利といえます。さらに特筆すべきことはハンドリングです。実際にオーナーさんも購入前の噂通りの軽快感に満足しています。
さて、現オーナーさんは約2年前にイタリア車ショップで購入。昨年、ボデーを60万程費やし同色に全塗装したそうで、ボデーは大変きれいな状態でした。このときにエンブレム類はすべて交換したそうです。ボデーカラーはサンフラワーイエロー(純正色)でルノーでは限られた車種のみ展開している色のようです。
室内空間はスタイルから受ける印象より広く感じます。後席もけっして使えないものではなくフル4シーターといっても過言ではないと感じました。シート表皮は幾何学的な模様を配し、当時話題となったそうです。ただし、運転席シートのサイドサポート部は似た生地(ベルベット)で補修されていました。
コンビネーションメーターのホワイトメーター、ステアリングホイールおよびシフトノブは本革巻きなどスポーツマインドたっぷりな仕様となっています。リヤウインドーの開閉は電動式です。助手席側は不動ですが運転席側は可動します。
オーディオは標準DIN位置にアルパイン社製のHDダッシュインナビを装備し、カセットデッキをグローブボックス内に移設、iPodをカセットデッキより接続して使用しています。
エアコン(コンプレッサー)・タイミングベルトAssyは現オーナーが納車時(4万キロ)に地元ルノーディーラーにて新品に交換しています。壊れやすい部品(エクステンションバルブ、リキッドタンク)は整備履歴より前オーナーが交換されています。前オーナー分も含め、メンテの履歴は5枚の点検記録簿が残っています。
現時点で機関的な不具合はありませんが、そろそろブレーキパッドの交換が必要と思われます。
付属品として純正アルミホイール付きスタッドレスタイヤ(1分山)が4本ありますのでお付けします。
本当はずっと所有していたかったのですが諸事情により手放されることになりましたので、ぜひ大切にしていただける方を希望しています。高額なメンテナンスや、ここに挙げた以外の整備履歴も含め、対策済なので安心して乗って頂けます。
更新記事(2008.09.09)
最近のメンテナンス履歴を以下に記します。
2008年3月 ステアリング軸受部品交換
2008年4月 リアブレーキパッド・油脂交換
2008年7月 車検(バッテリー・油脂類・プラグ交換)・ETC本体リコール交換(パナソニック製)
2008年9月現在 走行距離/76,000km
・そろそろFブレーキパッドの交換時期と思われます。
・コンプレッサー交換済なので猛暑も快適でした。
現在も通勤メインで使用していますので距離は伸びています。
ネット以外でも商談していますので、売約成立の際はご了承ください。
車は岐阜県にあります。
現在も通勤等に使用していますので距離は伸びています。
個人売買の為、消費税などかかりません。