［ポルシェ944ターボS（50台限定モデル）］個人売買情報

1985年に登場した944ターボは、944シリーズ中最速のモデルとして、5速MTのクーペボディのみが設定されました。KKK製ターボチャージャーが装着された2.5リッターSOHCエンジンは、220PSを発生し最高速は245km/h。1988年にレギュラーの944ターボに加えて、限定モデルとして生産された944ターボSに至っては、過給圧が8barから10barに上げられ、250PSの最高出力を発生。最高速も260km/hと911カレラを上回る俊速ぶりを見せることになりました。944ターボSの仕様は、翌1989年モデルから944ターボのレギュラーモデルに導入されることになり、以降1991年まで生産されることになりました。

今回ご紹介する車両は国内限定50台モデルの944ターボSです。

ターボSの特長は以下の内容です。
・エンジンパワー：250PS
・ポルシェ928用ブレーキ（フロント・リヤ共）
・フロント車高調
・専用ボデーカラー/専用内装
・専用アルミホイール
・オーディオ8SP仕様

オーナーさんは過去に944ターボ前期型、968CSと水冷FRポルシェを乗り継いできましたが、昨年にワンオーナーの944TurboSを見つけ、購入されたそうです。

しかし、しばらく納屋で保存してある個体であったため、東京のポルシェ専門店で整備を実施、車検を新たに取得します。

その整備の内容は
・タイミングベルト交換
・バランスベルト交換
・デスビローター&キャップ交換
・ターボシャットオフバルブ交換
・Fバンプラバー、Fショックブーツ交換
・Rショックアブソーバー交換
・ストーンガード交換（F/Rフェンダー部の透明のシール）
・フロントガラス交換（ひび割れがあったため）
・フロントエンブレム交換
・F/Rタイヤ交換（交換後4,000km走行）
・シフトノブカバー交換（エンジ→ブラック）
・運転席シートのサイドサポート部の生地張替え（元のファブリックに擦れがあったため）

ボデーカラーは、ターボS専用色のローズシルバーメタリックマイカ、内装色はブラックやシルバーではなくエンジ色、高級仕様であることを感じます。

【ボデー】
全体的にきれいな状態です。屋根付き車庫保管のせいだと思います。通常、経年でストーンガードの部分が黒ずんできますが新品なので透明です。総額15万円したそうです。
フロントエンブレム新品、リヤゲートのキーシリンダーカバー新品、オーナーさんの愛情を感じます。

【インテリア】
きれいな状態です。
よくあるインパネパッドの割れなく新品のように見えます。よいコンディションを維持されています。運転席シートのサイドサポートの張り替えた部分は丁寧に処理されていました。ステアリングホイールは社外品が付いていますので純正品に戻します。純正品は少し糸のほつれはありますが革の状態は綺麗です。
リヤにトノカバーが付いているのですが、購入時には劣化していましたので外しています。

【機関】
特に不具合はないそうです。
今後、整備が必要な箇所もないそうです。

売却理由は、水冷ポルシェを何度も乗り継ぎ、良い車であるものの、基本的に同じ車の仕様違いで、買い替えた感が無く、このあたりで他の車に乗ってみたくなったそうです。
ちなみに当時の新車価格が1180万円、ポルシェ911より高かったそうです。

車のコンディションを保つため、たまにドライブをしますので走行距離は若干ですが伸びることをご承知置きください。

車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。

リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。