1989年、944シリーズの最終モデルにあたる944S2がデビューしました。排気量は、2.5リッターから3.0リッターとなり、エンジンのパワーは、211HP、28kgmへとスープアップされます。ボディ及びシャシーは、944ターボと同じものが与えられました。
1990年に944シリーズとしては、初めてのカブリオレも設定されています。また同年には944ターボよりもさらにハードに締め上げられた車高調整式の足まわりと、ターボと同じ大容量フロントブレーキが奢られたCS(クラブ・スポーツ)も登場。944S2は、944シリーズの最終モデルとして1991年まで生産されることになりました。
今回ご紹介する車両は、ポルシェ944S2モデルです。
現オーナーさんは、約2年前に購入されます。944の外観デザインの魅力は、ブリスターフェンダーとリトラクタブルヘッドライトです。現オーナーさんは、このブリスターフェンダーが好きで過去にランチアインテグラーレなども所有した時期があったそうです。
そして944の最大の特長は、エンジンとトランスミッションをフロントとリヤに振り分け、トランスミッションとディファレンシャルを一体化させた「トランスアクスル」を採用しているところです。そのため、944前後重量バランスは、50:50の理想値に近いものとなっています。
【ボディ】
塗装は、経年劣化(クリアが薄くなる、エクボ、塗装の欠けなど)が見られますが、全体的には良いコンディションを維持していると思います。
フロントチンスポイラーとサイドアンダースポイラーは、カズテック製を装着しています。リヤバンパーのスポイラーは、純正です。
前後のバンパーは、一度塗装しているそうです。ドアノブも白く塗装されていました。
サイドミラーは、ポルシェ968のミラーに変更しています。
ホイールは、964カップタイプのアルミホイールに変更しています。
リヤ左のストーンガード部に両面テープの剥がし残しがあります。フロント左フェンダーにエクボがありました。
エンジンフードダンパーは、少し抜けているそうです。
【インテリア】
年式相応です。インストルメントパネル上部は、日焼けにより変色が見られます。また、944の持病である割れと変形がデフロスター吹き出し口にありました。
左右のフロントシートは、電動式できちっと可動します。ただし、運転席シートのサイドサポートには、乗り込むときにできるキズと擦れがありました。
HDDナビゲーションとETCは、そのままお付けしますがレーダー探知機は外させて頂きます。
【エンジン】
特に問題はありません。
タイミングベルト、ウォーターポンプは、81,000kmの時に交換されています。
ラジエター、水周りのホース類は新品に交換してあります。
ヒューエルポンプも交換済みです。
今回、転勤の関係で売却されるそうです。本当は、もっと乗り続ける予定でしたが・・・大事に乗って頂ける方を募集します。
普段使用していますので走行距離が伸びることをご承知置き願います。
【2012.9.11更新】
車検が近いため、思い切って値下げされました。最終の値下げとなります。新しいオーナーさんが見つからない場合は掲載を取り下げ、乗り続けることを聞いております。
【2013.1.22更新】
車検を昨年更新しました。車両代金は、ほぼ据え置きとしましたので実質的には値下げと同じです。
車検が付いて70万円、リサイクル料金、自動車税月割り料金は込みとなります。お買い得車です。
車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。