ジェームスディーンが愛したというポルシェ550スパイダーをモチーフに製造されたベック550スパイダーのご紹介です。
8年間程所有され、今まで大切に乗られてきましたが、なかなか乗ってあげられる機会が少なくなってしまったため、大切にして下さる方を求めての掲載スタートです。
◆◆外装◆◆
濃紺のボディーに映る空と雲は、さらに空の青さを増して綺麗に映り込み、オープンエアーを満喫させてくれる期待が高まります
左フロントフェンダーにクラックと、フロントバンパーに飛び石痕と擦り傷が少々ありますが、その他には大きなダメージは見当たりません。
フロントバンパー左右に設けられたエアインテークは、ダクトを通ってそれぞれがフロントブレーキの冷却用になっています。なかなかにくいカスタムですね。ワンオフのフロントスクリーンはノーマルよりも多少低く造られています、これはより多くの風を感じながらもスクリーン機能は損なわないような為のカスタムです。
トップトノカバーも保管されています。
◆◆内装◆◆
アルミ製の極めてシンプルな車内の中で、コブラシートを加工して作成されたドライバーズシートは、ひと際目だった存在です。ホールド性も良さそうですし、デザインも良いですね。
足元右下に目を向けると、上から油圧、油温度のメーター、ヒーターコントロールが内蔵されたアルミ製のタワーが設置されています。このタワーのデザインとマッチしたカスタムがもう一つ!助手席足元にはヒーターのダクトが設置されています。ダクトのデザインや取り回しのこのセンスがまた何とも素晴らしく、カッコいいのです。
SMITHS製タコメーターも雰囲気にマッチしていて、センスが光りますが、ノーマルがお好きと言う方の為に、純製タコメーターも保管されています。
◆◆機関◆◆
走行16,500kmの頃にOHしてまだ500kmほどしか走っていないエンジンは快調のようです。ミッションも6年前にOHし、ショックアブソーバーも交換済ですので、走りは安心して頂いて良いと思います。
ワンオフのステンレスマフラーやオイルクーラーも装備されています。
そして足元のキャリパーに目を向けると、そこには930用のキャリパーが見えます。いわゆるターボキャリパーが装着されています。足回りにも充分に気を遣っているオーナーの、車への拘りが伺えますね。
◆◆取材を終えて◆◆
オープンエアーを満喫できる車は多々ありますが、車重600kgちょっとのボディに2リッターエンジンが与えられたこちらのお車は、その軽さも相まってハンドリングは軽快で、気軽にオープンを楽しめる車だと思います。
まさにスニーカー感覚で乗れる一台ですね。
ガレージ開けたらこんな車が待ち構えていてくれたら、その日一日が楽しみになってしまう。
そんなお車だと思います。
なお、リサイクル券の全額負担と、自動車税の月割り負担をお願いいたします。
保管場所 東京都
また、現在もコンディション維持で使用されているため、走行距離が若干伸びることがあります。