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取材日2018年4月17日 |
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モーガンのフラッグシップ、プラス8です。 1936年に登場し現在まで作られている、モーガンの最も基本となる4輪車である4/4・1.6リッター。 その高性能版として1961年に登場したプラス4・2リッターに使われていたトライアンフ製エンジンの供給がストップしてしまったことを受け1968年に登場したのが、このプラス8です。 それまで直4しか使われていなかったモーガンに、ローバー用オールアルミ3.5リッターV8ユニットをGM-ビュイックより購入し搭載、これまでのモーガンにはなかった豪快なパワーを愉しめるモデルとして人気を博したプラス8は、このローバーV8ユニットが生産終了する2004年(H15)までの36年間にわたり作り続けられました。 その後、プラス8は2012年(H24)にBMW製4.8リッターV8エンジンを搭載し復活を果たしています。 今回のお車の年式は1988年(S63)で3.5リッターですから、3.5リッター・インジェクションモデルになりますね。 初年度登録は1990年(H2)になります。 ●● プロフィール ●● こちらのお車は、今まで数々の新旧スポーツカーを乗り継ぎ、現在も初代ホンダNSXやダットサンフェアレディ、ケータハム等も所有するエンスーであるオーナーさんが、2013年(H25)8月に正規ディーラーにて購入したお車になります。 その際のオドメーターは約81,000km、現在は85,000km弱を指していますので、5年で4,000kmほどしか走っていないことになります。 遠出はほとんどせず街乗りばかりとのことです。 基本的に雨天の際は乗っていません。 普段からカバー保管になります。 ●● 外装 ●● フルノーマルが保たれたエクステリアはとてもキレイで、目立つようなキズや凹みはありません。 ソリッドのライトブルーに色褪せも見当たりません。 メッキも概ね良好ですが、グリルや灯火類、フロントスクリーンの枠など一部のパーツのメッキについてはやや曇りが見られるものもあります。 ホイールは4本ともガリキズも見られず良好です。 ネイビーの幌の状態も良好で、スレや破れ、リアスクリーンの曇りも軽微です。 サイドカーテンも概ね良好です。 トノカバー(幌と同色)も付属しますが、こちらも良好なものの、やや縮み気味です。 ホワイトのビキニトップは縮みも見られず程度良好です。 その他気になる箇所としては、 ・フロントスクリーンの上に接着剤の跡らしきものが見られる(新車時から?) ・リアキャリアの革製ベルトに傷みが見られる あたりでしょうか。 ●● 内装 ●● 同じく基本的にノーマルが保たれたインテリアです。 年式相応のヤレが見られる箇所もありますが、28年の年月を経た英国製オープンスポーツとして概ね良好さが保たれています。 気になる箇所としては、 ・ウッドパネルのクラック(メーター周り、グローブボックスの扉) ・運転席サイドと、ボディサイドのエッジ部分にあるレザーのスレ ・センタートンネルに貼られたレザーのスレ ・シフトノブブーツのレザーのスレ ・シートバックのエッジ部分のレザーのスレ ・ステアリングスポークの曇り ・幌の枠の塗装剥げ あたりでしょうか。 スピードメーターは前オーナーさんの時代である2001年(H13)の車検時にマイル表示からメートル表示のものに変更されていることが記録簿でわかっています。 その交換作業は現オーナーさんが購入し今もずっとメンテナンスに出している正規ディーラーですので、このお車は前のオーナーさんの時代からずっと同じディーラーでメンテされてきた個体と思われます。 交換作業の際、オドメーターの距離も当然変更されておりますが、交換作業を担当した正規ディーラー曰く、実走推定100000kmとのことだそうです。 ダッシュボード上から生えている純正バックミラーは見えにくいとのことで外し、汎用のミラーをフロントスクリーン上方に設置しておりますが、純正バックミラーももちろんお付けします。 ダッシュボード下には目立たぬようにアルパイン製CDデッキが設置されています。 ●● 機関・足回り ●● やはりフルノーマル状態です。 メンテナンスは常に、購入した正規ディーラーにて行っています。 現在エンジン不調にて、正規ディーラーに入庫中です。 また、かつて不調になった際、ディストリビュータ内のガバナ進角装置の分解清掃によって復調したものの、次に同じ箇所が不調になったら要交換と言われているとのことです。 その際にプラグ、ディスビキャップ、ローターアーム、ハイテンションコードは交換されています。 タイヤは2017年(H29)12月に新品交換されています(ファルケンZIEX ZE914 2017年36週)。 ●● インプレッション ●● 目にも爽やかなソリッドライトブルーのボディカラーが印象的です。 この色のモーガンも珍しいのではないでしょうか。 幌とトノカバーはネイビーで、ビキニトップはホワイトと、これまた爽やかなコーディネートが愉しめるのもいいですね。 インテリアもネイビーで統一されていますから、もともとお洒落なモーガンの中でもひときわお洒落なお車に思えます。 お洒落なだけでなくやはり軽量なモーガン、しかもプラス8ですから、力強い走りも堪能できます。 助手席にて試乗させていただきましたが、世界で最も軽いV8エンジン搭載マシンと言われるだけあり、街中で静かにユルユルとした巡航を愉しむことも、そこからパワフルな加速を得ることも意のままといった印象です。 地を這うような低い車高とシートポジション、そこからの眺めは非常に長いノーズとその先のフェンダー、深くえぐられたドアエッジは肘を掛けやすく、やや固めの乗り心地に重低音の効いたローバーV8ユニットのサウンドを聴きながらのドライブはまさにモーガンプラス8ならではの世界。 そんな昔ながらの男くさい世界ですが、上品な淡い水色のボディがコテコテの男くささを中和させ、他のモーガンにはない颯爽とした印象を見る者に与えることでしょう。 ●● まとめ ●● モーガンは'30年代から基本的に変わらないまま現代までずっと作り続けられていますが、年式によって仕様は多岐にわたります。 逆に言うと、全く同じ仕様のモーガンを探す方が難しいでしょう。 このお車はカラーや内外装の仕様、装備品のバランスがとても決まっています。 探そうとしてもなかなか出会えないこの仕様のモーガンを愉しむことのできる、またとない機会と言えるのではないでしょうか。 オーナーさんは次期購入希望車との車両入れ替えのため、売却を希望されています。 お車は、東京都練馬区にあります。 個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(11,410円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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SOLD OUT | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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