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◆トミーカイラZZについて
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1997年、トミーカイラ ZZは、日本で誕生したピュアスポーツカーです。
ルーフ・サイドウインドウ・エアコンと言った走りに直接関係ない部分を削ぎ落とし、軽量・低重心なレーシングスピリットを実現した車です。
1999年、イギリスで生産され、日本に逆輸入する形で販売されていたZZでしたが、運輸省による保安基準の改正で車体の大幅な構造変更を余儀なくされたため、販売ができなくなりました。
多くのバックオーダーを抱えていたZZですが手に入れることができなりました。
しかし、販売中止から15年、GLM社によりZZのレーシングスピリットを継承しつつ、EVスポーツとしてトミーカイラZZはEVピュアスポーツカーとして蘇ります。
2015年10月から京都府舞鶴市(小阪金属工業株式会社)の専用ファクトリーで本格的な量産を開始し、現在も生産販売を行なっています。
トミーカイラZZの特長は動力性能、発進から3.9秒で時速100kmに到達し、その能力はガソリン車の高級スポーツカーを凌ぎます。
車体は高剛性のアルミを使用したバスタブ構造、外装はFRP、重量は1トンを切ります。
足回りは初代ZZを踏襲、路面とダイレクトに会話ができる走りは、レーシングカーそのものです。
最高速度は180km/h、1回の充電による航続距離は120kmです。
充電は家庭用充電プラグと急速充電用プラグの2個があり、急速充電は30分で約80%の充電が可能です。
日本初のEVピュアスポーツカー、限定99台、ぜひあなたの趣味の車の一台に加えてみてはどうでしょうか。
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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両は、GLM社のEVカー、トミーカイラZZとなります。
このZZはレンターカーとして登録、自動車登録番号は「わ」ナンバーでしたが現在は一時抹消となっています。
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◆ボディ
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車体の骨格はアルミ製、外装はFRP製、ボディカラーはホワイトです。
ルーフは脱着式、ルーフの内側はFRP製、表皮はキャンバス地となっています。
サイドウインドウガラスはありません。
車を後退させるときに棚に当てたため、リヤボディのFRPを補修しています。
また、その時にリヤデュフューザーも交換しています。(リヤデュフューザーは社外)
ホイールはSSR IIIの17インチアルミホイール、タイヤサイズはフロントが205/45ZR17、リヤが225/45ZR17です。
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◆インテリア
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レーシーなインテリアです。革巻きの3本スポークステアリングホイール(OMP製)、バケットシート(RECARO製)、メーターは液晶メーターです。
EVのため、シフトコントロールレバーはなく、シフトモードスイッチを操作して運転します。シフトモードには「P・R・N・D」があります。
スイッチはライトSW、ワイパーSW、ハザードSW、緊急停止用SW(EV用)、シフトモードスイッチの5個です。
センターコンソールにはパーキングブレーキレバーしかありません。
シートベルトは3点式です。
エアコンやオーディオといった快適装備はありません。
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◆機関
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取材当日は充電不足のため、動かすことはできませんでしたが、機関に不具合はないと聞いています。とにかく速いとの一言に尽きるそうです。
◆スペック
〇モーター
・最高出力: 225kW(305馬力)
・最大トルク: 415Nm(42.3kgm)
〇最高時速:180km/h
〇加速性能:3.9秒(0-100km/h)
〇航続距離:120km(急速充電CHAdeMO対応)
〇バッテリー:LiB(リチウムイオンバッテリー)
〇トランスミッション:1速固定
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◆足回り
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サスペンションは前後ともダブルウィッシュボーン式、ステアリングはラック&ピニオン式、ブレーキは4輪ともディスクブレーキです。
ショックアブソーバーは前後とも車高調整タイプが装備されています。
シャッター付ガレージに保管してあります。
車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用は別途清算させて頂きます。